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株式会社ミナロ体験記【境】

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はじめまして、今回から応援ブログメンバーの末席に加えさせていただいた、境と申します。

 

まだ学生ですが、1年生の頃タイヤ工場へインターンシップした際に、ものつくりのダイナミックさ、単なるゴムのシートがタイヤに加工されてゆく過程の神秘性をみた時から、ものつくりの虜になりました。

これから、様々な企業様を取材させていただく中で、町工場の可能性や現状、町工場と大手メーカーのあり方などをお伝えしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!!

 

さて、記事の第一号は株式会社ミナロ様です。

 

シーサイドラインに乗って八景島シーパラダイスを横目に見ながら八景島駅の次の駅、市大医学部駅を降りて徒歩10分のところに工場があります。

ここ福浦には多くの工場があり、その中の一つが今回訪問させて頂いた株式会社ミナロさんです。

 

ミナロさんの掲げるテーマは、

―“ミナロの技を買ってください。”

町工場が、大手メーカーの奴隷のように納期や価格において言いなりにならざるを得ない現状に対するアンチテーゼのように感じました。

もちろん、技術に対する誇りと自信があって初めて掲げられるものではありますが、早く多くの町工場も大手メーカーの“下請け”から脱却して技で勝負する“職人集団”に進化できればいいのにな、と思っています。

 

ミナロさんの武器は“治具制作”と“モックアップ制作”です。

それぞれでのミナロさんの“技”をご紹介したいと思います。

 

●治具 制作

今回見せていただいたのは、自動車用高周波ガラスアンテナの断線検査治具です。

自動車用のアンテナといえば先生が使っているような指示棒みたいなものが自動車の天井から生えているのを想像していたのですが、アンテナの風切り音がうるさい、折れたりして困るなどの理由により、最近では車体側面の窓ガラス部分にアンテナをプリントするものができてきました。

このガラスアンテナが、断線していないか、ちゃんと受信出来るかを“誰でも、手早く、正確” に検査できるものが、断線検査治具というものです。

断線検査治具は、ミナロさんともう1社しか生産していないということにも驚いたのですが、なんと、ミナロさんでは電気工学に関するノウハウがゼロの状態から、独自に研究されて作ってしまったそうです。

未知の製品であっても独自に研究し、一流品を仕上げてしまう、メーカーにとって技術の駆け込み寺となり得るのは、技を売っているミナロさんならではだなと思います。

 

●モックアップ制作

商品の外観デザインを検討する際などに用いられるモックアップ(木型試作品)を硬質ウレタン やケミカルウッド を用いて制作しているのですが、ミナロさんのスゴイところは設計能力の高さではないかと思います。

一般的にモックアップができるまでの工程は、

1, デザイナーさんが商品イメージをスケッチする

2, 平面のデザインが立体としてどのような形になるか設計する

3, ケミカルウッド等を加工して完成させる

というステップなのですが、ミナロさんでは、商品イメージのスケッチさえあれば形にしてしまうとのこと。

詳しくは後述しますが、ケミカルウッドで製作体験をしてみたところ、2Dで完成イメージを想像することは簡単なのですが、それを3Dにすることがいかに大変か感じました。

ミナロさんの設計能力のスゴさは工場3Fに鎮座する“ガンダム”、“豹”、“ナッちゃん(マンガの主人公)”の3体のモックアップが物語っています。

特に、ガンダムやナッちゃんにいたっては、もともと2次元でしか存在していないものを立体に仕上げているのですから。。。

 

ちなみにガンダムは腕や足のみならず指先まで全てが可動します!!

完成当時、1.8mもの巨大ガンダムを制作したのはミナロさんが初めてだそうです。

しかし昨年、お台場に等身大ガンダムができてしまって、社長の緑川さんはものすごく悔しがっていました(笑)。

これに対抗して等身大宇宙戦艦ヤマトを東京湾に浮かべて見たら面白そうだなと勝手に思っていました。

緑川さん、ぜひお願いします!!

 

と、ここまで、ミナロさんのお仕事についてお伝えしてきましたが、ミナロさんでは、ものつくりの楽しさを体感してもらう活動としてケミカルウッドの彫刻実習を行なっており、実際私も体験してみました。

 

できたのがこれです。

 

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キリンをイメージしていたのですが、馬とキリンの間の子みたいになってしまいました。。。

 

完成品の出来はともかく、完成品をイメージして、手を動かし、モノを仕上げていく、この過程がいかに楽しいか再確認しました。

小さい頃は変なガラクタをよく作っていたのですが、成長するにつれて何かを“作る”から“買う”に知らず知らずのうちに興味が変化していってしまっているなと感じました。

確かに、買ってしまうほうが短時間で、美しく、品質のいいものが手に入るかもしれませんが、自分で作れそうなものは一度作ってみてはいかがでしょうか。

製作過程のワクワク感、完成品への愛着心は本当にかけがえのないものだと思います。

キリンだか馬だか分からない、なにかに使えるわけでもない私の硬質ウレタンもどこか愛嬌を感じ大切に保管してあります。

ミナロさんでは、ケミカルウッド、硬質ウレタンをオンライン販売していますので、休日をケミカルウッドと格闘してみるのも楽しいと思います。

ただ、ケミカルウッドは本当に木のように固いので、初めての方は硬質ウレタンでチャレンジすることをおすすめします。

 

最後になりますが、ミナロさんのwebページは必見です!

ものつくりや町工場の魂を感じずに入られません!!

 

ちなみに、ミナロさんではニュータイプやモビルスーツパイロットに対して優遇措置があるようです

“私にも見えるぞ!”という方は一度、採用の方に連絡してみてはいかがでしょうか。

またお邪魔したくなってしまう、職人達の夢と情熱が詰まった素敵な町工場、ミナロさんと緑川社長でした。

 

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いかがだったでしょうか。

ものつくりのイロハも知らない、若造ではありますが、すこしでもミナロさんのスゴさ、ものつくりのワクワク感をみなさんにお伝えできて入れは嬉しいです。

実際にものつくりに携わっている方から見たら、“こんな当たり前のことに驚いているのかよ!!”と思われることも多々あったと思いますが、これが今の大学生の素直な感想だとおもいます。

町工場と若者の距離感が離れていることはある意味チャンスになるかもしれません。

最近では工場を見ることに楽しみを感じる“工場萌え”なるものもありまして、工場の写真集がヒットしたりしていますし、“NCを使ってペン立てを作ろう”のような一日体験があったら私は参加します(笑)

製造しているものが企業向けであるからといって、一般の方が全く興味を持たないことはありません。

是非一般の方向けにビジネスを広げてみてはいかがでしょうか。

感想・疑問などございましたら、是非コメントを下さい。

くださったコメントすべてに返信を差し上げたいと思っております。

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