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@埼玉の最近のブログ記事

埼玉県日高市原宿にある功亜工業に行って来ました。
応対してくださったのは、高山社長と高山専務。
お忙しい中、時間を作ってくださいました。

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表札は自社製だそうです。

功亜工業は、昭和64年創業。今年で24年目になります。
主業務は、各種部品加工。
材質は樹脂から難削材まで、多品種、単品、小ロットとお客さんの要望にあった形で対応しています。

設備です。
[複合旋盤]
・マザック INTEGREX 200-Ⅳ S
・マザック INTEGREX 200-Ⅲ
・マザック SUPER QUICK TURN 15M
[マシニング]
・マザック MOLD MAKER 2500 1050×510×510
・マザック NEXUS 510C 1050×510×510
・マザック MAZATECH V-414/32 813×410×410
・マザック FJV-200 560×410×410 2台
[NC旋盤]
・マザック QUICK TURN-6T(ガントリー付き
[CADCAM]
・OPEN MIND hyperMILL 5AXIS
[測定具]
・TESA micro-hite plusM350
・ミツトヨ 測定顕微鏡 画像ユニット付 MF-A1720H

加工機はすべてヤマザキマザックで統一されています。

加工サンプルを見ていただきましょう。

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外径SRΦ6mm穴径Φ0.5mmの小さな部品です。

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全長32mm 横にキー溝が彫られています。

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外径Φ100mm全長140mm。

このように小物から中物のサイズまで対応が可能です。

功亜工業は、高山社長宅の庭、15坪の小さな工場からスタートしました。
工場というよりも工房と表現した方が近いかもしれません。
機械は汎用フライス1台。
難易度の高い仕事もこれ1つでこなしていきました。
高山社長の技術は認められ、順調に業績を伸ばしていきました。
13年後、自宅の裏手にある100坪の敷地へ工場を移設。
マシニングを増設し、客先からの更なる高い要求に応えて行きます。

そして2年前の2011年。さらに工場を拡大します。
設備は全て新しい工場へ移設し、新たに複合加工機を導入しました。

24年間で2度の工場拡大、そして増設と、右肩上がりの成長をしている功亜工業。
技術力の高さと高山社長の経営手腕がうかがえます。

さて、功亜工業の一番の売りはと言いますと。
それは何と言ってもマザックの複合加工機でしょう。

複合加工機は、ワンチャックで多軸方向から複雑な加工ができます。
複雑な形状を3軸のみで切削しようとすると段取り用治具が必要であったり何回も段取り替えを行ったりと時間や手間が非常に掛かります。
場合によっては段取り替えによる加工誤差も発生してしまいます。
功亜工業では、このような通常の3軸加工機では対応が難しい形状のものを積極的に受注し、精度の高い製品を納めています。

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主力の複合加工機

もちろん、3軸加工機もフル稼働しています。
複雑な形状を受注するとそれに付随する部品までお願いされることが多いのだそうです。
「複合加工機を導入してから今までの仕事も増えた。思い切って決断して正解だった。」 と高山社長は振り返られていました。

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3軸加工機。3軸加工のあと複合機に載せることもある。

高山社長のモットーは、「挑戦する勇気」だそうです。
「やったことのないものを進んでチャレンジする気持ちは自分の技術を高めることになる。失敗を恐れずにどんどん挑戦していきたい。」
常に新しいものへ挑戦していくこと。技術者のあるべき姿だと思います。
これからも功亜工業の加工技術に注目していきたいです。

功亜工業の複合加工の動画がhpにアップされています。
専務の高山さんが多くのひとに自社の技術を知ってもらおうと始めました。
またFacebookやTwitterなどSNSによる情報発信にも力を入れています。



加工技術に限らず、このような取り組みも社長の言われる「挑戦する勇気」なのだと思います。

社員も一丸となってさらなる技術向上を目指す功亜工業はこれからも益々大きく成長していくことと思います。
応援しています。

今回ご紹介した功亜工業の技術に興味のある方は、直接お問い合わせ頂くか、
info@sugoizo-blog.comまでご連絡ください。

有限会社功亜工業
〒350-12 埼玉県日高市原宿178-11
TEL 0429-85-6415(代表)
FAX 0429-85-6416
HP http://koa-k.com/

埼玉県入間郡三芳町にある有限会社ユニバーサルに行ってきました。
お話をしてくださったのは専務の入江さん。
実はお伺いしたこの日、入江さんは加工業務に追われ自宅に帰っておらず、たいへんお疲れの中、取材に応じてくださいました。

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ユニバーサルの主業務は試作関連の部品加工です。
半導体部品がメインでしたが、最近では自動車部品も手掛けるようになりました。
工場には、マシニング5台、複合機3台、旋盤3台が所狭しと並んでいます。
[マシニング]
・オークマ MB56VA  1050×560×450   2台
・ファナック ROBODRILL T21iE 500×400×330  1台
・ファナック ROBODRILL α21iDL 700×400×330 1台
・浜井産業 5VA 1050×560×510 1台
[複合機]
・オークマ LB3000EX
・日立精機 CA20
・日立精機 NR20Ⅲ

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社員は5名。現場は入江さんを含めた4人で回しています。
切削可能な素材は、金属であれば何でもOK。
難作材であるチタンを始め、発火の危険性があるマグネシウムまで対応します。
基本的に仕事はどんなものでも断らないというスタンスで経営をされています。

ユニバーサルは、元々はレンズ磨きの会社でした。
現在の社長が1996年に創業。
順調に業績を伸ばしてきました。
しかし、ITバブルの崩壊。
徐々に仕事が減っていき、このままだと将来危ういという状況まで追い込まれていきました。

入江さんが入社したのはちょうどその頃。26歳でした。
それまでの入江さんは、近所の町工場でやはり部品加工の仕事をしていました。
加工技術のノウハウはこの頃に覚えたそうです。
ユニバーサルに入社した入江さんは、自分の技術でこの状況を変えてやる!と加工業務の立ち上げを決意。
工作機の導入と仕事を確保するために日々奔走しました。

一台目に導入したのはFUNUCのロボドリルでした。
ひとりで深夜まで睡眠時間を削り加工業務に専念しました。
入江さんの高い加工技術とものづくりにかける情熱はほんとう素晴らしい製品を生み出します。
魂のこもったその製品はお客さんに認められ、その後、たった3年の間に旋盤やマシニングなど3台増設するほど順調に業績を伸ばしていきました。

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↑マシニングを操作する入江さん

ユニバーサルがあらゆる加工分野の中で一番得意としている加工は、幾何公差です。
加工物は、NCデータで削ってもデータどおりに削り上がることはまずありません。
温度や工具状態、素材などの切削条件によって大なり小なりの誤差が生じます。
現場で発生するその加工誤差を作業者の経験値を基に機械のパラメータで微調整し、公差内に収めるのです。
これは工作機や金属の特性を熟知していないとできない作業です。

入江さんは加工した後の測定(検査)がこの仕事をする上で一番重要だと言います。
良い品物が出来ても目に見て分かる形で保証しなければ意味がないのだそうです。
入江さん「うちで加工する物はほとんどが幾何公差もの。穴ピッチや直角度、並行度、面粗度を百分台千分台で仕上げる。その加工精度を証明して初めて製品となる。」

入江さんはそれを分かっていながらも受注キャパの拡大を優先し投資してきたため、高精度な測定器を設備していませんでした。
しかし、やはりそれではこれからますます激しくなる受注競争に勝っていくことができない、と導入することを決意。リーマンショック直後という悪いタイミングにも拘らず、高価な三次元測定器を導入しました。
これが功を奏し、他者との差別化が計られ、"100年に1度の不況"の中、新規の口座が4件も取れたのだそうです。

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入江さんとのお話もだいぶ落ち着いてきたころ、「これから納品に行きますが一緒にどうですか?」とお誘いを頂きました。
もちろん断る理由はないので、遠慮なく付いていくことにしました。
さきほど出来上がったばかりの品物を乗せ、ユニバーサルのワンボックスで川崎へと向かいました。

道中は、書いたら伏せ字ばかりになってしまうような入江さんのプライベートな話をたくさん聞かせていただきました。
入り江さん、忙しくても息抜きの時間をつくることはほんとうに大切ですよね。

1時間ほどで納入先に到着。
道を挟んでふたつの建屋があり、片方は加工工場(マシニングは恒温室にあり、精度の高い仕事をされているようでした)、もう一方は仕上げ工場になっていました。
聞くとこちらの会社では、自動機や工作機械の部品を作られているとのことでした。

担当の栗さん(HN)という方に話をお聞きました。
栗さんは、個人で製造業ブログを書かれており、入江さんとはそのブログで繋がったのだそうです。
ユニバーサルは丁寧な仕事をする、安心して頼めると言われていました。
ほかにも何名かブログで繋がっており、さらに仕事のやり取りもされているそうです。
定期的に顔を会わせ情報交換なども行っているそうです。

こちらがお二人のブログです。もし気になる記事があったらコメントしてみてください。
入江さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/ryo1060
栗さんのブログ http://kurisan.blog.so-net.ne.jp/

千分台の公差を物ともせず、幾何公差に絶対の自信を誇るユニバーサル。
守りに入らず、常に前傾姿勢の経営。
ユニバーサルはこれからも益々発展していくことと思います。
応援しています。

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↑「開きヤトイ」薄肉形状の旋盤加工に用いる。これもユニバーサルの得意技術のひとつ。

今回ご紹介した㈲ユニバーサルの技術に興味のある方は、直接お問い合わせ頂くか、
seizo-ouen@gs-field.netへご連絡ください。

有限会社ユニバーサル
埼玉県入間郡三芳町北永井522-1
TEL:049-259-3230
FAX:049-259-3293
http://www.universal-tech.jp/

今回は【彦】が担当いたします。

しばらく続いた神奈川県を離れて、埼玉県の金型メーカーをご紹介します。


 

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有限会社拓海モールド
〒369-1205 埼玉県大里郡寄居町大字末野2112
TEL 048-586-1258(代) FAX 048-586-1259
事業内容 各種試作モデル,試作金型の設計・製作、金属試作加工・射出成形
http://www.takumi-mold.com/


・画像データから金型モデリング,金属粉末RPで金型製作
(有)拓海モールドは,三次元測定器や3Dスキャナから出力された点群やSTLデータを取り込んで形状作成→金型製作→社内の射出成形機による試作・小ロット量産を得意とする金型メーカです。

一般的な3D-CADのほかに,デザイン系のソフトウェアなども組み合わせて"他メーカにできない試作プロセス"を提供しています。
アイデア段階のスケッチや画像データ、モックアップからの金型製作にも対応し、自動車・家電・雑貨など各業界に納品しています。

全体の流れは、
発注元からの画像が支給された画像データ(図1-?)をもとに厚みや表面の凹凸を定義できるソフトを活用しておおまかな立体形状をポリゴンデータとして作成(図1-?)、続いてこのポリゴンデータを3D-CADで扱いやすいサーフェスモデルへと変換(図1-?)して、作成したサーフェスに画像の貼り付け(=「テクスチャマッピング」といいます。図1-?)、さらに模様やウロコなど細部の仕上げをおこなって(図1-?)、パーティング面を決めて形状を反転させ金型データを作成する(図1-?)という具合です。


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<図1>


・金属粉末RPで金型を造形
金型モデリングが終わると加工です。

拓海モールドの金型づくりを特長づけている設備が100%金属素材の粉末を20μmずつレーザー焼結で積層する金属粉末RPシステム「EOSINT M250」です。

造形した金型は試作・小ロット成形にそのまま活用できます。
さらに、電子ビーム鏡面加工装置「PF32A」(ソディック製)による表面の仕上げも効果をあげています。

電子ビームを照射した面は仕上げの均一性や外観の大幅に向上するほか、表面の耐蝕・耐磨耗性・撥水性が良くなるとともに、成形時の離形性の改善効果も大きいそうです。



 

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<写真2 レーザー焼結RPシステム「EOSINT M250-Xtended」((株)NTTデータエンジニアリングシステムズ製)>

100%金属材料を使用するタイプのRP。4台のマシニングセンタ、3台の放電加工機と並ぶ、拓海モールドの金型づくりのキーマシン。試作、量産用樹脂インジェクション金型 さらに、ダイカスト用金型への適用も始めている。



 

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<写真3 金属RP による金型製作例>
「EOSINT M250-Xtended」で作成。金属RPによる造形物は、十分な硬さがあり耐熱性も高い。RPであるためNC加工では対応できない角エッジに対応できるほか、RPならではの立体冷却管(=3D水管)も可能。数千〜1万個の量産用金型として使用できる。



 

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<写真4 電子ビーム"PIKA 面"加工装置「PF32A」(ソディック製)>
真空中に微量に投入されたアルゴンガスをプラズマ化し、「パルス状の大面積で高出力な電子ビーム」を発生させ、金属の表面を溶解する。電子ビームの照射毎にそのエネルギーで表面がわずかに溶解・凝固を繰り返すことで、表面の凹凸が熱と表面張力により平滑化し、諸特性が大幅に改善する。



 

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<写真5 PF32Aによる表面改質の例>
手前左側が処理前、同右側が処理後。上の2つはそれぞれによる成形品。


これらの設備を活用して<図1>の流れでモデリングした金型データを造形した結果が写真6です。(実際の金型なので詳細な画像をお見せできなくてすみません)
なお、同社は社内には3台の射出成形機も設備しており、金型のトライ,ならびに製品の試作・量産にフル活用しています。

また、画像データのほか、三次元測定器や3Dスキャナで取り込んだ点群データからの金型製作もおこなっています。
画像データからのモデリング、点群データからのモデリング、それぞれの詳細はあらためてご紹介したいと思います。

今週もはりきって、一緒に元気な日本を作っていきましょー!


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<写真6 前述した画像からのモデリング完成した金型>

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