去る5月18日(水)~20日(金)、パシフィコ横浜にて
『 人とくるまのテクノロジー展 2011 』 が開催されていました。
今回はそのレポートの前半として、「学生フォーミュラ」について書きたいと思います。
学生フォーミュラ。
"将来の自動車産業を担う人材を育てる公益活動"として2003年から始まった競技会で、
今年は 9月5日(月)~9日(金)の5日間、第9回大会 が開催されます。
大会名を長く書きますと
『 全日本 学生フォーミュラ大会 ~ ものづくり・デザインコンペティション ~ 』。
静岡県袋井市・掛川市にまたがる小笠山総合運動公園を会場に、
近年は 国内外から大学・高専80校以上が参加しています。
610cc以下の4サイクルエンジンを使用した車両を用いて、走ってタイムを競うだけでなく、
車両の製造コストや部品の製造プロセスについてレポート・口頭発表・質疑応答を行う『コスト』、
アマチュアレーサーを購買層と仮定して製作したマシンを自動車メーカーに売り込む
『 プレゼンテーション 』 などの審査もあり、総合力を問われる競技会となっています。
■ 『 自動車技術展 - 人とくるまのテクノロジー展 』 ホームページ
■ 『 第9回 全日本 学生フォーミュラ大会~ ものづくり・デザインコンペティション ~ 』 ホームページ
→ http://www.jsae.or.jp/formula/jp/
■ ウィキペディア 『 学生フォーミュラ大会 』
ちなみに、同様な競技は米国・英国・オーストラリアでも行われており、
F1グランプリでも有名なシルバーストン・サーキットで行われるイギリス大会では
ウィリアムズやフェラーリといった有力F1チームの首脳クラスも視察に来るなど、
エンジニアのスカウト/リクルートの場にもなっているそうです。
【 展示車両 】 写真左:横浜国立大学チーム、右:静岡大学チーム
パシフィコ横浜で行われた 『 人とくるまのテクノロジー展 』 に実車を展示したのは
昨年総合3位を獲得した地元・横浜国立大学チームと、同6位の静岡大学チーム。
横浜国立大学チームはハンドメイドの排気管はじめとする精緻な吸排気系とフレームワークが、
静岡大学チームは エントリー80余チームのなかで2チームだけという 個性あふれる
『サイドエンジン』 レイアウト が目を引きました。
ちなみに、このマシンの サイドエンジンレイアウト、
エンジンの重さはドライバーの体重とほぼ同じであるため左右の重量バランスはほぼ均等、
ドライバーとエンジンを前後に並べるよりもクルマの動きが機敏になるとともに、
"他と違うデザインに挑戦している"という姿勢もPRポイントにつながったそうです。
ところで、学生フォーミュラ大会は 「大会スポンサー」 として
法人・個人それぞれの大会運営の支援者を募集しています。
一方、各参加チームとしても"スポンサー募集中"とのことです。
金銭だけでなく、材料や設備・運搬車両などでの協力もできそうです。
卒業した学校や地元の大学のチャレンジを応援してみてはいかがでしょうか。
□ ご参考) 学生フォーミュラ大会 「スポンサーシップについて」 Webページ
( 法人スポンサーは一口5万円、個人スポンサーは"寄付"の形態となっています。)
→ http://www.jsae.or.jp/formula/jp/sponsorship.html
次回は、今年の『 人とくるまのテクノロジー展 』 で存在感の大きかった
EV(電気自動車)関連について書いてみたいと思います。
はやいもので今週からは6月がスタート、がんばりましょう ♪



















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