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2009年7月アーカイブ

 こんにちは、彦であります。

 リニューアルした「すごいぞ!」ブログへの投稿初め、今回は アルミ合金・マグネシウム合金の型締力1,000 トン以上の大サイズのダイカスト金型、チクソモールド金型を設計・製造する 株式会社河村製作所 をご紹介いたします。

 

 1940年(昭和15年)に電装部品のメーカとして創業し、1954年(昭和29年)に樹脂成形金型を、その6 年後からダイカスト金型の製作を開始し、近年は 「高精度ダイカスト金型」、「独自技術による冷間鍛造部品」、「各種油圧プレス装置の設計・製造」を経営の三本柱としています。

 

 金型製造部では、フロッピーディスクに始まってハードディスクへと続く各種ドライブ装置やカメラボディなどの精密部品用から、自動車用の電装部品やオートバイ用のクランクケースやトランスミッションケースなどの型締力800トン~1200トン級にいたるまで、大小さまざまなダイカスト金型を製作しています。

 

 また、1998年からは、アルミ合金用に加えて、ノートパソコンやカメラボディ向けのマグネシウム合金用の金型も手がけており、同社が製造する金型の1 割以上がマグネシウム合金用となっているそうです。

 

河村製作所03 

株式会社河村製作所

〒319-1221 茨城県日立市大みか町2-2-12

TEL : 0294-52-1991(代表)

FAX : 0294-53-4824

URL : http://www.kawamura-ss.com/

設立: 1940 年(昭和15 年)10 月

事業内容:自動車電装部品の製造・ダイカスト

金型・冷間鍛造金型の設計製造、冷間鍛造機械・

油圧プレス機械の設計製造

従業員:105 名

 

一般に,ダイカスト成形は,樹脂の射出成形と比べて型締力,湯温,射出速度などが高く,熱と衝撃の両面で金型が受けるストレスが格段に大きい特徴があります。

 

 湯(=溶かした金属)の温度が低く射出条件が緩やかな亜鉛ダイカストであれば50万ショット程度の金型寿命も可能ですが,アルミダイカストでは通常7~8万ショット,形状や肉厚などの条件が整って射出速度を緩くできる場合でも20万ショットが限界だそうです。

 

 なお,金型設計においては,成形品への寸法精度の要求は樹脂成形品よりも緩い傾向にある一方、射出速度が速いため金型内の空気の"逃がし"や,金型表面に生じる微細なひび割れ(ヒートクラック)への配慮も重要です。


河村製作所04 

【写真1】1000トン級のアルミダイカスト製品の例

 

直彫りと放電加工を最適に使い分け、工具の突き出しを1mm 単位で最適化

 

 過酷な射出成形に耐えるため、ダイカスト金型の材質は、アルミ合金用・マグネシウム合金用ともSKD61 を用いることが多く、焼入れ処理の後ではHRC50 程度、金型仕様によってはHRC55~56の硬さに高めることもあります。

 

 このような材質を短時間で加工するために同社では直彫り加工だけでなく放電加工も適宜採り入れて最適な設備稼働を追究しています。

 

 また、切削加工においては、工具は、荒取りには丸駒チップ、仕上げにはソリッドミルを選択しています。

 

 焼きばめ式のテーパホルダなども積極的に取り入れて微小形状の直彫りにも取り組んできました。

たとえば、工具径と突き出し長さの関係にこだわり、CAMシステムが用意しているシミュレーションや干渉チェックの機能をフル活用して、その金型の加工に最低限必要な突き出し長さを1mm単位で検討したうえで、テーパホルダの干渉チェックを行いながらツールパスを演算します。

 また、仕上げ切削用のツールパスは、牧野フライス製作所が提唱する"fpコンセプト"の考え方をベースに、切削と手仕上げの合計時間が最短になるように自社の加工に合わせて送り速さとピッチを設定しているそうです。

 

 このような『躾』(=習慣)は2002年ごろにはすでに徹底され、納期の管理に大いに役立ったそうです。

 さらに、直彫り・電極レス化に取り組み始めた1995年ごろを基準にすると、そこからの10年間で使用する電極の数は、高速加工による直彫りによって約3 割減少、そのあと登場したテーパホルダを取り入れることでさらに約3割削減し、もっとも多く電極を使っていたころに比べると電極数は半分以下にまで減ったそうです。

 硬い材質への文字の彫刻などもφ0.4〜φ1のエンドミルを使って切削加工で対応しています。

 

ソリッドミルは再研磨・再コート、磨き工程ではショットブラストも活用

 

 焼き入れ処理後に行う仕上げ加工は,硬さの点からチップ工具では対応できないため、ソリッドミルを使用しなくてはなりません。

 

 同社では,新規に購入したエンドミルの工具径をすべて実測して記録しています。この統計から、実測結果が規格値にもっとも近く、かつバラツキの少ない日進工具製のエンドミルを好んで使用しているそうです。

 

 また、再研磨したエンドミルも積極的に使用しています。数年前から(株)ジーテックが行っている宅配便を使った再研磨・再コートのサービスを利用しており、それ以前は1 カ月に90万円程度かかっていた工具代を60万円程度に抑えることができたそうです。


河村製作所05 

【写真2】再研磨・再コートしたソリッドエンドミル

 

 直彫り化を推進する一方、硬さや形状の問題から、放電加工を選択する場面も多くあります。

 同社では、電極加工機として3 台のSNC64(牧野フライス製)と、EDNC64(同)など5 台のNC 放電加工機が稼働しています。

なお、各加工機のNC装置には、汎用の加工に使用できるNCカスタムマクロが登録してあり、穴あけやポケット加工の際にはプログラムを呼び出して必要な寸法をパラメータに入力することで、手早く切削をスタートできます。

 

 これらのマクロ群は「マクロプログラム取扱説明書」としてクリアファイルにもまとめ、各加工担当者に配布し、加工の標準化と短時間化、ポカミスの予防に役立てています。


河村製作所07 

【写真3】加工担当者用の「マクロプログラム取扱説明書」

 

 河村製作所06

【写真4】 加工後の金型部品。

 

加工後の磨き工程では,ガラスビーズによるショットブラストを活用。

 

 ガラスビーズによるショットブラストを活用すると、金型表面をピカピカに磨きすぎるとかえって離型性が悪くなる傾向を改善する効果があります。 ショットブラストを前提に手仕上げで磨きすぎないことで,仕上げの担当者が4人から3人に減らせる効果もあったそうです。

 

 後半では、同社のIT活用など仕事の工夫についてさらにご紹介したいと思います。

 

こんにちは、彦であります。

本来ですと(株)河村製作所の後半をお届けするべきところですが、月末でもある今回は、ochiさんによる書評のvol.2をお届けいたします。

 

 ところで、早いもので7月も最終週。 先週は真夏の始まり「海の日」があってカレンダー上は三連休、この週末は子どもたちは夏休み最初の週末&大人は給料日後の最初の週末だったためか、首都圏あたりでは高速道路が連日すごい渋滞でした。

 一方、「祝祭日は稼働」、「月末の土曜は稼働」、「月曜が休日の場合は土曜が稼働」など、仕事をしているみなさんも多いことと思います。

 自営業の私もカレンダーと関係がなく働いているのですが、《 それでは家族が不憫か 》 と思い、夕刻仕事を終えてから今年で50周年の東京タワーに出かけてみました。

 ご存知の方も多いと思いますが、東京タワーを設計したのは、建築設計の構造学が専門の学者・内藤多仲と、難易度の高い建築を得意分野とする日建設計株式会社。塔はフランス・パリのエッフェル塔の312m(現在は324m)より21m高く、当時の自立式鉄塔としては文字通り“世界最高”でした。

 日建設計株式会社の当時の社長・前田久吉は『建設するからには世界一高い塔でなければ意味がない。科学技術が進展した今なら必ずできる』と高さの意義を強く主張したそうです。(このような熱いハート、私も見習いたいです。)

 

東京タワー・公式ホームページ
http://www.tokyotower.co.jp/333/index.html

Wiki『東京タワー』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC


書評 『脱「ひとり勝ち」文明論 』01

はとバスが次々着発し、皆が上を見上げて歩き、多くの人々がタワーを仰いで記念撮影。

地上からタワーの先端にいたるまで、各部の鋼材の組み方は、「機能美」といいますか、「緻密」・「繊細」といいますか、ほんとうに美しいです。

志の高い設計とそれに応える職人のワザ、《日本人の仕事ってなんだろう》などと神妙に気持ちになります。

タワーを建てた先輩方の仕事に、あらためて敬意を感じます。

 

書評 『脱「ひとり勝ち」文明論 』02

1957年(昭和32年)6月に地鎮祭を執り行って着工、翌年の12月23日に完工、そして放送開始から50周年の東京タワー。

目には見えませんが、首都圏のテレビ・FMラジオのキー局の全ての電波を発信している点においても偉大です。

 《もっと高尚なコンテンツを》と、最近のテレビ番組に物申したくもなります。

ちなみに、夜8時を過ぎると「エコ照明」(写真)に切り替わります。

 

書評 『脱「ひとり勝ち」文明論 』03

日本語よりも外国語が多く聞こえたチケット売り場(上)とエレベータホール。

海外にも知られる日本のランドマーク&夜景スポットとして、東京タワーの別の偉大さも実感しました。

(余談:私たち家族は2階のマクドナルドでアイスコーヒーを飲んで帰ってきました。でも家族はそこそこ満足だったようです。感謝。)

 

さて、前置きが長くなりましたが、早速ochiさんの書評vol.2をお届けいたします。
では、ochiさん、お願いいたします。

 


 

素人書評家ochiです。
どうやら1回で打ち切りにならずに済んだようです。
今後ともよろしくお願いいたします。
それでは、恐る恐る第2回目の書評をお送りします。


今回取り上げます書籍は、タイトルからは解りにくいのですが
電気自動車と太陽電池に関する本です。

おそらくどちらの技術もこれからの将来を担っていく技術でしょう。
そして、ものづくりに携わる以上は、無視できない技術ではないでしょうか?

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■ 書籍概要
脱「ひとり勝ち」文明論
清水 浩
ミシマ社 (2009-06-05)
定価:1,575円
ISBN:9784903908137
http://www.amazon.co.jp/dp/4903908135

■ 目次
1 脱「ひとり勝ち」文明へ
2 未来は、電気自動車の中にある
3 「エリーカ」開発で見えてきたこと
4 日本発、日本型の文明を!


ここで突然ですがエリーカという自動車をご存知でしょうか?
世界最速時速370キロの電気自動車であり、

8輪駆動であり、
しかもその駆動モーターは各車輪の中に組み込まれているという、
従来の自動車とは一味違った電気自動車です。

その開発の中心となった人物が本書の著者である慶應大学の清水教授です。

ちなみに、エリーカに関する
詳細はコチラのサイトで確認することができます。
慶應義塾大学 - 電気自動車研究室


ということで、本書はジャーナリストや評論家の書いたものではなく、
純粋に技術者によって書かれた本ということになります。
そのため、技術的な部分は妙な説得力がありました。

しかも、本書の構成は技術者を前面にだした堅苦しいものではなく、
むしろ、中高生に読んでもらいたいぐらい読みやすい構成になっています。


エリーカという車は、単なる研究対象のレベルではなく
すでにナンバーを取得していて、公道を走ることができるそうです。
しかし、それは常に注意深くメンテナンスをしているから走行できるのであって、
商品化できるレベルにはさすがに達していないそうです。

そこで、著者は現場レベルから声を上げます。

太陽電池や電気自動車といった、
生き残るための技術を早めに選択して、決心して、国をあげて全力投球するべき
だと

かつて、日本は半導体で世界一の技術を誇っていました。
それが、気付けば諸外国に抜かれ、今では見る影もありません。
著者は、太陽電池も電気自動車も、日本はすごい能力を持っているといいます。
しかし、このままでは半導体の二の舞になってしまうとも言っています。

我々、中小企業が国に何かできるかは解りません。
しかし、次世代を担うであろう技術のことを知っておく必要はあるのではないでしょうか。


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最後に、
著者が神奈川県のある高校で特別講義を行った際、
高校生50人に、質問しました。
「これからの世の中は良くなると思いますか?それともダメになると思いますか?」
結果は。。。
良くなる・・・2人
ダメになる・・・48人

だったそうです。

ちょっと、考えさせられます。



今年2009年は、イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を夜空に向け、宇宙への扉を開いた1609年から400年目の年ということで「世界天文年(International Year of Astronomy:略称 IYA)」となっています。

国連、ユネスコ(国連教育科学文化機関)、国際天文学連合が定めたもので、世界で140以上の国と地域が参加しています。

「世界中の人々が夜空を見上げ、宇宙の中の地球や人間の存在に思いを馳せ、自分なりの発見をしてもらうこと」が世界天文年の目的で、『宇宙 ... 解き明かすのはあなた』(英語: THE UNIVERSE: YOURS TO DISCOVER)をスローガンとしています。

 

そんな今年の今週7月22日は皆既日食です。21世紀に世界中で起きる皆既日食の中でもっとも食の時間が長く、jかつ、日本においては1963年に北海道東部で見られた皆既日食以来46年ぶりだそうです。

奄美大島、屋久島、種子島の一部で完全に皆既、首都圏でも75%が食になるそうで、天気が好ければ是非みてみたいと思います。

 

そして、世界的に見ると7月22日は「円周率の日」でもあります。

日本など3月14日を「円周率の日」とする国も多いのですが、英国式の日付表記では7月22日は『22/7』。 22÷7の値が3.14・・・になることにちなんでいるそうです。

 

■ 世界天文年2009ホームページ
 → http://www.astronomy2009.jp/

 

■ 世界天文年2009 - Wikipedia
 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A9%E6%96%87%E5%B9%B42009

 

■ 皆既日食の情報(国立天文台Webサイト)
 → http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/

 

■ 円周率の日 - Wikipedia
 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E5%91%A8%E7%8E%87%E3%81%AE%E6%97%A5

 

こんにちは。yamagです。

先週、7/8、「製造業応援ブログ」の発足パーティーが開かれました。

その模様を報告いたします。

尚、本日より、リニューアルサイトオープンとなります。

しばらくの間は、旧ブログへも投稿いたします。

旧 → http://ameblo.jp/gs-field/

新 → http://www.sugoizo-blog.com/

では、よろしくお願い致します。


2009年7月8日 水曜日

 
総勢35名ものサムライたちが横浜関内に集結、製造業応援ブログ発足パーティーが開かれた。
会場は、横浜パセラリゾーツ関内。http://www.pasela.co.jp/shop/yokohama_kannai/

8階建てビルの6階、611ルーム。
入り口には、受付担当の鳩営業さんが座り、
会費の徴収と参加者名簿の配布、そして寄付金を募っていた。
午後6:00。
会場のドアが閉められ、いよいよ発足パーティーがはじまった。
司会は、今回の幹事である、みどりかわ@ミナロさん。
「製造業応援ブログが開設されて10ヶ月。遅くなりましたが、今回のサイトリニューアルに合わせ、発足会を行いたいと思います。」
と一言あいさつ。
続いて、製造業応援ブログの発起人yamag、自分が紹介され、緊張しながら挨拶をした。


「今日は、この発足式にお集まり頂きありがとうございます。
僕の思いつきと勢いで始めたこの活動が、こんなに大きな動きになると思っていなかったので、正直驚いています。
この活動をはじめて10ヶ月経ちますが、正直、ここまで続けられるとは思っていませんでした。
というのは、やはり取材先の確保が難しく、始めた頃は、飛び込み営業的な感じで電話やメイルで申し込みをしていたのですが、ことごとく断られ、本当に続けられるのか悩んでいた時期もありました。
でも、そんな時にここにおられる方々の紹介や彦さんとの出会いがあったりして、ここまで続けられることができました。
日本の製造業を本当に支えているのは、中小企業、特に零細企業、5〜6人でやっている金型屋さんとか部品加工屋さんとかだと思います。
でも、新聞やテレビで取り上げられるのは、いつも大企業ばかりです。
応援ブログでは、そういう小さい会社をどんどん表に出していきたいです。
今日は志の高い人たちが集まっているので、ぜひ、時間の許す限り、明日の製造業、明日の日本について語り合って頂きたいと思います。」


たどたどしい挨拶が終わり、乾杯へ。
乾杯の音頭は、MSP伊藤さん
いろいろ話したいことがあったようだが、皆さん、のどが渇いている様子だったので、早々に、乾杯の音頭を取ってくださった。
「製造業の発展とこのプロジェクトの成功を祈って乾杯!」
皆、高々とグラスを上げて、乾杯した。

 

発足パーティー02 発足パーティー03

 

乾杯後は、皆それぞれに歓談。
名刺交換したり、語り合ったり。
偶然、再会した人たちもいた様子。
とても盛り上がっていた。
自分もたくさんの方と製造業について語り合った。
意外だったのが(と言ったら失礼だが)、漫画家たなかじゅんさんと共感できる部分がすごく多かったこと。
たなかじゅんさんは、漫画家なのにすごく製造業界に詳しく、また熱い想いを持っておられる。
ただの漫画家ではない。
たなかじゅんさんの製造業に対する想いは、「ナッちゃん」を通じて製造業界に発信され、自分たちとは違うアプローチで製造業界を刺激し、盛り上げていくことと思う。


発足パーティー04 発足パーティー01

 

途中、みどりかわ@ミナロさんの提案で、「製造業応援ブログ」に期待すること、又はしてほしいことなど、皆さんの意見を聞いた。
さすが、皆さん、良い考えを持っておられる。
一般の人でも分かりやすいサイトづくり、ものづくりスクールなどの情報発信などなど、たくさんの素晴らしいアイデアを頂いた。
これら頂いたアイデアは、少しずつサイトに織り込んでいこうと思う。
応援ブログの企業紹介もさることながら、ポータルサイトとしての進化も楽しみにして頂けたらと思う。


発足パーティー09   

 

モルテック松井さんにもスピーチして頂いた。

さすが、見事なスピーチで場は盛り上がった。
絆創膏の話しから始まり、製造業界は広いが、同じ志を持っている者は近くに集まるという話し。
そして、「応援ブログ」で取り上げられたことで、メディアの取材依頼が来たことをお話ししてくださった。
これには皆一様に驚き、そして歓声があがった。


  発足パーティー13

 

最後は、エコックス椙田さんに締めをして頂いた。
かなり場を盛り上げてくださった椙田さん。
まだ歌い足りないような感じだったが、タイムオーバー。
挨拶をして頂き、関東一本締め。
「応援ブログの発展と皆様のご健勝とご活躍を祈念しまして、よぉ〜っ、パンっ!」

 

皆の熱い想いで盛り上がった発足パーティーは、午後9:00に閉宴した。

 
   

 

 

9月、くしくもリーマンブラザーズが破綻し世界同時不況が始まった月に始めたこの活動。
6月で10ヶ月を迎え、紹介した企業は22社。
発足パーティーの挨拶にもあるように、始めは取材先の確保に苦労しました。
電話やメイルなどでの取材依頼は、ほとんど断られ、熱い想いだけでは動かせないのかと、かなり凹み悩んでいた時期がありました。
逆の立場で考えてみれば、全く知らない人に「無料で紹介しますから取材させてください」と言われたら、確かに誰でも警戒すると思います。
だから、信用してもらうには、地道な活動しかないと思いました。

そんな想いを感じ取ってくださった方々が企業を紹介してくださったり、活動のヒントをくださったりしました。

そして、彦さんとの運命的な出会いがあり、少しずつ円滑に運営していけるようになりました。


「サイトについて」にも書いてあります「何もやらなければ何も起こらない、0.001%でも可能性があるならやるべきだ」は、今回、モルテック松井さんのお話を聞き、やはりこれは間違っていないと確信しました。
何がきっかけで何が起こるか分からないこの世の中。
「やっても無駄」ということは無いと思います。
活動を始めた頃、よく言われた言葉があります。
・「そんなことしても変わらないよ」
・「何やっても無駄だよ」
確かにそうかもしれません。
それでも何もしなければ現状維持、もしくは今の時勢で言えば、それ以下になってしまいますから、少しの可能性があるならやるべきだと思います。
少しの可能性に小さな一歩を踏み出すか、踏み出さないか。
大袈裟かもしれませんが、それは、将来、大きな一歩になるやもしれぬ小さな一歩だと思うのです。


先程も書きましたが、この応援ブログは自分ひとりで運営してきた訳ではありません。
たくさんの人たちの協力があって、ここまで運営することができました。

そして、それはこれからも変わりません。
今日から新しい応援ブログへと生まれ変わりますが、これからも、たくさんの人たちと協力して、中小企業を応援し、そして若者に製造業の魅力を伝え、日本の産業と内需の発展に貢献できるように活動をしていきたいと思います。

皆様、どうぞ、この不況に負けず、将来の明るい日本づくりを目指し、頑張って参りましょう!



最後に、

今回、参加してくださいました皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。

皆様の熱い想いに触れることができ、改めてこのブログの存在価値を認識することができました。

皆様から頂いた貴重なご意見は、少しずつ活動に反映していきますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
それから、都合がつかなかった方、遠方の方、皆様の想いも届いております。

これからも一緒に日本の未来の為に頑張っていきましょう。
どうぞよろしくお願い致します。
そして、今回、幹事を務めてくださったみどりかわ@ミナロさん及びミナロ社員(Nさん、ダースさん)、そして、サポートしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
これからも何かとお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

それと、寄付金、たくさん集まっています。

「もったいなくて使えない」ではなく、「応援ブログ」の発展に活かせる様に使っていきます。


この度は、本当にありがとうございました。



追伸

今回、参加して頂いた方の会社名とお名前を「製造業応援ブログメンバーリスト」へ記載させて頂きたいと思います。

メイルアドレスが分かる方には、既にその旨を伝えてありますが、今回、時間が足りなく名刺交換ができなかった方にはご連絡を取りたく思っています。

もし、宜しければ、seizo-ouen@gs-field.net へご連絡ください。

よろしくお願い致します。

 

引き続き、「製造業応援ブログ」にご賛同して頂けるメンバーを募集しております。

特別な制限や条件はありません。

会社名記載の都合が悪ければ、個人名でも構いません。

「製造業応援ブログ規約」をご覧頂き、seizo-ouen@gs-field.net まで是非ご連絡ください。

こんにちは。yamagです。

さて、いよいよ今週の水曜日7/8、横浜関内にて「応援ブログ」の発足式が行われます。

平日にも拘らず、たくさんの参加申し込みを頂きまして、誠にありがとうございます。

当日は、開場5:30、開宴6:00となっております。参加される方は気をつけてお越しください。

皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

尚、当日のパーティーの模様は、後日、画像をたくさん載せて報告しようと思っていますので、今回、都合がつかなかった方や遠方の方は、そちらの方を楽しみにしていてください。

よろしくお願い致します。


では、早速、今週の記事を久しぶりにyamagが担当致します。




今週は、山梨県上野原にあります『株式会社かいわ』さんを紹介します。


まずはこの画像をみてください。
このクワガタ、射出成型品なのですが、どのくらいの大きさだと思いますか。


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な、な、なんと、これ全長2.6ミリ なんです。
このクワガタの画像は、かいわさんから送られてきたものなのですが、驚くのはその大きさだけではありません。
実はこの金型、入社2年半年の女性社員によって作製されたものなのだそうです。
まだ経験の浅い社員がこれだけも物を作り出してしまうというかいわさん。
さて、その教育方法とはどのようなものなのでしょうか。



1966年創業。
現在従業員は、15名。
業務は、微細精密金型作製及び射出成形です。
超微細加工に拘り、家電、医療を中心とした細密製品を作られています。


場所は、山梨と神奈川のほぼ県境。
ここ富士市からですと、東名高速御殿場ICで降りて、東富士五湖有料道路を経由、中央道に乗り約2時間弱で着きます。


主な設備です。
・三次元測定器 ミツトヨ
・投影機 ニコン
・マシニング 東芝F-Mach443
・NC-EDM マキノKE-55
・NCワイヤー マキノU32-K
・射出成形機 ファナックs-200j50B
他、多数あり。
詳しくはHPを参照ください。


 

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かいわさんの社員は、皆、若いです。
金型屋というと、大概、勤続うん十年というベテラン、職人さんがいると思いますが、ここかいわさんには、そういう職人という人は存在しません。
社長さん曰く、
「職人(プロ)というのはどうしても自分に対して限界を作ってしまう。経験の浅い者は、限界を知らないからどこまでもがむしゃらに仕事をこなす。」
と、敢えて職人のいない職場づくりをしているのだそうです。
更に社長さんは言います。
「未経験者は限界を知らないからぐんぐん伸びるし、固定観念がないから突拍子もないアイデアがどんどん出てくる。それが問題解決の近道になったり、新しい技術になったりする。」
確かに、仕事を始める前に「これは無理だろう」と線を引いてしまうことはありますよね。
経験値が高ければ高いほどそういうことは多くあると思います。


それじゃ、経験者や職人はダメか。というと、そういうことではありません。
豊富な経験値は物事を的確に判断するためには必要ですし、今のかいわさんの若い社員たちも経験値を積まれてプロになっていくわけですから、決して経験値の高い人や職人が良くない、ということを言いたいのではありません。
「自分の限界を作らすにがむしゃらに出来るかどうか」
「固定観念を捨て、いろいろな発想が出来るかどうか」
ということを社長さんは伝えたいのです。


 

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さて、気になるかいわさんの教育方法について書いて行きましょう。

社員教育というと、誰か経験値の高い人を教育係として半年なり1年なりつけて教育をしていくというのが一般的だと思いますが、かいわさんの教育方法はそのようなやり方ではありません。


まず、本人が使う加工設備の取扱説明書を端から端まで何回も読ませることから始まります。
これは、相当大変な作業だと思います。
本当に「この機械を覚えたい」とか「機械が好き」という熱意がないと、この分厚い取扱説明書は読破できないでしょう。
いわば、この試練を乗り越えられない人は、「その機械を限界まで使いこなすことができない」「使いこなすだけの熱意がない」と判断されるということです。
厳しいようですが、機械を安全に限界まで使いこなすためには、必要な試練だということです。


取扱説明書の読破が終わると、いよいよ機械での実作業です。
もちろん、すぐに実務というわけにはいかないので、実習という形で自分の好きなように機械を使わせるのですが、この実習期間がなんと半年もあるのです。

もちろん、事故や怪我の恐れがある機械は使用前に説明し教えます。


社長さんは、
「半年くらいその加工設備で遊ばせる(自分の好きなように使わせる)と機械の限界値、特性を体が覚える。安全に限界値を超えて使いこなすためには必要な期間だ。」と言います。
え、えっ!機械の限界値を超えて使いこなす?!
そう、機械の特性を極めるとその機械の限界値を超えた性能を引き出すことができるのだそうです。
かいわさんのこれら超精密な製品は、このような教育を受けた機械の骨の髄まで理解しつくしている社員の方々によって作られているのです。


つづく。

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株式会社かいわ
〒409-0112
山梨県上野原市上野原3796
TEL 0554-63-5551
FAX 0554-62-3866
代表取締役 山添重幸
http://www.kaiwa-net.co.jp

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