2009年1月アーカイブ

今週は、長野県にある『有限会社松澤製作所』さんを紹介します。


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<このような景色の素晴らしいところにあります>


創業は、昭和58年7月。
精密部品を中心に各種部品加工を業務とされています。
主に作製している部品は、半導体やIT機器等。
切削素材は、アルミをはじめ、SUSやステンという難作材まで対応可能だそうです。


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保有設備です。
NC旋盤 森精機 5台
NC旋盤 中村留 5台
NC旋盤 シチズン 2台
マシニング 森精機 7台
測定機 ミツトヨ 1台
※詳細はHPを参照ください


この設備数を見ても分かるとおり、これだけ台数があると、一品物の試作から小ロット〜量産まで、大概のものは対応できてしまいます。


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昨年3月に工場を増築、マシニングも増設しました。
工場内はきれいで、工具類もしっかり管理されていました。
精度の高い物を削る場合、工具の消耗も管理しなければなりません。
一度使用した工具は、荒取りや中仕上用などに回し、仕上げ工程は常に新品工具を使い、、精度の保たれた状態で加工します。
高精度部品は、この様に切削条件(回転数/送り)・温度・使用工具などの条件が、すべて整っていないと作ることができません。

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森精機のVS1000は、テーブルサイズ2000×1000。
松澤製作所さんの設備の中で一番大きなマシニングです。
小物部品を並べて同時多数個加工や中物の切削部品加工に威力を発揮しています。
切削部品の大きさが変わると、切削ノウハウも変わります。
荒取りの使用工具径が大きくなるので、ワークや工具への負荷が増え、振動が増し、消耗が激しくなります。
精密切削とは全く別物の世界です。
大・中・小・細密、それぞれの切削ノウハウを持っている松澤製作所さんは、もはや切削加工で恐れるものなど何もない、と言ったところでしょう。


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松澤製作所さんの切削技術の向上心は留まることを知りません。
常に工期の短縮や最適な加工条件を見出す努力をしています。
HPにあるsus削り出し5重の塔は、松澤製作所さんの顔とも言うべき切削作品です。
細密加工をはじめ中物加工あらゆるノウハウを結集して作られました。
画像だけでは伝わりづらいですが、手にとって見るとその切削技術の高さに驚かされます。


 

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松澤製作所さん今後の目標は、
現状に満足せず、更に技術を磨き、工期の短縮を目指し、
他社には負けない技術でお客様の満足度を上げて行きたい。
ということです。
これからの松澤製作所さんの技術発展を願っております。


今回、紹介致しました松澤製作所さんの技術にご興味のある方は、
直接、お問い合わせ頂くか、
もしくは僕の方へご連絡頂ければ、ご紹介を致します。
どうぞお気軽にご連絡ください。


有限会社 松澤製作所
代表取締役 松澤哲俔
〒399-8601 長野県北安曇郡池田町池田2670-5
TEL:0261-62-4514 FAX:0261-62-9673
http://www.matsuzawa-ss.co.jp


最後に、
松澤製作所さん、お忙しい中、貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございました。
いろいろなお話を聞かせて頂き、大変勉強になりました。
またお伺いさせて頂きますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
一緒に元気な日本を作っていきましょー!

こんにちは、彦です。


前半では、創業から世界最小「十万分の1g」、「百万分の1g」の歯車と、その金型を加工するマシニングセンタを中心に紹介しました。

後半の今回は、同社の品質管理体制と、2004年にスタートしたナノ加工への挑戦を紹介します。


 

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株式会社樹研工業

〒441-8003 愛知県豊橋市小向町字北小向140-1

TEL 0532-31-2061

URL  http://www.juken.com/


・トライルームには世界中のエンプラ材料を在庫。独自の"ジュケンシステム"で品質保証。

同社では、成形部品の高品質を裏付ける品質保証のしくみとして、すべての生産品に関する情報を継続的・一元的に永久保管する独自の品質保証のしくみ"ジュケンシステム"を運用しています。

極小歯車づくりの基幹となる金型だけでなく、メーカとしての責任の明確化と品質保証の観点からそれらの金型特性に最適な専用の射出成形機まで社内で一貫生産。

これらの自社製の金型と成形機を使うことを前提に、すべての作業を標準化した「業務推進マニュアル」の手順に従って新しい金型のトライアウトを行なっています。

海外の樹脂材料も常時在庫しており、海外向けの金型では必ず現地の材料を使ってトライを行うそうです。

5tと10tの成形機を10台、25tの成形機を2台設備した成形工場のトライルームで実施されるトライアウトでは、量産に先立つ金型のエイジング(慣らし)とあわせて、数千〜数万ショットの成形を実施、成形品の各部寸法は精密測定室で計測し、金型の合否、量産適否の判定、否があれば修正個所の特定などを行います。

トライルームと精密測定室での一連の作業での結果やトライアウトでの製品サンプルは、部品や金型の仕様書とともに「トライファイル」に記録、量産時に求められる樹脂の流動性やその測定方法など、成形条件の決定とメンテナンスに関するマニュアルも作成します。

トライ結果にOKがでると、125台の成形機(5t、10t)を設備する成形工場にて量産テストを実施。

量産検査室で測定した代表特性値などを「部品管理ファイル」に記録して、トライファイルとともに一元管理。

海外へ出荷する金型については、部品管理ファイル中の海外向けの部分をコピーして「海外部品管理ファイル」にも保管します。

なお、これらのファイルは紙(プリントアウト)でも保存。

金型の自社製造を始めてから34年にあたる2008年においては過去34年分の記録が残っており、すべての金型とその成形品について追跡調査ができるそうです。


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<成形工場に並ぶJMW製の射出成形機>

・金型と成形機も自社生産、モールドベースにはスウェーデン製の高級鋼材を使用

極小歯車をはじめとする同社ならではの微細部品の製造には、高精度な金型に対して最適化した射出成形機が必要です。

このため、同社は金型と射出成形機の設計・製造も自前で手がけています。

たとえば、金型製作は有限会社ジュケンファインツール(JFT)が担当。

小さくとも高精度な噛み合いを実現する歯車の寸法を200万回以上のショット数でも保証するなど、自ら設定した厳しい自社規格「JFT規格」を満足させるために耐久性に優れたスウェーデン製の高級工具鋼を用いたモ−ルドベ−スを使用し、樹脂の流動バランスの関係から少数個(1〜2個)取りとして設計しています。

結果的に、金型の重さは7〜12kg(!)。

海外生産などでの迅速な立ち上げやメンテナンスの際にも、手荷物として持ち運びできる重さです。

また、精密部品に最適な小型成形機を製造するのは株式会社ジュケンマシンワークス(JMW)です。

JMWが設計・製造する射出成形機は、工場運営の低コスト化に有効な省スペース・省エネ・低騒音のコンパクトボディで、油圧・温調などの金型管理、安全性の追求、成形条件のデータ転送とデジタル設定、120型分の記憶機能など、多品種・小ロット成形の製造工場に嬉しい機能満載。

自動ネジ抜き専用機、完全自動インサ−ト専用機、超小型部品(千分の1g級)専用機、除湿乾燥機、製品取り出し機などもラインアップし、キャビ別管理、生産ロット管理、コンピュータによる遠隔管理装置、24時間無人稼動フル生産など、顧客ニーズに合わせた最適な設計・製造を行っています。

なお、これらの金型や射出成形機は外販もおこなっており、売上は年間10億円超、射出成形機の累計出荷台数は千数百台あり、世界各国ですでに1,000台以上が稼働しているそうです。


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<小型成形機の例(電動小型成形機 「JMW-018S-10t」)>


・ナノの世界へ新工場を竣工

グローバル化に伴ってメーカの海外進出が加速した2000年以降、樹研工業を支えていたカメラや腕時計向けの売上げは減りつつあったといいます。

そこで、新たな経営計画を策定し、2004年には非球面レンズなどの光学分野の金型製作をターゲットとした新工場を竣工、超精密曲面加工機「AHN05 Nano Processor」(豊田工機製)やワイヤカット放電加工機「UPH-2」(牧野フライス製)を導入し、微細加工技術をベースにした新たなレベルの超精密加工の探求を始めたそうです。

その重点分野としては技術格差が明確に現れる険しい道をあえて選択。

具体的には、1)超精密加工によるマイクロ部品と金型、2)焼き入れ研磨による超精密金型、3)超精密研磨技術による光学用金型、4)超短時間(超高能率)製作による超低コスト金型、の4つを選びました。


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<ナノ加工の切削サンプル>

トーリックレンズ、マイクロ流路、サーキュラグレーティング、シリンドリカルグレーティングなど。


 

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<AHN05ナノプロセッサによるマイクロレンズ用キャビティなどのテスト加工ピースと、その表面精度の測定結果>



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<ナノプロセッサ用工具の例>

加工形状に応じて刃先形状が作り込まれた特注品。(材質:単結晶ダイヤモンド、日本アライドマテリアル社製)


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<AHN05ナノプロセッサによるマイクロレンズ用キャビティのテスト加工ピースなど>

中央は10円玉、その左側はテスト加工ピースの表面の拡大写真。

ひとつの円=レンズの直径は 0.125 mm



・月に1度、土曜日の勉強会

社員教育のひとつとして、同社では月に1度、土曜日1日を使って「勉強会」を行っています。

社員が交代で幹事をつとめ、有志の社員が「ひとり2コマ(2時限)まで」という具合にして講師を務めるスタイルで、任意参加ながらも学びの面白さが認知されて毎回社員全員が出席しています。

勉強会のテーマは、加工技術やコンピュータ技術をはじめ、経営に関わりのある政治・経済、国際情勢、環境などバラエティ豊富。

社長が話すコマがなくなるほど内容盛りだくさんになることも多々あるそうです。

なお、勉強会にあたっては事前に資料が用意されます。

また、昼食時には"豪華"お弁当が会社負担にて提供されるそうです。


・インタビュー

株式会社樹研工業 代表取締役 松浦元男氏

当社は「極限を狙い、限界を進む」を理念としており、技術力の追求を重視しています。
「まずは誰にもできないことをやってみよう」という既存技術の限界への挑戦を通して、いろいろな面でひとりひとりの従業員が豊かになり、会社も豊かになることが理想です。

たとえば、当社は今日でこそ1/100万gの歯車を作れるわけですが、その技術も最初からあったわけではなく、創業以来、チャレンジ精神を絶やさずに、努力を重ねて少しずつ培ってきたものです。

今年はこれにチャレンジする、3年後にはあれに挑戦するなど、現在の課題と近い将来の目標を明確に掲げ、前向きな姿勢を持ち続けることで事業を進めてきました。

経営者としては、"人の可能性"を信じる力と、それを引き出す環境や仕事のしくみづくりが重要だと思います。

また、土曜日の勉強会については、戦後の日本を振り返ればわかるように、何もない所から創意工夫により素晴らしいプロダクツを創り出す、日本の製造業の原点を見直す場にもなっていると思います。

それと、社員の成長に大きく影響するのが経営者自身の姿勢、"生き方"です。

自己の利益と保身に執着するような経営者や役人のニュースがしばしばありますが、言っていることが立派でもやっていることが矛盾するようではいけません。

「親の背を見て育つ」とはよくいったもので、究極的には社長が襟を正して、人としての道や徳というものを語らずして示すことがもっとも大切だと思います。

今年最初の記事は、年始特番としてライター彦さんによる企業紹介をお送りいたします。


こんにちは、彦です。

今年もよろしくお願い致します。


今回と次回は、微細部品で有名な『(株)樹研工業』を紹介します。

テレビや雑誌など、メディアにもしばしば取り上げられるので社名をご存知の方も多いと思います。

今回は前半として同社の"看板商品"のひとつである精密歯車を、次回は後半として、品質保証体制と新たに取り組んでいるナノ加工、社員教育について紹介いたします。


 

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株式会社樹研工業

〒441-8003 愛知県豊橋市小向町字北小向140-1

TEL 0532-31-2061

URL http://www.juken.com/


・百万分の1gへの挑戦

1965年の創業以来,極小サイズの精密プラスチック部品の専門メーカとして "小さな部品を正確に作る"ことにトコトンこだわってきた豊橋市の樹研工業。従業員は70人。

グループの総売上げは約30億円の同社は、"競合会社との価格勝負になる製品からは手早く撤退"、"自社の強みを発揮できる製品に特化"する方針にもとづいて、売上げが減っても利益を確保する経営を貫いています。

創業当初こそ「大きいことはいいことだ」という時代背景の中で伸び悩むものの、重さ1gの精密歯車を完成した1973年、折からのオイルショックで世の中の価値観が「軽薄短小」、「省エネ・省資源」へと一変したことを機に注目企業へと躍進、10分の1g、百分の1g、千分の1gの極小歯車の量産・実用化に相次いで成功するとともに、1985年の台湾での現地法人開設を皮切りにシンガポール、マレーシア、タイ、韓国、中国、イギリス、ドイツと、継続して海外拠点を設立してきました。


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<外形0.5mmの極小ウォームギヤ>


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<シンガポール、タイ、マレーシア、台湾、中国、韓国など各国の関連企業で生産される精密プラスチック部品>


・"世界最小"の話題性で国内外の販路を開拓。絶大だった宣伝効果

同社の精密部品は、カメラ、ビデオ、ラジカセ、ヘッドホンステレオ、コンピュータ、OA機器、自動車部品、医療機器など国内外の多くの製品メーカに広く採用され、あらゆる製品の小型・軽量・薄型化を支えています。

しかし、実際に工業製品で使われている歯車は、最も小さなものでも千分の2〜3g。

同社は1999年に『世界一の小さな歯車』としてギネスブックに登録される歯数9枚、直径0.25mmの十万分の1gの歯車と、この歯車を太陽歯車とする直径1.24mmの遊星歯車回転機構を完成、さらに2002年には自らの世界記録を更新する「粉のように微細」なことから"パウダーギア"とも呼ばれる百万分の1g(直径0.15?、厚さ0.08mm、歯数5枚、ポリアセタール樹脂製、インボリュート歯形)の射出成形に成功していますが、いくら世界最小を銘打っても、ここまで小さいと現実的な用途がありません。

しかし、"世界最小"の冠があるこれらの歯車は、国内外のメーカやマスコミから注目の的、同社の社名とその技術力、極限に挑む会社の姿勢、創意工夫とチャレンジ精神を広く知らしめ、世界中からの引き合いを呼び込んだそうです。

電装機器の電子化・複合化が進んだことから、2000年ごろには全体の10%程度だった自動車関連の売上が急伸、近年は国内のほか、欧州の自動車部品メーカへの輸出も増え、売上比率の50%を超すまでに成長しているそうです。


 

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<パウダーギア>粉粒にさえ見えるためパウダーギアとも呼ばれる同社の極小歯車と米粒との比較。「限界に挑戦して常に新しいことを追い求める」という同社の象徴である1/100万g(歯数5枚)、1/10万g(歯数9枚)、1/1万g(歯数 20枚)の各歯車。いずれも歯の部分は肉眼では見えず、顕微鏡で覗いて初めて歯車であることがわかる微細さ。


・高速加工で手加工をゼロ化

このように超精密の樹脂部品で強みを発揮する樹研工業、どのような加工機を使っているのでしょうか。

かつての同社の工数配分は、機械加工30%:手加工70%というくらい職人への依存度が高かったそうです。

当時、金型工場で働く人の年間賃金は、「中国:10万円、日本:400万円」。

このような賃金格差を考えると40倍以上のスピードで金型を生産できなければ競争に勝てなくなる危機感がありました。

そこで、マシニングセンタやNCワイヤ放電加工機などのフル活用で手加工のゼロ化に取り掛かりました。

1990年ごろの工作機械見本市に松浦機械製作所が出展した精密高速加工機に接したことをきっかけに金型の高速直彫り加工を模索し、1993年に現在も主力機のひとつとして活躍する1機目の高速加工機「MC-510V」(松浦機械製、主軸30,000rpm仕様)を導入。

「コストはスピード、スピードはコスト」を合言葉に、400時間かかっていた金型の製作時間を成形品の精度や品質を保ったまま1日で完成させる時間短縮に取り組みました。

さらにFX-1(同,主軸30,000rpm仕様)も追加。

これらの高速マシニングセンタを用いて直彫り加工を行ないます。

部品のサイズに合わせた微小サイズの金型でありながらかつては400時間かかっていた金型加工の所要時間が、それ以来30〜60分に短縮したそうです。

なお、NC加工機と最適に連携できるCAD/CAMソフトウェアの選定と導入・サポートには松浦機械製作所との協力関係を重視したそうです。


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<加工風景>「MC-510V」(松浦機械製,主軸30,000rpm仕様)


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<自社製のモールドベース>


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<自社製成形機の部品、および金型部品>


・社内のPCはMacを使用

一方、80年代後半からポケットコンピュータなどを活用して"誰でも・いつでもコンピュータを使える環境"の整備を推し進めてきた同社は、90年代の前半、操作性に優れ、社内ネットワークの構築も容易だったMac(米国アップルコンピュータ社製のPC)を40台購入。

社内の各部門に設置(当時の社員数は約35名)して図面作成のCAD化と部品手配など事務作業の効率化を図りつつ、CADと連携する2D・2.5DのCAMソも導入し(自由曲面の加工はないため3D化の必要性はなし)CAD/CAM活用+高速NC加工を実現させました。

なお、同社では、これらのような新しいプロジェクトに取り組む際、その分野に詳しくない、いわゆる「素人」を抜擢してまかせており、彼らの"詳しくない"がゆえの自在な発想と素直さ、行動力に託すことで、大きな成果を得てきたといいます。

現在も同社では、事務用とCAD製図用に、計130台のMacが活躍しています。(ただし、CAMについてはMacで稼動するソフトウェアがないため、やむなく20台のWindows機を使用)

また、加工機についても主軸回転数65,000rpm仕様のマシニングセンタを追加導入し、一層の高速・高精度加工を実現しています。


 

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ソリッドモデルを活用したCAM作業。 CAD環境の構築はMacでも動作する「Vellum-CAD」の導入からスタートしたものの、3Dデータに対応するCAMにはMacで動作する適当なソフトウェアがないためWindows-PCを使用。

2009年も頑張ります

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あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い致します。


さて、2009年が明けました。
今年は、昨年にも増してより一層の経済不況と言われています。
大手製造業企業は、急激な販売減と円高による為替差損で赤字。
工場は、生産調整、週休3日、非正規社員の解雇。
暗いニュースしかありません。


上流に仕事量が少ないと、われわれ中小零細企業の仕事量も当然少なくなります。
少ない仕事量に多くの中小零細企業が群がり、赤字覚悟で仕事を取っていく企業も少なくないので、ただでさえ安い仕事が更に安くなってしまいます。
仕事ゼロなら赤字でも取らざるを得ない。。。仕方のないことでしょう。
でも、このままこの状態が続けば、赤字覚悟で仕事をしてきた企業もそうでない企業も存続が危うくなります。
何か打開策が無いものか。。。


われわれ製造業は、この日本の高い技術力を守っていくために何をしていかなければならないか。
もっと大きく言うと、この日本国を守るために何をしていかなければならないか。
一企業の視点ではなく、一日本国民として考えていく時期ではないかと思うのであります。


そんなことを考えながら、今年も自分の出来ることから少しずつ、製造業を盛り上げていきたいと思います。

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