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2010年11月アーカイブ

モノの値段には理由がある。
高いか安いか判断基準はひとそれぞれだけれども
材料費や人件費など目に見える部分だけで判断するのではなく、
製品を生み出した開発技術者の思いやノウハウなど目に見えない部分も
製品の価値として評価するべきではないだろうか。


今回は、?東大阪技研 的場様のブログ『ひがラボブログ』からご寄稿頂きました。

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「日本は高い?」


よく製造業の中で、最近耳にするのが「日本の工作機械は値段が高い」と言う言葉です。


「台湾製のマシンが近年日本製と同等品で値段が半分だ!」
「コストパフォーマンス抜群だし、保守もまぁまぁいけてる」
ともよく聞くようになりました。

いやしかし、僕は新興国産のマシンを使って仕事をした事は無いのも実情。

んだ、でも本当に日本の主要工作機械メーカーの機械は値段がボッタクリなのか?
それも疑問です。
当社の機械も、たまに整備する時に構造を見たりするのですが
「う〜ん、よく手が込んでるなぁ。。。」
と思ってみて見たり。

たまに操作ミスでトラブルを起こしてしまったりもするのですが、多少のトラブルなら「ケロッ」と何かありましたか?的な感じです。

使い込んでいて、使えば使うほど納得の操作性と剛性と加工精度。
「本当に設計や製造サイドがよくよく考えて作ってるなぁ」
が本音です。

先輩の工場に数台日立製(現森精機)のマシニングが並んでいますが、そこそこ年式も経っていて、部品加工業なのでそれは繰り返し繰り返し作業をこなしている。

いつも見るたびに
「多分開発者や設計者の考えていたの限界を超えてるのにまだ普通に動いてるんやろうなぁ」
とボーっと眺めています。

確かに、日本の工作機械を分解し、中身を見て同じ素材や同じ形状でくみ上げれば同じような機械はノウハウが無しに簡単に生まれるのも解る話です。
(ようは設計開発コストが丸々無い上に人件費も倍半分ですので、値段も安くなる)

でも、その目に見える部分だけではなく、目に見えないノウハウや思いは真似できんですよね。

ここには、こう言う訳があり、このネジを使っている。
ここは、剛性が必要な場所だから、この組み方をしている。
精度が必要な箇所だから、機械で無くあえて手で仕上げて研磨している。

この辺りが、日本製のコストなんだと思うんだけどなぁ。

その内新興国産のマシンも、月日と共に、もっと素晴らしい製品になっていくのも事実。

でも、その時にはひょっとしたら日本のマシンの価格と変わらないぐらいになってるんじゃないのかなぁ?

さて、その半値の機械は、想像の限界を超えた作業でも、まだ使い続けていれるのだろうか。
日本の製造業に求められている、要所にこれから追い続けていけるのだろうか。

だって、半値でっせ?

人件費と開発費用を抑えているだけで、本当にそんな価格で全く同じ物が出来るの???

その前に、新興国産のマシンを日本人が使って安く仕事する必要は有るのだろうか?
それなら、人件費の安い新興国の方が使った方が、もっと良いのでは?

僕はこう考えるのです。

「日本の機械は高い」

ではなく

「モノの割にはまぁまぁお安くない?」

と。

(株)東大阪技研
大阪府東大阪市加納5-7-15
Tel : 072-875-6201
Fax : 072-875-6202
HP:http://higalabo.jp/
ブログ:http://higalabo.dgblog.dreamgate.gr.jp/

今週は火曜日が「勤労感謝の日」ですので、飛び石連休の方も多いと思います。

【彦】が書かせていただきます。

 

■ ウィキペディア 『 勤労感謝の日 』

 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%A4%E5%8A%B4%E6%84%9F%E8%AC%9D%E3%81%AE%E6%97%A5

 

 

今回は、先日の投稿  『 レアメタル・レアアースを回収しよう! 』

( → http://www.sugoizo-blog.com/2010/11/post-79.html )でも触れたところの

 『東京工業高等専門学校』こと通称:“東京高専”の学園祭  『くぬぎだ祭』 について

各所で展開される 『 ものづくり体験 』 の一端を 写真でご紹介したいと思います。

 

なお、高専は、「深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成する」ことを目的とする学校で、

中学を卒業したての15歳で入学、20歳まで5年間の学校生活を送る5年制の高等教育機関です。

 

学園祭ですので、文化系サークルの発表・展示・パフォーマンスも種々あるのですが、

今回は、ものづくり系の発表・展示の中から、このブログ向き(?)な写真を選んでみました。

 

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【 1(左)】 機械工学科が中心となって一般来場者向けに開催している「メカライフの世界展2010」。

夏休みに続く開催で、紙を素材として「三枚羽ブーメラン」・「竹とんぼ」・「フライングリング」を製作。

親子連れのほか、地元の小学生など友だち同士での来場者も。

【 2(右)】 機械工学科の3年生(=高校3年生と同年齢)が授業で製作するメカの例。

スターリングエンジンは工場実習での製作のため、学生自ら旋盤加工・フライス加工・ 溶接・

手仕上げ(ヤスリ掛け)等を行っています。 

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【 3(左)および4(右)上】 NHKテレビでも放送される“高専ロボコン”の2005年参加マシン“縦高無尽”。

地区予選を1位通過、全国大会も順調に勝ち進み決勝進出するもマシントラブルにより準優勝。

ただし、それまでのぶっちぎりの速さ・強さが認められ、「ロボコン大賞」の栄誉を授かったマシン。

【 4(右)下】  学生製作のラジオ各種。 学生それぞれのデザイン、アイデアいっぱいです。.

 

■ 高専ロボコン 2005年大会・東京高専Aチーム出場マシン“縦高無尽” & Bチーム“ロボッテ”

 → http://xythos.tokyo-ct.ac.jp/dpt/robosite/robocon2005/

 

■ ウィキペディア 『 アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト 』

 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E5%AF%BE%E6%B1%BA%E3%83%BB%E5%85%A8%E5%9B%BD%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%B0%82%E9%96%80%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88

 

続いて、 電子工学・電気工学の一般公開。

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【写真左上】 裏返した洗面器のスイッチで黒板に並んだLEDのランプを右に左にラリーさせるゲーム。  スイッチを押すタイミングを誤るとうまく打ち返せず、相手にポイントが入るしくみ。親子対戦で盛り上がっていました。

【左下】 ラジオづくり。 用意された部品をハンダ付けしてラジオを製作します。

【右上・右下】 シンセサイザー体験。 キーボードの打鍵にあわせて、机上に並んだ電子回路が音と光を放ちます。 メロディーにあわせたイルミネーションつき3D音源(?)体験ができます。

 

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【左上・下】 体育館会場でのロボット相撲。 同校には体育館が2つあります。 メイン会場の第1体育館のとなりにある第2体育館では、訪問した時間帯、機械工学科によるロボット相撲が行われていました。 このほか、時間帯毎にジャグリングなど有志による各種パフォーマンスや文化部による発表会も行われます。

【右上・下】 化学科による研究発表。 このような発表を聴かせていただくと、数年前までは中学生だったのに、若いみなさんの吸収力・成長力にほんとうに感服させられます。 社会人になっても是非とも今というときのことを忘れず、幸せを感じながら大活躍していただきたいと願うばかりです。

 

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ところで。

“つくる楽しさ”といえば、模擬店も盛り上がります。

写真は、左上が、みてのとおりの「科学部カレー」のメニュー。

そういえば、かの“ボンカレー”も「大塚製薬」が開発したんですよね(販売は大塚食品)。

右は 水泳部による「ソースヤキソバ」、下が、硬式テニス部による「炭火焼きヤキトリ」。

いずれの店も毎年の伝統です。 ちなみにヤキトリは塩とタレが選べます。

 

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そろそろ月末、今週もはりきってまいりましょー ♪ 

おはようございます。 【彦】でございます。

 

去る10月28日(木)〜11月2日(火)の6日間、2年に1度の「JIMTOF」こと

『第25回・日本国際工作機械見本市』が東京ビックサイトで開催されました。

 

出展企業数は、前回(第24回:2008年)とほぼ同数、世界22の国と地域から

合計814社(直接出展:576社、内部出展:238社)が集まったそうです。

 

厳しい経済状況ながらも景気回復局面での開催、盛り上がりに期待したものの、

途中、会場がもっともヒートアップするべき10月29(金)・30日(土)、台風14号に

水を差されてしまいました。( TДT)  主催者発表によると、6日間の来場者数は、

残念ながら前回比およそ2割減の11万4558人(うち海外から7,628名)でした 。 。 。 ○| ̄|_

 

しかしながら、会場は来場者減を感じさせない相変わらずの熱気、

「"商談"という点では前回以上の手応え」という関係者の声も多かった(主催者談)ようです。

 

( 自分も土曜の午前中に出かけたのですが、その時点ではいつも通りの混雑ぶり、

 景気動向(後退局面か・回復局面か)を考えても、主催者談や「2008年よりは好感触」

 という知人のコメントはある程度うなづけます。 もっとも、「円高(による国内の空洞化)が心配」

 という意見は各方面から非常に多かったようですが 。 。 。 )

 

■ JIMTOF2010(第25回日本国際工作機械見本市)ホームページ

 → http://www.jimtof.org/

 

 

/* 「加工現場へのIT提案・大岩清二氏」 より写真をいただきました。*/

 

 当ブログの2010年1月24日のインタビュー記事ご登場いただいた 大岩清二さん、

http://www.sugoizo-blog.com/2010/01/post-50.html)、ご自身がプログラミングし

 "キャメスト"の商品名で販売しているCADCAMを 今回のJIMTOF期間中、工作機械・

レーザー加工機・輸送機器部品でおなじみ「エンシュウ(株)」様ブースに展示したそうです。

写真とコメントをいただきましたので、ご紹介いたします。

 

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【写真1】 JIMTOF会場風景、キャメスト出展風景 ( by 大岩さん ) 

キャメストは 加工の現場で使える簡単操作・お手頃価格のCAD/CAM。

今回のJIMTOFでは、A軸を動かす6面加工のNCデータをキャメストで作成、エンシュウ・EV360T

http://www.enshu.co.jp/enshu2/product/machine/vertical/ev360t/ )を使って加工デモ。

 

■ 『 簡単・低価格・高性能、CAD/CAM"キャメスト"』 ホームページ

 → http://camest.com/

 

■ 『 エンシュウ株式会社 』ホームページ

 → http://www.enshu.co.jp/enshu2/

 

 

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【写真2】 会場に展示された日産GT-Rのようすも届きました。

これは "あらゆるジャンルの来場者にモノづくりの面白さを伝える"べく行われた

日産自動車の協力による 『 超高性能パワートレインの手組み工程展示 』 のJIMTOF主催者企画。

大岩さん曰わく、『 もはや芸術品ですねー 』 とのことです。

 

□ ご参考) World of GT-R (日産自動車Webサイト)

 → http://www2.nissan.co.jp/GT-R/world.html

 

□ ご参考) 日産GT-Rコンセプト

"まったく新しいジャンルのスーパーカーの創造"

 → http://www2.nissan.co.jp/GT-R/concept.html

 

 

ちなみに、JIMTOF主催者企画としては、日産GT-Rのパワートレイン関連の展示のほか、

『モノづくりステーション』と題した都立北豊島工業高校や海外工業会によるプレゼン、

電気通信大学によるヴァーチャル加工体験コーナー、

工業高校の活動紹介と手作り旋盤「オリンピア号」等の展示、などが実施されました。

 

なお、大岩さん、ソフトウェアづくりのため 国内・海外問わず、いそがしく出張されており、

そのようすはご自身のブログ ( http://d.hatena.ne.jp/soft_developer/archive )で一覧できます。

出張先で感じた「日本のものづくりのいま」についてのインタビューを

製造業応援グログにも、年末・年始のどこかのタイミングで投稿予定です。

 

今週もがんばってまいりましょー♪  

製造業のIT活用はすでに成熟されています。
しかしこの時代、入れ替わりが激しい状況であることも事実です。
そこで「IT化にちょっと出遅れたけど」とか「新たに工場経営を始めたのだけど」等々のこれからITを活用したい町工場にページランク5のサイトから無償でリンクをしてしまおうという企画です。


Google PageRank(以下ページランク)は、数字が高ければ高いほど優秀なサイトとして評価されます。
その高ランクのサイトからリンクされるところも同様に、ページランクが高くなりやすいのです。
一般的なサイトはページランク2から3が多く、あのNCネットワークや産業Naviでページランク5です。


そんなページランクが高いサイトは有料でリンク募集をする所が多いのですが、これからがんばる町工場、製造業をなんとか応援したい!と言う気持ちから無償でリンクを致します。


※詳しくは 「ページランク 効果」で検索してください。


【対象】
製造業に関わる業種であること
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【条件】
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上記のいずれかのレポートを提出して頂ける方。
その他、テーマは比較的自由に受け入れますが製造業や日本の将来に関することが好ましいです。


【レポート公開】
頂いたレポートは、
製造業応援ブログ http://www.sugoizo-blog.com/
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ミナログ http://minaro.cocolog-nifty.com/
他、製造業ブログをお持ちの方に公開されます。


【リンク場所】
ミナログ ページランク5 http://minaro.cocolog-nifty.com/
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【リンク期間】
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最低一ヶ月間以上。
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ご応募お待ちしております。

デザイン物のモノづくりの場合、クレイモデルや既製品に手を加えたものなどの現物から3Dデータを起こすことが多い。
現物を3次元測定し、3Dデータに置き換える(作成する)技法のことをリバースエンジニアリングと言う。

測定の方法は大きく分けて、接触式と非接触式の2通りがある。
接触式は、プローブと呼ばれる先端が球形状になったツールを形状にトレースさせ、XYZ値を測定する。
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非接触式は、レーザー式とカメラ画像式がある。
レーザー式は、レーザーを形状に照射し反射した光の変位を測定する。
カメラ画像式は、形状にモアレパターンを照射し、そのパターン模様を撮影。その変位から凹凸形状を割り出す。
どちらの方式を使うかは、測定物の大きさや形状などによって決められる。

どちらも高額な装置で測定ノウハウもあるため、簡単に導入し、すぐに使えるようになるものではない。

さて、そんなリバースエンジニアリングの前置きを書いたところで、今回は誰でも簡単に写真からリバースできるフリーソフトを紹介したい。

「SurveyFromPhoto」
http://www3.plala.or.jp/SolidFromPhoto/

このソフトは、複数の角度から撮影した写真にそれぞれ対応点というものを登録するだけで簡単に3Dデータを作成してくれる。
生成された3Dデータは、各フォーマットで出力が可能。展開図も作成し出力できる。
ソフトの「使用上の注意」を守れば1/1000〜1/100の精度の出力が可能というからフリーソフトとは言え侮れない。

各写真に対応点を登録していく作業がこのソフトのメインの作業となる。
地道な作業だが、多ければ多いほど、精度がよければ良いほど、精度の高い3Dデータが生成される。

□簡単な形状でTRY
対応点が登録しやすい直方体で試してみた。
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1)「松本城」を4方向から撮影
一般的なデジカメを使用(SONY Cyber-shot DSC-W50)
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2)SurveyFromPhoto.exeを起動
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3)撮影した写真を全てドラッグ&ドロップ

4)それぞれの写真に対応点を登録していく
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5)登録し終わったら、「カメラ位置・姿勢の計算」をクリック
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共通する点が最低10点ないと以下のような警告メッセージが出る。
警告が出た場合は対応点を増やす
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6)「カメラ位置・姿勢の計算」計算結果
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青い点と赤い点が大きくずれていなければ、OK
大きくずれていた場合は修正する。

7)ポリゴンを生成
101107-09.jpg 101107-10.jpg
4枚の写真から3Dデータが生成された。
マウスの右ボタンと中ボタンを同時押しで、モデルを回転させることができる。
3Dデータに見慣れた私でもこれには感動した。

8)3Dデータを出力
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いつも使用しているCADに取り込んでみる。
IGES出力。

9)CADに取り込み
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対応点を結んだ三角サーフェース群として取り込まれた。
大きさは、ほぼ1/4。
座標系は撮影した角度によって変わると思われる。
回転、移動、スケーリングで編集すれば、十分CADデータとして使用できる。

□異形状をTRY
直方体ではつまらないので、複雑な形状を試してみた。
家にあった古びた目覚まし時計。

1)対応点が分り難いのであらかじめ鉛筆で軽くマーキングをした
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2)先程と同じ手順で対応点を登録していく
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3)ポリゴン生成
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登録した対応点が少ないので、粗い形状になってしまったが、時間を掛けて対応点を増やしていけば、現物に近い形状データが得られると思う。
特に裏側のR形状はもっと細かく対応点を登録する必要がある。

4)CADへ取り込み
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5)モデリング
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座標系とスケールを編集し、取り込んだデータを基にモデリングをしてみた。

簡単ではあるがデジカメひとつで手軽にリバースすることができた。

3Dデータの出来栄えは、使用する写真の枚数や対応点の登録数によって変わってくる。
多ければ多いほど、精度良く対応点を設定すればするほど、精度の良い3Dデータを作成することができる。ただ、その作業は全て手作業となるため、精度を上げるほどそれに掛かる作業時間は当然多くなる。

リバースという作業にもいろいろなパターンがある。
精度良く3Dデータ化したいものの方が圧倒的に多いが、ざっくりとした現物モデルをざっくり取り込んでCAD上で精度良く仕上ていく場合もある。
このソフトはそのような時に使ってみてもいいかもしれない。
また、趣味などで3DCGモデリングをする場合のベースとしてざっくり取り込むのも良いだろう。

用途はいろいろあると思う。
まずは直方体から試してみていただき、手軽に3Dデータが作成できることを実感していただければ、使い方のアイデアがいろいろと浮かんでくるはずだ。

直方体なら初めてでも30分と掛からないので是非一度は試してみて欲しいと思う。

水曜日ですが「文化の日」で休日の方も多いと思います。

予定より早いタイミングですが、【彦】が書かせていただきます。

 

先日の投稿( http://www.sugoizo-blog.com/2010/10/post-78.html )でご紹介したところの

『東京工業高等専門学校』こと通称:“東京高専”、10月31日、その学園祭である 『くぬぎだ祭』 に

家族で出かけてきました。

 

つくる楽しさいっぱいの 「くぬぎだ祭」。 詳しいレポートは後日お届けする予定ですが、

とりいそぎ、その会場で学生たちが熱心にPRしていた 『 使用済み小型家電のリサイクル 』

について、ご紹介したいと思います。

 

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【 「平成22年 使用済小型家電の回収モデル事業」のポスター 】

 東京都江東区と八王子市でモデル事業が展開されています。

 事業の紹介ページは、http://www.kogatakaden-r.jp/about.html 。

 

 

/* 都市鉱山、レアメタル(希少金属)の有効活用 */

 

リサイクルの目的は、お察しの通り、これらの製品に含まれている 希少金属 = レアメタルの

有効活用にあります。

 

ウィキペディアによれば、レアメタルとは、

 「鉄、銅、亜鉛、アルミニウム等のベースメタル(コモンメタルやメジャーメタルとも呼ばれる)や

  金、銀などの貴金属以外で、産業に利用されている非鉄金属を指す」

と解説されています。

 

具体的には、軽い方から順に(=元素記号順)に

 リチウム ベリリウム ホウ素(ボロン)、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、

 コバルト、ニッケル、ガリウム、ゲルマニウム、セレン、ルビジウム、ストロンチウム、

 ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、パラジウム、インジウム、アンチモン、テルル、

 セシウム、バリウム、ハフニウム、タンタル、タングステン、レニウム、白金(プラチナ)、

 タリウム、ビスマス の30鉱種に、

 最近話題の“レアアース”こと 「希土類」の17元素(※1)をまとめて 1鉱種と数えた31種を指します。 

 

※1 『 レアアース17種 』 とは、、

 スカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、

 プロメチウム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニウム、 テルビウム、

 ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウム、の17元素。

 

■ ウィキペディア 『 レアメタル(希少金属) 』

 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AB

 

■ ウィキペディア 『 レアアース(希土類元素) 』

 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B9

 

レアメタルのリサイクルは、資源に乏しい日本が先端産業の競争力を確保するために

真剣に考えなければならない課題とされています。

 

たとえば、インジウムやリチウムなどは新興国での需要も急増しており、世界的な資源争奪戦の

様相となっています。 また、ガリウムはあと数年で、インジウムやハフニウムも10年程度で、

(分類上はレアメタルではありませんが)亜鉛も20年以内には枯渇すると予測されています。

 

こうした危機を回避するため、家庭に眠ったままの レアメタルを多く含んだ使用済み小型家電の

リサイクルが注目されているわけです。

 

 

では、「小型家電」とはなんでしょうか。

今回の回収モデル事業では、ポケットサイズ(25cm×15cm以内)のポータブルな電子機器、

もしくは、電源として乾電池、充電池/充電器を使用する製品、と定義されています。

 

具体的には、携帯電話、電卓、電子辞書、デジカメ、ビデオカメラ、音楽プレーヤー、

ポータブルゲーム機、ならびに その付属機器 などをあげられます。

 

また、テレビ・エアコン・照明器具等の“リモコン”、歩数計、デジタル体温計など

液晶の表示部がある電子機器も 今回のリサイクルの対象です。

 

これらの機器は、これまで廃棄の際の回収ルートが確立しておらず、

所有者が不燃ゴミとして処分したり、あるいは、ゴミにするにはもったいない気持ちから

捨てるに捨てられず、なんとなくそのまま (いわゆる“ガラクタ”として) 所持している

ことも多いのだそうです(※2)。

 

※2 このような “使っていないが捨ててもいない状態” について、経済産業省では、

   「使用済みとなっても廃棄せず手元に保有したままである」という状況の定義づけを行い、

   このような状況について“退蔵”と呼称することにしているそうです。


 

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【 デジカメを分解したサンプル 】

 インジウム・ストロンチウムが液晶、リチウム・コバルトがバッテリー、

 ネオジムがモーターやマイク・スピーカー等の磁石、ニッケルが三脚座のネジ部、

 部品でいえば、LEDにはガリウム、コンデンサーにはパラジウム・タンタル・ニッケル 、、、

 という具合に含まれています。 また、基板・接点・ICチップ(チップ内の配線など)には

 かなりの量の 高純度な 金 ・ 銀 が使われています。

  

なお、これからの季節に活躍する インクジェットプリンタ の インクカートリッジ 、

ご存知の通り、端子部分が金メッキになっているほか、近年はICチップも内蔵されています。

回収ボックスは 家電量販店のほか、大きな郵便局にも置かれるようになっているようです。

 

 

■ 使用済小型家電回収の現状と課題PDF( 経済産業省 )

 → http://www.meti.go.jp/committee/summary/0004564/pdf/g90604a02j.pdf

 

■ 使用済小型家電からのレアメタルの回収及び適正処理に関する研究会
 → http://www.env.go.jp/recycle/recycling/raremetals/conf_ruca.html

 

■ 「眠れる都市鉱山」発掘を目指す経産省 ( ケータイWatch Webサイト )

 ( 「たんすケータイあつめタイ\(^o^)/」の取組みについて、背景やねらいの紹介。 )

 → http://k-tai.impress.co.jp/docs/interview/20100125_344197.html

 

□ ご参考) ウィキペディア 『 都市鉱山 』

 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E5%B8%82%E9%89%B1%E5%B1%B1

 

 

これまで曖昧だった小型家電の廃棄・回収ルート、これから確立されていくはずです。

“退蔵品”がお手元にあれば、もうしばらく捨てずに保管してください。

ものづくりの未来に、必ずや役立つ取り組みです 。 。 。 って、学生が言ってました。

 

若者に、子どもたちに、明るく・豊かな未来を 。

社会人のみなさんも、どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _;)m

 

月末恒例の書評です。

今回、ご紹介する書籍は、
棋士 羽生善治さんと海洋冒険家 白石廉次郎さんの対談をまとめた1冊です

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『勝負師と冒険家』

棋士の羽生名人についてはご存知の方も多いのではないでしょうか?
史上3人目の中学生棋士としてデビューを果たし、その後数々のタイトルを獲得。
通算タイトル獲得数は、将棋の長い歴史のなかで歴代2位だそうです。

海洋冒険家 白石さん。
実はこの方のことはこの本で始めて知りました。
1993年に単独無寄港世界一周を達成。
なんと当時の世界最年少記録だそうです。

将棋と海、住む世界はまったく違いますが、
どちらも常人よりはるかに高い精神力を要求される世界なのは間違いないわけで。。。
そんな世界に住むお二人の対談。
色々と我々へヒントになりそうなことがつまっていそうです。


■ 目次
はじめに 野生の勘を持っている、白石さん/羽生善治
序 章 勝負師と冒険家
第1章 少年時代の夢は必ずかなえろ
第2章 ヨットと将棋の共通点とは
第3章 危機からの脱出法
第4章 社会に対して価値を生み出せ
あとがき 頭脳のアスリート、羽生さん/白石康次郎


■ 書感
白石/運というのは天からの賜物で、人間技じゃないんだよね。我々が問われるのは、運をつかむ準備ができているかどうかなんだ。長くて過酷なレースになればなるほど、やっぱり運をつかむ準備というのが大きな要素になってくる。/p101

よく運のいい人、悪い人といいますが、運を掴むためにはそれなりの努力が必要です。
日々、努力を重ね、準備を備えているからこそ、運を掴むことができるようです。
そもそも、ただ運がいいことをうらやましがるだけの人って、
運が通り過ぎるのに気がついてないだけかもしれませんよね。

羽生 / 意識的にアクセルを踏むようにしないと、かえって自然と減速しているというような感じになるんですね。ここまでやるのはやりすぎじゃないかな、くらいのつもりでアクセルを踏まないと。そこが若いころと一番違うところだと思います。/141

仕事において、経験というのは非常に大切なものですし、武器だと思います。
しかし、その経験が自身を減速させている可能性があるとのこと。
これって結構思い当たるふしがないでもないような。。。
あえてアクセルをかけるよう意識してみる。
さらっと書かれていましたが、かなり重要なことではないでしょうか?

羽生 / あえてトレーニングを課さないとダメな時代になっていると思います。昔はあえてそんなことをやらなくたって、時代でトレーニングできていた。でも、今は逆。あえて苦しい状況を作ってやらなきゃいけない。/169

不景気といいつつも、日々の食事や住むところに困るわけではありません。
日本という国は、なんだかんだ言ってもそれだけ恵まれている国なわけです。
逆境に身を置くこと、今までと違った世界に身を置くこと。
意識的にそういうことをやることは、必要なのかもしれません。

白石 / 僕、あきらめるというのは悪い決断じゃなくて、「あきらかに」「見極める」ということだと理解しています。僕は何度もあきらめたことがあります。でも投げ出したことはないけどね。/p196

白石 / 僕は講演では、苦しいときもあるでしょう、泣きたいこともあるでしょう、歯を食いしばることもあるでしょう。でも、そこから絶対に逃げないでね、そうしないと一生追いかけられるからね。苦しいことでも逃げないで受け入れるんです。よのなかのせいにしたり、人のせいに絶対にしないこと。すべてを受け入れると、自分の内にはいります。内に入ればすべての主導権を握れるのです。と話します。/p205

ただ、現状がいやで逃げる、あきらめる。これは進歩のない行動です。
同じあきらめるなら本書にあるように、
現状を受け入れ、耐え、見極める。
そういうことをした上で、あきらめたいものです。

誰でもそうかと思いますが、
集中力なんていうものは、一生切れずに持続できるものではありません。
それは棋戦の最中でも、ヨットで世界一周をしているときでも同じようです。
問題は、何処が集中すべきポイントか、
そしてその時に、集中力をマックスに持っていけるか。
この辺りの力加減が絶妙だからこそ、
プロの棋士として生きていけるのであり、世界一周を達成できるのです。

集中すべきポイントを見極める。大いに参考にしたいところですね。



■ 書籍概要
『勝負師と冒険家―常識にとらわれない「問題解決」のヒント』
白石 康次郎,羽生 善治 著  / 東洋経済新報社 (2010/2/19)


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