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『昭和精工株式会社』前編【yamag】

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昭和精工の工場見学に行ってきました。
http://www.showa-seiko.co.jp/
横浜市金沢区。横浜シーサイドライン産業振興センター駅を降りてすぐのところにあります。今まで僕が取材訪問した会社の中では、敷地面積も社員数も一番大きな会社です。出迎えてくださったのは、課長の海老澤様。お忙しい中、この日のために時間を作ってくださいました。

 

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今回の工場見学は、他に@ochi_workさん、@seigyoyaさん、@SUGI_7さん、@T_U_R_N_さんの4名が参加しました。皆、ツイッターやブログなどで繋がり、オフ会や勉強会などで顔を合わせている仲間です。
エントランスから皆で建物の中へ移動。2階の10名ほどの会議室へ案内して頂きました。海老澤さんと5人が向かい合うかたちで着席。海老澤さんから簡単な挨拶があり、会社案内(ミニパンフ)が配られました。


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この会社案内は、この日のために特別に海老澤さんが作ってくださったそうです。(ありがとうございます!) 中央のページ開いてホッチキスを取れば、A4のバインダーに綴じることができます。

この会社案内に沿って説明をして頂きました。


 

ファインブランキング(FB)プレス加工

 

昭和精工は、引抜きダイスの製造販売から始まり、現在はプレス関連の金型製作、金型部品加工、研究開発、試作品などの様々な業務を行っています。特に力を入れているのが、FBプレス加工。FBプレス加工とは、スイスで開発された精密せん断打抜法というものです。通常のプレス成形の打抜クリアランスは10%程度(T=3mmの材料ならクリアランスは0.3程度)ですが、FBの場合、0.5%前後といった極めて狭いクリアランスで設定することにより平滑な打抜せん断面が得られます。

 

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上下にあるV形状で板を押さえ込み、内部応力を持たせた状態(静水圧)でせん断します。この方法だと成形寸法にバラつきがなく、キレイにせん断できます。FBは極めて良好なせん断面を得られる付加価値の高い加工技術ですが、専用のプレス装置と金型構造を必要とし、静水圧をかけながら打ち抜く為、一般プレス加工と比べると生産性は低くコストのかかる生産方法です。

 

昨今、プレス加工部品へのコスト要求が強まり、要求精度とコストとが見合わなくなってきています。そこで、昭和精工では通常のプレス技術でもFB並の打抜精度に近づける取り組みを行っています。現在、板厚の70%程度までならFB並のせん断精度を確保しつつ、生産性の良好な一般プレスで加工出来る技術を確立しています。

 

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身近なものだと、カンのプルタブ成形を行う金型(製缶金型)を設計製作しています。製缶金型は高速で連続生産(600spm以上)出来るように1000点近い全ての金型部品に「再現性」を持たせている為、非常に高価な金型になります。一点一点がスペシャルパーツで構成される製缶金型部品の価格は通常の金型と比べると約5倍。ものによっては15倍ほどにもなります。「プシュ」っと開くあの飲み口。飲み口の溝深さは±0.005という精度でコントロールされており、開きやすく破裂しないという相反する機能を満たす為の性能維持に昭和精工の金型技術が必要とされています。


昭和精工はこのほかに、試作品加工や医療部品加工、レンズ金型製作など、幅広い業務を行っています。http://www.showa-seiko.co.jp/product/index.html
その数ある業務の中に自社商品の販売があります。

 

LAP-UPマシン

 

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上の写真はレンズパターンを磨く装置です。NCデータを作成するソフトから加工機までをすべて自社で開発したものです。第2回ものづくり日本大賞優秀賞など多くの賞を受賞しています。

 

 

ものづくり大賞出品の詳細です。
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/seizousangyou/monodukuri/data/yuusyu04.pdf

 

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いままでは職人がパターンひとつひとつの球面をすべて手で仕上げていたため、精度のバラつきや人手不足などの問題が起こっていました。この装置の誕生により、精度が安定し、磨き時間も短縮、人材の問題も解消しました。
当初、この装置は自社内とある一部の得意先のみで使用する予定でした。しかし、この装置へのニーズが高いことを知り、現在は販売用にカスタマイズし、企業向けに販売しています。

 

後編へつづく。

 

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