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『有限会社RD』 【彦】

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彦です。

はやいものでもう2月。

みなさま2009年の立ち上がりはいかがでしょうか。

近年を振り返ると、加工単価の下落、諸々の材料費の値上がり、さらに、世界同時不況に伴う仕事の減少など、まさにトリプルパンチな状況。

とりわけ、金型加工などと比べてもともと単価の安い部品加工では、独自の工夫で利益を搾り出す必要があります。

加工機とCAD/CAMに着目しつつ、神奈川県大和市で2006年に創業して部品加工を営む『有限会社RD(アールディー)』を訪問しました。


 

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有限会社RDは、今年で4年目を迎える部品加工メーカー、フルタイムの従業員3名とアルバイト2名が働いています。

工場のある神奈川県大和市は、横浜・厚木平塚・藤沢・相模原のちょうど中央に位置し、自動車や航空機、重機関連の工場も多く、部品商社の活動も活発、工場の賃料も比較的手頃で、近くには東名高速の横浜町田インターはじめ、複数の幹線道路が集まっています。


・ロボドリルから出発、2年目の始めにオークマ「468V」を導入。

創業者で社長の金田誠さんは今年で38歳。

2006年5月、以前勤めていた会社の経営者が創業社長から二代目社長に代わるタイミングで退職、自ら貸工場を探し、ロボドリル「α-T21iFL」(FANUC製)を1台リースし、CAMにはゴードーソリューションの「ナスカ2.5D」を購入して起業しました。

好決算で迎えた2年目には、重切削を想定してBT50の主軸を装備した縦型MC「MILLAC 468V」(オークマ製)を増設。

このとき、1年目は頼み込んでも門前払いで相手にさえしてくれなかった商社が、今度は頼んでないのに相手のほうから何社もやって来たり、CAMを紹介したいといって2百万円以上もするCAMを見せに来た商社もあったといいます。

好条件を並べるリース会社もあったものの、結果的には創業時にロボドリルのリースを世話になった会社へ依頼。

『結果的に、もっともいいカタチで第2ステージに進めた』と金田社長は振り返ります。


 

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<写真のほか、汎用のフライス盤、各種ボール盤が並ぶ。

写真右に見えるのが会社名の由来でもあるロボドリル「α-T21iFL」。

X軸のトラベルが大きなロングストロークタイプ。

加工範囲はX700×Y400×Z330mm。>


・帳簿に現れないロスを警戒。将来は6〜7人規模で7〜8台のMCフル稼働が目標。
今年5月で4年目を迎える(有)RDでは、次の目標として「自社所有の工場」、「設備の増設」、「若い人の採用と育成」の3点を目標に掲げています。

新しい本拠地となる工場は、移転した後に毎年1台ずつのペースでロボドリルまたはマシニングセンタを増設しつつ、それにあわせて人員も増やす目標を念頭に昨年から探し始めました。

しかし、当初は“2010年には従業員5人で5〜6台の加工機を動かす”という計画だったものの、2008年の年末以降は受注が減って今はいったん“保留”。

この足踏みで全体の計画が多少の先延ばしになるものの、『とくに人を育てることには力をいれたい。

規模の拡大より優先して加工研究所のような工場にしていきたい』と金田社長。

背景には、経営においてもっとも気をつけている「帳簿の数字に現れないムダ」との関係があります。

『たとえば、失敗作をつくって材料と工具と加工機のチャージがムダになった、これは帳簿に現れるムダ。

しかし、材料を買わない、機械をだらだら動かすようなムダは帳簿に出てこない。

いかに機械を使いこなすか常に考える工場を目指したい』ということ。


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<「試作品も多いため製作物は見せられません」。

小さな工場ながら監視カメラも備えている。

右が創業者で代表取締役の金田誠さん。>


また、会社全体については、『大きな組織になると立派さや安定感はあるけれど、気持ちが緩みがちになったり、一度傾くと立て直しがきかない。

小さな会社の良さを活かして、ウマの合う7〜8人くらいの規模で小回りのきく経営を追究したい』(金田社長)。

なお、NCデータの作成には創業時に導入したナスカ2.5Dを活用。

当時、1台目のCAMとしては、「ナスカ・ミル2D」(\189,000)と、同ソフトの機能を含んで断面の定義もできる「ナスカ・ミル 2.5D」(\220,500)という2つの選択肢があった中で、現実的な使い勝手を考えて2.5Dに対応した「ナスカ・ミル2.5D」を選択、PCとロ ボドリルの間はRS232Cケーブルで接続し、NCデータ供給には「ナスカ・通信」を活用しています。

通信ソフトにはフリーウェアもいくつかあるものの、「こちらのほうが使い勝手がよいと感じた」ことと、今後はロボドリルの増設も考えているため、最大15台まで分配できる同ソフトはいずれ必要になると考えての判断。

一方、同社のオークマ468VのNC装置はWindowsベースのいわゆる「パソコンNC」であるため、パソコン量販店で購入したLANケーブル+FTPのフリーウェアを使用してDNC環境を構築。

商社に頼めば出張料だけでもかなりの出費になるところを、自分で設定することで出費を抑えました。


 

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<PCの不具合に備えて、2台のPCはどちらでも同様な

機能が使えるようにセットアップ。

いざとなればライセンスキーの差し替えだけで

同じようにNCデータを出力できる。

近年はシリアルポートのないPCも多いが、

PCやネットワーク環境に長けた知人から自作PCを廉価に調達。

自作PC以外にも中古を探すなどの方法もある。

通信のためだけならば演算速度などで劣る旧型CPUのPCでも問題ない。 >


なお、曲面加工のNCデータ作成は、仕事のボリュームのわりに3D-CAMが高価なため懇意な仕事仲間に依頼しているそうです。

「これからの経営には、いまの高校生や専門学校生が学校で習う程度のITの知識とか、WindowsやExcelの使いこなしのスキルは必要」という金田社長、勉強を兼ねていろいろ試しつつ、逆風の環境の中でも出費も抑えて利益アップを図っています。


有限会社RD

神奈川県大和市代官代官1-14-18

電話 : 046-210-8905

事業内容 :各種部品加工


今回、紹介致しました(有)RDさんの技術にご興味のある方は、
直接、お問い合わせ頂くか、
もしくは seizo-ouen@gs-field.net へご連絡ください。


どうぞお気軽にご連絡ください。

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