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『株式会社ヤマコー』前半 【彦】

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お盆休みも千秋楽の日曜日であります。 今年の夏はいかがでしたでしょうか。

 

前回の投稿でタミヤの「ロボクラフトシリーズ」の購入・製作に触れましたが、

よく似た話題をもうひとつ。

 

海運大手企業の日本郵船のWebサイトの一角に、主に小・中学生の閲覧を想定して船やコンテナの役割を紹介し海運への理解を深めてもらおうという『NYKキッズ』というサイトがあります。

このサイトの中に「ペーパークラフト」というコーナーが用意されています。

客船やコンテナ船などの本物と同じデザインの本格的な800分の1スケールの模型の型紙をダウンロードしてプリンターで印刷して製作できる、というものです。

 

本格的なだけに部品の数も多く、組み立てもやや複雑。「大人の方にちょうどよいレベルです」とのことなので、小学生は親子で作るのがよいかもしれません。

このほか、『NYKキッズ』には船への積荷や航行、造船についての解説などもあり、大人も楽しめる内容になっています。

『NYKキッズ』Webサイト → http://www.nyk.com/kids/

 

なお、『NYKキッズ』ではなく、日本郵船歴史博物館Webサイトにも『日本郵船氷川丸』のペーパークラフトや幼稚園児向けに"塗り絵(氷川丸)"のダウンロードが用意されています。

『日本郵船歴史博物館"船の世界"』Webサイト → http://www.nyk.com/rekishi/knowledge/


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【参考】 横浜市中区にある日本郵船歴史博物館
日本の海運業の起こりから、開国・明治維新〜今日へといたる歴史を、時代時代に活躍した日本郵船の船舶と共に紹介。日本の海運の歴史を学べる。展示の中では高度経済成長期以降に活躍する自動車運搬船やタンカーの模型もさることながら、185隻の船と5312人の人員を失った戦争当時の展示『戦争と壊滅』への反響が大きいとのこと。親子連れや校外学習の小・中学生など月に約1700人が訪れる。

 

さて、毎回ながい前置きはここまでにして、本日は、"ペーパーつながり"で「オリジナル商品の企画・製造・インターネット販売」と「地域に根ざした梱包サービス」という2つのアプローチで高付加価値な段ボールの利用にチャレンジする株式会社ヤマコーの取り組みを【彦】がお届けいたします。


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株式会社ヤマコー
本社・工場 京都府綴喜郡宇治田原町緑苑坂54-2
URL http://www.yamakoh.com
創業 昭和49年9月
年商 10億円(グループ決算)


段ボールの魅力を最大限に引き出し、新しい可能性と高付加価値化を追求

一般に段ボールというと、紙を材料としているため破れやすく、水に濡れると波打ったり、のりが剥がれてグチャグチャになるなど弱い素材というイメージがあります。

しかし、乾いた環境を維持できれば中空構造のため比強度に優れ、利点が多いのは周知の通り。木箱を代用できる素材として開発された通常のダンボールの10倍以上の曲げ強度のある強化ダンボールを使えば、2トン程度の重量物の梱包やリフトやクレーンでの荷役が必要な海外輸送にも対応できます。

同社は、段ボールを単なる梱包材として製造・販売するだけでなく、素材の魅力と可能性をさらに引き出したコンシューマ向けの強化ダンボール応用商品のインターネット販売、法人向けとして博物館や神社仏閣の収蔵品を展示会場への運搬など地域に根ざした梱包・運搬サービスを手がけ、顧客満足の向上と会社経営の発展に取り組んでいます。

 

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写真1 長さ2m超の大サイズ商品の梱包例

 

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写真2 木箱代替用途(重量物の梱包例) 

 

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写真3 展示会用のショーケース。(プラスチック段ボール使用)

素材に暖かみがある段ボール自体の魅力と、展示物(着物)の魅力を引き出すシンプルで存在感が強すぎないデザインが、意外性のある段ボールの利用法として関心を集めた。

 

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写真4 2000年に取引先からの依頼で初めて製作した展示会用の陳列テーブル。

単なる梱包材にとどまらない"段ボールの可能性の追求"の嚆矢。

 


楽しく安全に利用できる段ボール家具
独自アイデアで京都デザイン優品にも選定

素材の魅力と可能性をさらに引き出したコンシューマ向けの強化ダンボール応用商品として、同社は「ダンボの家具」を製作・インターネット販売しています。

何度かの試作を経て、商品化した「ダンボの家具」は、

1)木のような強さがありながら軽々と運べるので掃除や部屋の模様替え、引越しなどの負担にならず、

2)フローリングを傷つけず、集合住宅で下階への気がねもなく使え、自分で色を塗ったり、店舗の包装紙やシールを貼ってオリジナルにも仕立てられる。

3)重いものや工作が苦手な人にも安全に使え、簡単に分解できて使わない時にはたたんで場所を取らずに収納できる。工具や接着剤を一切使わず、はめ込みだけで組み立てられる。

4)段ボールは再生紙を原料に作られるが、不要になれば再びリサイクルできる循環型の材料であり、製造過程で有機溶剤を含む接着剤を使用しないためアレルギー体質の人も安心して使える。

といった特長が評価され、京都から世界に発信する優れた商品に与えられる「京都デザイン優品」にも選定されています。

 

なお、段ボール家具というアフターフォローが不要の手離れの良い商品の販売にあたって、

(1)個人市場を相手に地域を限定せずあまねく販売したいこと、

(2)「お得意先からのリピートオーダーで売り上げる」というそれまで慣れ親しんだビジネスのスタイルと大きく異なること、

の2点を考慮し、店舗や販売担当者の経費をかけない販売方法が賢明と考え、インターネット販売を採用したそうです。

当初は市販のソフトを組み合わせて自社で受注システムを構築してスタートしたものの、注文メールが届かない・注文確認のメールが送信されないなどの不具合が起きたため、「楽天」と契約して「ダンボ楽天ショップ」を開設、専任の担当者を配置せずに事業を継続できるしくみを整えました。

親しみやすく覚えやすいネーミングにも知恵を絞ってブランド名は「dumboo」(ダンボ)とし、発売以来、新聞・雑誌・テレビなど多くのメディアで「ダンボの家具」として紹介されたほか、家具量販店やデパートで行われる催事、「包装展」や「人と環境に優しい住宅フェア」などの大きな展示会や各地のイベントにも出展、女性や若者、幼稚園、学校、老人ホーム、子供や高齢者のいる家庭などに愛好者を増やし続けているそうです。

 

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写真5 「ダンボ」 キッズデスク&チェア

素材には「3層強化ダンボール」を使用、身体がぶつかっても「イスが飛んでいく程の軽さ」ながら、100kg以上の体重にも耐えられ、子供から大人まで年齢・性別を問わず利用できる。

 

【参考】他の製品はこちらのサイトで一覧できます。

強化ダンボール家具の専門店「ダンボール倶楽部」 → http://6828.teacup.com/dumbo/shop/

 

後半では、従来からの"本流"の業務である企業向けの梱包材の製造・販売の取り組みについてご紹介したいと思います。
 

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