どうも、ochiです。
いつもは書評を担当している私ですが、
今回はひょんなことから、企業紹介に初挑戦することになりました。
しかも、これまた応援ブログとしては初の試み、
産業ナビさんとのコラボ企画となっております。
。。。不安です。
ちなみに、産業ナビさんの記事はコチラです。
さすがの文章力です。
切削加工の研究開発型町工場、株式会社由紀精密【今日の個店! 産業Navi】
神奈川県茅ヶ崎市にある株式会社由紀精密さんです。
【株式会社 由紀精密】
〒253-0084 神奈川県茅ヶ崎市円蔵370茅ヶ崎機械金属工業団地内
hp http://www.yukiseimitsu.co.jp
取材に応じてくださったのは常務取締役の大坪さんと開発部主査の笠原さん
このお二人は、中学時代からの付き合いだそうで、取材中も絶妙の掛け合いでした。
由紀精密さんの前身は、1950年に設立された大坪螺子製作所というネジ屋さん。当時はロクロと呼ばれる機械で、ネジの制作をしていたそうです。
そのロクロですが、なんと由紀精密さんに残っていました。今でもちゃんと動きます。しかも、ちょっとした仕上げで、実際に使用することもあるそうです。
こういう、昔からの機械を大切に保管し、使用しているというのは、なんとも言えずいいもんですね。人に、いや企業に歴史ありと言った感じでしょうか。
さて、そんな由紀精密さんの現在の得意分野は
その歴史ある切削技術を生かした、精密切削加工です。
どのぐらい得意かと言いますと、森精機主催の『第6回切削加工ドリームコンテスト/試作・テスト加工部門』にて由紀精密さんの作品『インコネルメッシュ』が、なんと、金賞を受賞。
実際に現物を見せていただきましたが、ものすごい細かい造り込みがされていて、技術の高さがビシビシと伝わってきました。というか、どうやって作っているのやら???
(参考 / 森精機 第6回 切削加工ドリームコンテスト 受賞作品)
ちなみに、この『インコネルメッシュ』に負けずとも劣らない素晴らしい精密加工サンプルを色々と見せていただいたのですが。。。すみません、写真撮れてませんでした。
『見たい!』という方がおりましたら、直接由紀精密さんを訪ねていただければと。。。
また、この切削技術のノウハウを生かして掲げているのが『研究開発型』町工場。大学や、研究機関などへの提案型の設計・制作を行っています。
『規模の小さい町工場だからこそ、低コストで短納期の対応が可能である』と大坪常務は言います。確かに大学や研究機関のような場所の仕事は、同じものを大量に作るのではなく、一つ一つ試行錯誤しながら創っていく仕事でしょうから、これは町工場の得意とする分野かもしれません。
工場内ですが、精密加工を得意とする会社だけあって、非常に整理が行き届いています。
刃物等の工具、受注状況、さらに完成した製品などは、それぞれ専用の管理棚に置かれ、社内のデータベースと連動して管理されています。
また、急な依頼に対応できるように色々な種類の棒材を在庫として持っているのですが、この管理はなんとバーコード。
失礼ながら、町工場でここまでの管理体制を築いている会社はなかなかないのではないでしょうか?
さて、今回取材に応じてくださった大坪常務は、現社長の息子さんです。
その常務が入社した時は不景気真っ只中だったそうです。
『このままじゃ、まずい』そう思った常務は行動します。
それが顧客に対するアンケートの実施。
これによって、自社の強みと、弱みを客観的に知り、具体的な対策を練ったそうです。
例えば、アンケートの結果、強みとして『品質』があげられたそうで、
それをさらに強固なものにするためにISO9000を取得し、
『品質』のよさをアピールできるようにしたとのことです。
また、町工場の規模ですと、悩みの一つとして仕事の密度の偏りが上げられるかと思います。
その原因のひとつが、『同じ分野の仕事ばかりしている』ため。
そのリスクを分散するために、
これまで、電気・電子・通信分野でほぼ100%を占めていた受注内容を航空・宇宙分野、大学・研究分野等への参入を図ることで、受注のリスクを分散することに努めました。
その結果、今では電気・電子・通信分野、航空・宇宙分野、大学・研究分野のバランスがほぼ3割と丁度良い受注バランスを維持しているとのことです。
う〜ん、考えてらっしゃいます。
このアンケートの実施による自社分析や、リスクの分散は厳しい情勢の中小企業にとって実施しておきたい項目ですよね。
・50年後に『すごい』と呼ばれるような技術をやりたい
・10〜20名規模の中小企業のモデルケースになりたい。
(大坪常務)
・家に帰って、美味しいビールが呑めるような仕事をしたい。
(笠原主査)
色々考え、実行している由紀精密さんですから、きっとこれらの夢も叶うのではないでしょうか。
さて、どうにか初取材記事を書くことができました。今までyamag編集長の取材に同行してお話を聞く機会はあったのですが、単独の取材は今回が初めて。正直、取材をする前はどうなる事かと思いましたが、どうにか記事にはなったのかなと。。。
とはいえ、今回の由紀精密さん、自分の腕が未熟なため、記事にできたのは伺った内容のごく一部。本当に色々な事を段階的、理論的に考えてらっしゃいました。
こうやって色々な事を考え、色々な事を試行錯誤しながら実行している町工場は非常に多く存在しています。不景気、不景気といいますが、まだまだ町工場の明かりは消えませんよ!!
以上。
取材に応じてくださった株式会社由紀精密 大坪常務、笠原主査。
コラボ取材を提案してくださった、産業ナビさん。
また、取材に同行してくださった株式会社ミヨシ 杉山専務。
本当にありがとうございました!!
今回ご紹介した由紀精密さんの技術に興味のある方は、直接お問い合わせ頂くか、当ブログのお問い合わせページからご連絡ください。
http://www.sugoizo-blog.com/toiawase.html
【株式会社 由紀精密】
〒253-0084 神奈川県茅ヶ崎市円蔵370茅ヶ崎機械金属工業団地内
hp http://www.yukiseimitsu.co.jp








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