今週は、東京都稲城市にある丸和精光株式会社を紹介します。
創立昭和52年。
試作、量産の部品加工を主業務とされています。
工場は2棟。
試作部品加工工場と量産部品加工工場があります。
社員数は、20名です。
対応していただいたのは、取締役の光山さん。
今回、応援ブログにメイルをくださった方です。
本社工場の2階が事務所になっており、そこで1時間くらい会社の経歴など聞かせて頂きました。
丸和精光の最大の特徴は、機械加工だけでなく、部品設計もできることにあります。
通常は、メーカーから図面が支給され、段取治具をつくり、与えられた公差内で製品を削り出し、納品、というプロセスですが、依頼があれば、メーカーの設計者と協議しながら、自社で設計し、加工、納品まで行います。
加工した物を組み立てて、ユニットとして納入することもあります。
大手メーカーが設計段階から発注することはめずらしく、高い信用力がないとこのようなことはまず有りえません。
丸和精光の技術レベルの高さが、このことからもよく理解できると思います。
1階の工場へ下りていくと、社員の皆さんが元気良く挨拶をしてくれました。
社員には若い方が多く、工場内は活気があって、みなさん楽しそうに仕事をしていました。
丸和精光の工場長は、楽しい職場作りに拘りを持っています。
この情熱的な色合いのマシニングもそのひとつ。
これは工場長の強い要望で、特注で塗装してもらったのだそうです。
そしてこれは世界的に有名な工具メーカー「snap on」のツールステーション。
ここまで拘る人、またそれに応えてしまう会社。そう多くありません。
利益云々言う前に、まず働く人の環境を考える。
企業にとってそれが一番大事な部分なのかもしれません。
昨年末に
「部品コストを3割引き下げへ、トヨタ、下請けに通知」
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_k/news/d/2009122201000252/
という記事が掲載されました。
これはトヨタに限らず製造業全般に言えることですが、現状、すでに3割ダウンまたはそれ以上のコストダウンを強いられている製造工場も少なくありません。
町工場は、利益の出せる体質に変えようにも資金の問題、人材の問題などでなかなか実現できず、泣く泣くメーカーの言値で請けてしまう。というのが現状かと思います。
製造現場からは、下請けいじめ、という声すら聞こえてきます。
しかし、光山さんは言います。
たしかに、下請け企業に一方的にコストダウンを強要する大手メーカーばかりが目立つが、中にはしっかりと協力会社の利益も考えて共に成長していこうと考えている大手メーカーもあります。
だから、そのような悪い体質になど負けていないで、良いメーカーと取引きできるように積極的にどんどん前に表に出てきてほしい。
私たちと競合になっても構わない。そうであれば、むしろ、受けて立ちます。と。
素晴らしい。まさにサムライスピリッツ。
丸和精光が取引きしている大手メーカーの『共存』の精神は、光山さん自身にも受け継がれています。
協力会社へ仕事を依頼するときは、先方にその利益がきちんと出ているかどうかいつも気に掛けているのだそうです。
あまりにも無理をした見積が来たりすると、逆に問い合わせすることもあるのだそうです。
利己主義経営では、協力メーカーは離れていき、孤立し、いずれ回らなくなり消えていきます。
企業同士、互いに切磋琢磨し、共に成長して行くのが、本来、企業間の良い取引関係なのではないのでしょうか。
不況に、円高に、更なるコスト競争に、ますます厳しい状況に置かれる町工場。
これからどういう形で生き残っていけばよいのか。
難しい問題ですが、丸和精光のように常に全力で前向きに果敢にチャレンジいけば、何か道が開けてくるのかもしれません。
言われるがままの下請け体制から飛び出して、共に成長していける企業と手を組み、強い町工場を目指し、頑張っていきたいですね!
光山さん、今回は力強いお言葉をありがとうございました。
丸和精光の発展をこれからも応援しております。
今回ご紹介した丸和精光?の技術に興味のある方は、直接お問い合わせ頂くか、
当ブログのお問い合わせページからご連絡ください。
http://www.sugoizo-blog.com/toiawase.html
丸和精光株式会社
〒206-0801
東京都稲城市大丸1358-7
TEL 042-377-9980
FAX 042-377-9981








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