こんにちは。彦です。
先週に引き続きJIMTOFのレポートです。
『株式会社CGTech』(東京都豊島区)
もうひとつは、NCデータのシミュレーションと最適化のためのツールとして有力なベリカットです。
今年9月に最新バージョンのベリカット6.2 をリリースし、より複雑な形状の検証や、実加工での一層の時間短縮が図れるようになったそうです。
とくに、干渉、削り込み、削り残し、ストロークリミット超過を短時間かつ少ない必要メモリ量でチェックできる新しい「プリチェック」モードや、プリ チェックが終わると直ちにワーク上にNCプログラムの工具軌跡を表示できる「ツールパスレビュー」、ユーザーが編集できる構文チェックルール(エラー条 件)を適用して使い勝手よくNCデータを確認できます。
また、ベリカット6.0で導入されたフライス工具ウィザードに新しい「タレット設定ウィザード」が加わり、タレットの読み込み、工具交換、工具位置 の変更が簡単にできるほか、多軸のウォータージェット切断をサポートし、ウォータージェットカッターの形状、位置、向きを記述できるようになった工具マ ネージャなどの機能強化が行われています。
JIMTOFのCGTech社のブース
・加工時間の短縮効果への注目高まる
同社代表(カントリーマネージャ)の山田聡氏によると、ベリカットは、近年の5軸化・複合化の流れもあって、ここ3年ほど、毎年2割くらいずつ売上げが伸びてきたそうです。
しかし、ベリカットの導入理由を詳しく分析すると以前とは異なる傾向が現れており、2、3年前の「干渉チェックをメインとした活用」から、「NCデータの最適化による加工時間の短縮」効果を期待して導入する例も増えています。
つまり、同じ加工機、同じ工具、同じCAMを使っても、間にベリカットをはさむことで加工時間が短縮され、
1)実質的な加工機の稼働がよくなる効果
2)短納期への対応力アップの効果
への注目度が高まっているそうです。
その時短効果は時間ベースで30%〜50%にもなるとのこと。
つまり、従来10時間かかっていた加工が、7時間ないしは5時間で完了できます。(!)
なお、干渉チェックについても進化しており、プロセス実行後は計算サーバ(=演算専用のバックエンドプロセッサ)でバッチ処理が行えます。
接近許容値やクリアランス値、取り残し量などの事前に設定した条件、ならびに加工時のクランプ類の配置やツーリング形状、リアルタイムなワーク形状 を認識してシミュレーション計算を実行、見つかった問題箇所が記録されることで、担当者はまとめて画面表示して検証でき、能率的に仕事ができるようになっ ています。
さらに、このようなニーズの流れから、カスタマイズの要望も増えつつあるそうです。
NCデータの送り速度(F値)を自動調整して、切削加工をより高速・ 高効率・高品質に最適化する『オプティパス(最適化オプション)』。更新されたF値がNCデータに適用され、加工時間の短縮や工具ダメージの減少に効果を発揮。
株式会社CGTech
〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-9-8
TEL 03-5911-4688
追伸:ナッちゃんbyたなかじゅん
“加工”と直接関係ないのです、JIMTOFメイン会場である東ホールの通路中央に、主催者企画として、マンガ“ナッちゃん”のブースがあり、さらにそのブースには ナッちゃん の作者たなかじゅんさんご自身の姿もありました。
亡き父の跡を継いだ主人公「ナッちゃん」が、小さな鉄工所を母とともに切り盛りするストーリー。
当初は たなかじゅん先生の地元関西が舞台でしたが、いまは大田区蒲田に拠点を移して「東京編」として連載が続いており、単行本も21巻まで出ています。
12月4日には、東京編の最新巻が発売されるそうです。
JIMTOFでの“ナッちゃん”ブース。写真中央がたなかじゅん先生








1 ■ペタ有り難うございます。
NCは私が大学を出てからできたものかもしれないです。私は機械はどちらかというと音痴で完全なエレキ屋なのです。
日本のものづくりには頑張って欲しいと思ってますし、今はチャンスだと思います。
宜しくお願いします。(‐^▽^‐)
晴彩 2008-12-19 18:31:27 >>このコメントに返信
2 ■>晴彩さん
コメントありがとうございます!
こちらこそよろしくお願いします。^^
そうですね、とくに日本の製造業を支えている中小企業には頑張って欲しいと思います。
yamag 2008-12-24 01:17:17 >>このコメントに返信