アイテム

  • DSC_0209_800.jpg
  • DSC_7196_800.jpg
  • DSC_7128_800.jpg
  • DSC_0262_800.jpg
  • DSC_0291_800.jpg
  • DSC_0485_800.jpg
  • DSC_0123_1k.jpg
  • DSC_0580_800.jpg
  • DSC_0582_800.jpg
  • DSC_7291_800.jpg
  • DSC_0604_800.jpg
  • DSC_0685_800.jpg
  • DSC_0625_800.jpg
  • DSC_0518_800.jpg
  • DSC_8859_800.jpg
  • DSC_9250_1K_bw.jpg

書評『残念な人の思考法』 【ochi】

user-pic
0
月末恒例の書評です。

能力はある、やる気もある。。。でも、なぜか評価が低い
そんな人っていませんか?

今回紹介する書籍は、
そんな残念な人にスポットを当てた一冊です。

zanen.JPG
『残念な人の思考法』


・残念な人は、やる気OK、能力(読み書きそろばん)OK。しかし、何かが間違っているために結果がいまひとつになってしまう。
 だから、残念な人とは、決して「バカな人」という意味ではない。「もったいない人」と言い換えてもよい。(p11)

ということで、
誰でも周りに一人(あるいは一社)ぐらいはこんな人(会社)がいるのではないでしょうか?

いや、もしかしたら気付いていないだけで、自分自身が『残念な人』かもしれません。
そんな事態を回避するためにも、読んでおきたい書籍です。


■ 目次
プロローグ なぜ残念なのか
1章 残念な人はつくられる
2章 二流は掛け算で考え、一流は割り算で考える
3章 残念な人は「塗り絵」ができない
4章 機能だけを磨いても二階には上がれない


■ 書感

・仕事の成果=プライオリティ(の正しさ)x能力xやる気(p18)
・つまり残念な人とは、プライオリティ付けの「正否」「適否」を考えない人、あるいは見誤る人のことなのである(p19)

プライオリティという言葉をグーグルで調べてみると『優先順位や優先度のこと』とあります。

要するに、能力、やる気が高いのにどこか『残念な人』とは、
『優先順位』を履き違えている人ということということができそうです。

参考までに本書の中に紹介されている『残念な人・会社』の具体例を抜粋します。

・人材紹介や採用広告会社からの電話も多い。特に、求人しに広告を掲載した日に一番多くかかってくる。内容は、すでに出している広告をベースに、同じことを提案するといったものである。すでに広告を出しているのだから、今さら同じ提案をもらっても、短期的に受けるはずもない。(中略)ひどい会社になると、同じ会社の別の人から何本もかかってきたりする。(p110)

これはかなり、残念です。


・共有すべきは「考え方」と「前提条件」(p140)
・報告に当たっては「結論から話しなさい」といわれる。確かにその通りなのだが、重要なのは「考え方」や「前提条件」である。
・時間がなくても「考え方」「前提条件」は絶対に共有しなければならない

大抵のビジネス書で『結論を明確に伝えること』の重要性を説いています。
たしかに、結論がぼやけてしまっては、意味がありません。
しかし、本書にあるように、『考え方』『前提条件』の共有は、
仕事を円滑に運ぶために絶対に必要ではないでしょうか?

例えば、
サッカー(ワールドカップ真っ只中なので。。。)
目指す結論は、
ゴールを奪うこと、ゲームに勝つことです。
しかし、パスを細かく回してゴールを奪うのか、
カウンターを狙うのか、
はたまた個人技で行くのか。。。
『考え方』がチーム内でバラバラだったら試合にはなりません。

このように、よい結論を得るためにも、
本書にあるように、『考え方』や『前提条件』の共有は必須といえそうです。


他に本書で、気になった部分の一部を抜粋します。

・普通の人ががんばればできる「仕組み」が大切(p75)
・ゴールの見えない話し方をすると残念なヤツだと思われる(p124)
・上司は人間として上なのではなく、「役割」として上なだけである(p142)
・小さな約束を守れない人と大きな約束はできない(p151)
・経営者の仕事はビジネスモデルを考えることと、優秀な人が集まり、それを維持する仕組みを作り、運営していくことだ(p182)

特に一番最後の抜粋。
中小製造業の場合、経営者が率先して現場に出ていることが多いかと思います。
それはそれでいいのですが、
仕事がつまってきたときに現場仕事に夢中になるあまり、
ビジネスモデルを考えたり、仕組みづくり、運営をがおろそかになる場合が
多々あるように思います。

実際、納期的な余裕もなく仕方がない部分もあるかもしれませんが、
会社を存続させるためにも、心掛けておく必要があるのではないでしょうか?


書感の冒頭にも書きましたが、残念な人かそうでないかのポイントとなるのはプライオリティ(優先順位)です。正しく考えることが大切となるわけですが、一つ注意が必要です。

・ある状況でプライオリティの高いことは、別の状況ではまったく役に立たないこともある。このようにプライオリティは状況依存的であり、相対的なものであることを知った。(p228)

状況に応じてプライオリティの高さが変わるということ。
ですから、絶対に大丈夫と思ったプライオリティでも、
定期的な見直しが必要なのかもしれません。

そして、『残念な人』に陥らないようにプライオリティを設定していきたいものです。


■ 書籍概要
『残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)』
山崎 将志 著 / 日本経済新聞出版社 (2010/4/9)



トラックバック(1)

トラックバックURL: http://www.sugoizo-blog.com/mt/mt-tb.cgi/126

3A.M.O.P - - (2010年10月27日 03:52)

書評「残念な人の思考法」〜それなりに示唆には富むが。〜 続きを読む

コメントする


RSS

Copyright © 2008-2013製造業応援ブログ