製造業応援ブログの記念すべき第一回目で紹介したウォーマー株式会社。
先日、近況を聞きに行ってきました。
前回のウォーマー株式会社の記事はこちら。
ウォーマーは、1工場で製缶、2工場で射出成形型製作/検査治具/加工治具製作を製作されています。
2工場には、たくさんの金型が置かれていました。
新型もいくつかありましたが、ほとんどは設変や修繕依頼の金型で、中にはかなり年季の入ったものもありました。
ちょうど行ったときに作業していた金型は、以前に何回か修正が入った痕跡があるもので、素性が分からない、基準がどこにあるかも分からない、といった厄介なものでした。
このような金型の修正は、現物合わせでしか出来ないため、経験値が高い職人でなければ出来ない仕事です。
ウォーマーでは、現在、金型の他に力を入れているものがあります。
それは、ブロー成型後のトリム加工や穴加工、INJ部品の設変加工などに使わる自動加工機です。
樹脂製品をこの加工機にセットし、2つの緑色のボタンを同時に押すと、シーケンスで制御されたエアシリンダによりそれぞれの機構が動き出します。
樹脂のクランプで押さえ、カッターで切断、少しタイミングが遅れて、ドリルによる穴加工、続いてパンチダイによるピアス加工。
見ているとからくりマシンのようで、面白いです。
この自動加工機を設計から製造、組み立て、シーケンス設計まで社内一貫生産しているので、質の高いものを短納期で作ることができます。
ウォーマーは、この自動加工機を作れるようになったことで、「ブロー型+検査治具+自動加工機」この3点をセット受注できるようになりました。
通常、この3点は各専門メーカーにそれぞれ発注されますが、設変などが入った場合、発注メーカーはその3社にそれぞれ連絡しなければならず、大幅な手間と時間が掛かってしまいます。「変更した形状が各社で違う」なんて可能性も否めません。
ウォーマーの提案するこの一括発注では、発注メーカーはウォーマー1社への連絡だけで済むので、手間を大幅に削減することができます。さらに、3部品とも同じCADデータを使うので、コストダウンにも繋がり、発注側、受注側、双方にメリットがあります。
さて、ウォーマーには自社商品がいくつかあります。
第一回目に紹介したのは、湯たんぽでしたが、その後、また新しいものが誕生しました。
↓こちら、エコパイポ(仮)
このエコパイポ(仮)は、横浜テクニカルショウの心技隊のブースに参考出展されていました。
もしかしたら見られた方もいるかもしれません。
まだ製品化はされていませんが、 実用新案は取得済みです。
これから、量産の段取り、パッケージ、販売ルートの確保をしていく予定だということです。
製品化され、店頭に並ぶことを楽しみにしています。
もう一つ、自社商品があります。
こちらは、 1工場の製缶部門で作製されているものです。
実はこれ、1工場の社員たちが、
「自分たちも何か自社商品を作りたい。作って売りたい。」
と言って、自ら始めたものだそうです。
ネットショップで販売しているのですが、このネットショップも社長に言われた訳でもなく、1工場の社員たちが自ら立ち上げて運営しているのだそうです。
毎日、与えられた仕事をただこなすだけではなく、このように率先して、自分たちで出来ることを探し、行動し、そして会社の売上げに貢献していく。
このような社員がいる会社は、他のどんな大きな会社よりも強いと思います。
社長、社員が一体になって会社を動かしているウォーマーは、これからどんな荒波が来ようとも絶対に乗り越えていける会社だと思います。
ウォーマー株式会社。
これからも応援していきたい会社です。
今後もまた機会を作って近況報告をしていきたいと思います。
今回ご紹介したウォーマー?の技術に興味のある方は、直接お問い合わせ頂くか、
seizo-ouen@gs-field.netへご連絡ください。
ウォーマー株式会社
代表 : 佐野 芳史
静岡県沼津市小諏訪44-2
055-923-5111
ネットショップ(湯たんぽ):http://warmer.cart.fc2.com/
ネットショップ(野球用ネット):http://next8523.web.fc2.com/











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