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書評『勝負師と冒険家』 【ochi】

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月末恒例の書評です。

今回、ご紹介する書籍は、
棋士 羽生善治さんと海洋冒険家 白石廉次郎さんの対談をまとめた1冊です

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『勝負師と冒険家』

棋士の羽生名人についてはご存知の方も多いのではないでしょうか?
史上3人目の中学生棋士としてデビューを果たし、その後数々のタイトルを獲得。
通算タイトル獲得数は、将棋の長い歴史のなかで歴代2位だそうです。

海洋冒険家 白石さん。
実はこの方のことはこの本で始めて知りました。
1993年に単独無寄港世界一周を達成。
なんと当時の世界最年少記録だそうです。

将棋と海、住む世界はまったく違いますが、
どちらも常人よりはるかに高い精神力を要求される世界なのは間違いないわけで。。。
そんな世界に住むお二人の対談。
色々と我々へヒントになりそうなことがつまっていそうです。


■ 目次
はじめに 野生の勘を持っている、白石さん/羽生善治
序 章 勝負師と冒険家
第1章 少年時代の夢は必ずかなえろ
第2章 ヨットと将棋の共通点とは
第3章 危機からの脱出法
第4章 社会に対して価値を生み出せ
あとがき 頭脳のアスリート、羽生さん/白石康次郎


■ 書感
白石/運というのは天からの賜物で、人間技じゃないんだよね。我々が問われるのは、運をつかむ準備ができているかどうかなんだ。長くて過酷なレースになればなるほど、やっぱり運をつかむ準備というのが大きな要素になってくる。/p101

よく運のいい人、悪い人といいますが、運を掴むためにはそれなりの努力が必要です。
日々、努力を重ね、準備を備えているからこそ、運を掴むことができるようです。
そもそも、ただ運がいいことをうらやましがるだけの人って、
運が通り過ぎるのに気がついてないだけかもしれませんよね。

羽生 / 意識的にアクセルを踏むようにしないと、かえって自然と減速しているというような感じになるんですね。ここまでやるのはやりすぎじゃないかな、くらいのつもりでアクセルを踏まないと。そこが若いころと一番違うところだと思います。/141

仕事において、経験というのは非常に大切なものですし、武器だと思います。
しかし、その経験が自身を減速させている可能性があるとのこと。
これって結構思い当たるふしがないでもないような。。。
あえてアクセルをかけるよう意識してみる。
さらっと書かれていましたが、かなり重要なことではないでしょうか?

羽生 / あえてトレーニングを課さないとダメな時代になっていると思います。昔はあえてそんなことをやらなくたって、時代でトレーニングできていた。でも、今は逆。あえて苦しい状況を作ってやらなきゃいけない。/169

不景気といいつつも、日々の食事や住むところに困るわけではありません。
日本という国は、なんだかんだ言ってもそれだけ恵まれている国なわけです。
逆境に身を置くこと、今までと違った世界に身を置くこと。
意識的にそういうことをやることは、必要なのかもしれません。

白石 / 僕、あきらめるというのは悪い決断じゃなくて、「あきらかに」「見極める」ということだと理解しています。僕は何度もあきらめたことがあります。でも投げ出したことはないけどね。/p196

白石 / 僕は講演では、苦しいときもあるでしょう、泣きたいこともあるでしょう、歯を食いしばることもあるでしょう。でも、そこから絶対に逃げないでね、そうしないと一生追いかけられるからね。苦しいことでも逃げないで受け入れるんです。よのなかのせいにしたり、人のせいに絶対にしないこと。すべてを受け入れると、自分の内にはいります。内に入ればすべての主導権を握れるのです。と話します。/p205

ただ、現状がいやで逃げる、あきらめる。これは進歩のない行動です。
同じあきらめるなら本書にあるように、
現状を受け入れ、耐え、見極める。
そういうことをした上で、あきらめたいものです。

誰でもそうかと思いますが、
集中力なんていうものは、一生切れずに持続できるものではありません。
それは棋戦の最中でも、ヨットで世界一周をしているときでも同じようです。
問題は、何処が集中すべきポイントか、
そしてその時に、集中力をマックスに持っていけるか。
この辺りの力加減が絶妙だからこそ、
プロの棋士として生きていけるのであり、世界一周を達成できるのです。

集中すべきポイントを見極める。大いに参考にしたいところですね。



■ 書籍概要
『勝負師と冒険家―常識にとらわれない「問題解決」のヒント』
白石 康次郎,羽生 善治 著  / 東洋経済新報社 (2010/2/19)


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