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『有限会社ユニバーサル』【yamag】

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埼玉県入間郡三芳町にある有限会社ユニバーサルに行ってきました。
お話をしてくださったのは専務の入江さん。
実はお伺いしたこの日、入江さんは加工業務に追われ自宅に帰っておらず、たいへんお疲れの中、取材に応じてくださいました。

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ユニバーサルの主業務は試作関連の部品加工です。
半導体部品がメインでしたが、最近では自動車部品も手掛けるようになりました。
工場には、マシニング5台、複合機3台、旋盤3台が所狭しと並んでいます。
[マシニング]
・オークマ MB56VA  1050×560×450   2台
・ファナック ROBODRILL T21iE 500×400×330  1台
・ファナック ROBODRILL α21iDL 700×400×330 1台
・浜井産業 5VA 1050×560×510 1台
[複合機]
・オークマ LB3000EX
・日立精機 CA20
・日立精機 NR20Ⅲ

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社員は5名。現場は入江さんを含めた4人で回しています。
切削可能な素材は、金属であれば何でもOK。
難作材であるチタンを始め、発火の危険性があるマグネシウムまで対応します。
基本的に仕事はどんなものでも断らないというスタンスで経営をされています。

ユニバーサルは、元々はレンズ磨きの会社でした。
現在の社長が1996年に創業。
順調に業績を伸ばしてきました。
しかし、ITバブルの崩壊。
徐々に仕事が減っていき、このままだと将来危ういという状況まで追い込まれていきました。

入江さんが入社したのはちょうどその頃。26歳でした。
それまでの入江さんは、近所の町工場でやはり部品加工の仕事をしていました。
加工技術のノウハウはこの頃に覚えたそうです。
ユニバーサルに入社した入江さんは、自分の技術でこの状況を変えてやる!と加工業務の立ち上げを決意。
工作機の導入と仕事を確保するために日々奔走しました。

一台目に導入したのはFUNUCのロボドリルでした。
ひとりで深夜まで睡眠時間を削り加工業務に専念しました。
入江さんの高い加工技術とものづくりにかける情熱はほんとう素晴らしい製品を生み出します。
魂のこもったその製品はお客さんに認められ、その後、たった3年の間に旋盤やマシニングなど3台増設するほど順調に業績を伸ばしていきました。

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↑マシニングを操作する入江さん

ユニバーサルがあらゆる加工分野の中で一番得意としている加工は、幾何公差です。
加工物は、NCデータで削ってもデータどおりに削り上がることはまずありません。
温度や工具状態、素材などの切削条件によって大なり小なりの誤差が生じます。
現場で発生するその加工誤差を作業者の経験値を基に機械のパラメータで微調整し、公差内に収めるのです。
これは工作機や金属の特性を熟知していないとできない作業です。

入江さんは加工した後の測定(検査)がこの仕事をする上で一番重要だと言います。
良い品物が出来ても目に見て分かる形で保証しなければ意味がないのだそうです。
入江さん「うちで加工する物はほとんどが幾何公差もの。穴ピッチや直角度、並行度、面粗度を百分台千分台で仕上げる。その加工精度を証明して初めて製品となる。」

入江さんはそれを分かっていながらも受注キャパの拡大を優先し投資してきたため、高精度な測定器を設備していませんでした。
しかし、やはりそれではこれからますます激しくなる受注競争に勝っていくことができない、と導入することを決意。リーマンショック直後という悪いタイミングにも拘らず、高価な三次元測定器を導入しました。
これが功を奏し、他者との差別化が計られ、"100年に1度の不況"の中、新規の口座が4件も取れたのだそうです。

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入江さんとのお話もだいぶ落ち着いてきたころ、「これから納品に行きますが一緒にどうですか?」とお誘いを頂きました。
もちろん断る理由はないので、遠慮なく付いていくことにしました。
さきほど出来上がったばかりの品物を乗せ、ユニバーサルのワンボックスで川崎へと向かいました。

道中は、書いたら伏せ字ばかりになってしまうような入江さんのプライベートな話をたくさん聞かせていただきました。
入り江さん、忙しくても息抜きの時間をつくることはほんとうに大切ですよね。

1時間ほどで納入先に到着。
道を挟んでふたつの建屋があり、片方は加工工場(マシニングは恒温室にあり、精度の高い仕事をされているようでした)、もう一方は仕上げ工場になっていました。
聞くとこちらの会社では、自動機や工作機械の部品を作られているとのことでした。

担当の栗さん(HN)という方に話をお聞きました。
栗さんは、個人で製造業ブログを書かれており、入江さんとはそのブログで繋がったのだそうです。
ユニバーサルは丁寧な仕事をする、安心して頼めると言われていました。
ほかにも何名かブログで繋がっており、さらに仕事のやり取りもされているそうです。
定期的に顔を会わせ情報交換なども行っているそうです。

こちらがお二人のブログです。もし気になる記事があったらコメントしてみてください。
入江さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/ryo1060
栗さんのブログ http://kurisan.blog.so-net.ne.jp/

千分台の公差を物ともせず、幾何公差に絶対の自信を誇るユニバーサル。
守りに入らず、常に前傾姿勢の経営。
ユニバーサルはこれからも益々発展していくことと思います。
応援しています。

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↑「開きヤトイ」薄肉形状の旋盤加工に用いる。これもユニバーサルの得意技術のひとつ。

今回ご紹介した㈲ユニバーサルの技術に興味のある方は、直接お問い合わせ頂くか、
seizo-ouen@gs-field.netへご連絡ください。

有限会社ユニバーサル
埼玉県入間郡三芳町北永井522-1
TEL:049-259-3230
FAX:049-259-3293
http://www.universal-tech.jp/

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