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5週目vol.3 『八百万の神様(1/3)』 【彦】

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早いもので、いよいよ12月になりました。 不景気のあおりもあってか明るい話題が少なめの1年でしたが、気分だけでも前向きに年越ししたいと思うこのごろです。

 

。。です、、、が。

日本はまだまだ十分に豊かで実力もある国のはずなのに、ちょっと元気がなさ過ぎる気がするのは自分だけでしょうか。 はびこった拝金主義、あるいは、安普請なテレビ番組の影響のせいでしょうか 、、、若い世代においては挫折経験がないまま大人になった人が多かったり、豊かさ故に“与えられる人生”に慣れきって、辛抱したり自ら闘ってつかみ取る覇気やどん欲さがなかったり、テレビや権威のいうことをそのまま鵜呑みにして自分で考えなかったり 、、、そういう影響でしょうか。 戦前・戦中生まれの先輩がたから「ひ弱」、「他力本願」、「平和ボケ」とお叱りを受けても、返す言葉もないのがなんとも歯がゆいです 、、、、。

 

「あるに越したことはない」とはいえ、少ないお金でもハッピーな生活はできますし、実際、製造業や農業など、生産の現場にはそういう人もたくさんいます。 自分としては、そういう方々に習って幸せに生きる知恵も生産できる人間になりたい次第であります。

 

さて、11月が5週目までありましたので、今回はものづくりの現場紹介と関係の薄い話題もお届けする「5週目スペシャル」の3回目(拡大版・前半)を書きたいと思います。

 

 今回のテーマは「八百万の神様」ですが、今回は、かつて読んだ本の中から、テーマの本題に入る前にご紹介する必要がありそうなページをメモしておきたいと思います。

 

1)<イラスト図解>工場のしくみ

 

これは、2004年に初版が発行された本です。 

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概要は、上記のサイトの「この本の中身を閲覧する 」ならびに、「カスタマーレビュー」が15件もあるので、そちらでの確認がおすすめです。

 

  この本の8章、“生産現場のいま”を開いてみましょう。

 

 8章のオープニングである p114 『8-1.生産現場の意識と状況』 〜生産現場はまさに工場の原点、いまの状況が見えてきます〜 には、次のように書かれています。

 

<以下、引用>

生産現場を大切にし、道具を磨き、製品に愛着を持つのは日本の製造業ではきわめて当然の感覚です。

 日本の製造業の強みは技術力と経済力に加えて現場が抱く製品への愛着度に負うところも多いといえるでしょう。 具体的には、現場の小集団活動として制度化され、定着化されてきました。この農耕民族という数千年にわたるDNAこそ、日本が世界に冠たる生産王国である原点であるといえるのではないでしょうか。

 

先端のIT技術と精密自動機器を装備した最先端のハイテク工場において、正月に供えた鏡餅を下げ、火を使う製造現場ではかまどの神様に、道具を使うところでは農家の鍬入れや武家の具足開きを模して、新年の安全と繁栄を祈願するため、汁粉や雑煮を振る舞うなどの習慣がいまでも残っています。 日本人には当たり前のことのようですが、外国の人たちにはずいぶんと奇異に映るようです。 

これも私たち日本人の持っている「八百万の神」信仰に由来するもので、道具や装置のひとつ一つに神とまではいかないまでも、なんらかの意志を感じ業務の安全や成功を祈念し、時として手を合わせる人は多いものです。

 <引用、ここまで> 

 余談ですが、この本にはところどころに「コラム」のページがあります。

 具体的には、こんなタイトルがついています。

 

  コラム1)  拙速と巧遅、どちらがいいか。

   〃 2)   変化の足跡

   〃 3)   やっぱり工場は「宝の山」!

   〃 4)   海外拠点展開には苦労がつきもの

   〃 5)   検査基準のソフトとハード

   〃 6)   100円ショップに思う

   〃 7)   同じ職場や職種が長くなるとかかる病気

   〃 8)   「スーパーの女」を観ましたか?

   〃 9)   4番目の戦略−スピード経営

   〃 10)ナイスライフのための航海計画

   〃 11)大学におけるFD(Faculty Development)と品質管理

 

 この中から、(年末年始によさそうに思えたところの) No.10の『ナイスライフのための航海計画』の全文をそのままご紹介します。 

<以下、引用>

 

『 ナイスライフのための航海計画 』

どの会社も3年とか5年の長期計画を持っています。計画は何のために立てるのでしょうか? 計画は目標を定め、その目標達成のための方向性と具体的な実施計画を立てていきます。 したがって、計画は目標を達成しやすくするための手段ということがいえます。

計画は山登りの地図や、航海の海図と同じ役目を果たしているということができます。 私たちの人生を航海にたとえるなら、「ライフプラン(生涯計画)」を持たない人生は、海図なしに大海原への航海に出かけるようなものです。

 

しかし、人生の海図は市販されていません。 一人ひとりが、自分が何をしたいのか? 自分は将来、何になりたいのか? という目標を立て、それに向かっていく一人ひとり異なる海図が必要になります。 企業の長期計画には、売上計画、利益計画、生産計画、設備投資計画、人員計画とさまざまな計画があります。 これと同じように、人生の航海計画にも次のような種類の計画が必要になると考えられます。

 

1つ目は、いつ、どのような人と結婚し、どのような家庭を築いていくのか人生の土台となる家庭計画。

 

2つ目は、どのような仕事をするか。具体的には、どのような会社に入り、何をやりたいのか。または技術や特殊技能を活かし、独立するのか、自分の会社を起こして事業をやるのかなどの仕事計画。

 

3つめは、やりたい仕事をするために(続けるために)必要な資格の取得や、準備のための勉強。すなわち、自己啓発計画。

 

4つ目は、「健康第一」といわれるように、健康と人生に潤いを与える趣味についての健康・趣味の計画。

 

5つ目は、結婚、マイホーム建築、子どもの教育、老後、何をやるにしても必要になるお金のための資産計画。

 

6つ目は、人とのつながりを考える人脈計画です。人間はひとりでは生きていけません。人と人とのつながりが人生を豊かにする。何かをやろうとするときにも人の助けが必要で、また人の役に立ってはじめて一人前の人といえます。

 

計画を立てればすべてうまくいく、というわけではありません。しかし、海図を持たずに人生の荒波に向かうより、はるかに、なりたい自分になれるナイスライフの航海ができるでしょう。あなた自身のナイスライフのために、航海計画を立ててみませんか。

<引用、ここまで>

  

=====

 

 

2) 「ダカーポ」2007年9月19日号(No.614)

 

さて。

次回の記事に向けた前置きとしてご紹介しておきたいもう一冊が、マガジンハウス社が月2回発行していた情報誌「ダカーポ」の2007年9月19日号(No.614)です。

( 話はそれますが、ダカーポは2007年12月発売のNo.620で残念ながら休刊。 新刊や話題作を紹介する「DacapoBook Store」の最後のほうにある“大人の時間・くらいまっくす”のページ、絶妙な“オチ”を楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。。。)

 

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この号は内容が良かったので今も捨てずに手元に残してあるのですが、p4から44ページの誌面をさいた第1特集のテーマは、「とてつもない日本!“世界一の技術”」。 目次には次のような見出しが並んでいました。

 

■ モノ作りが景気回復の原動力だった!

■ 蓄積のある技術が国際競争力の鍵を握る。

■ 新エネルギー技術は日本×ドイツ戦争

■ 天才職人・岡野雅行さんが語る技術開発の極意

■ ロボット世界チャンピオン日本の独走

■ しぶとく強い、電子材料王国ニッポンの底力

■ 世界を制した日本企業の研究

   三鷹光機 / ナカシマプロペラ / 岡野硝子 / 根本特殊科学 / 古野電気 / シマノ

■ 有機ELは次世代ディスプレーの主役か

■ ユビキタスで情報快適空間が実現する

■ 「日本人はなぜ、技術者を尊敬するのか」

   赤池学×野村進×橋本克彦 座談会

 

今回の2冊の内容にもあやかりながら、次回、八百万の神様と日本の製造業について、私見を交えつつ書いてみたいと思います。

 

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