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@千葉の最近のブログ記事

先日、紹介した小幡製作所の自動加工機。その中のカテーテル自動加工機についてもう少し詳しく紹介したいと思います。

 

カテーテル自動加工機

 

カテーテルは、先端形状がストレートだと体内に入るときに引っかかるのだそうです。先端を斜めにカットし、更にRにすることで痛みもなくスムースに入っていくのだそうです。

 

カテーテル自動加工機の中ではこのような工程で加工されています。

 

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供給→定寸カット→内側面取→スエッジング→R面加工→排出

 

加工された実物を見せてもらいました。

 

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大きさはφ1mmくらいです。

 

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先端の外側が斜めにカットされ更にRが付いています。

 

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針を通したところです。引っかかりなく入って行きそうな感じです。この自動加工機の中では、このような細かい加工が行われています。

 

医療用としては他にも以下のようなチューブの加工機も作られています。

 

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このような高い精度が要求される自動加工機の製作も小幡製作所の得意とするところです。

 

小幡さんの閃きと行動力

 

小幡さんの閃きは、時として業界の枠を越えていきます。いろいろな開発事例の話を聞かせてもらいましたが、どれも僕の予想もつかない方向へと話が展開していき、とても面白く、また新たな気付きをもらいました。ひとつの事柄をあらゆる角度から見ることはとても大事なことだと改めて思いました。
また小幡さんは閃いたことややりたいと思ったことはすぐ行動に移していきます。技術やアイデアを売り込みたい人物や企業へは物積極的に連絡を取り、会いに行きます。
小幡さんは言います。
「仕事がない、なんて言うことはありえない。人が生活している以上、何かしら仕事はある。普段の生活の中で困っていることはたくさんあるでしょう。そういうところに気が付くか気が付かないか。視点を変えてみれば仕事はそこらじゅうにある。」
僕も自分の見える範囲、見えている範囲でしか仕事を探していないように思います。もっと広い視野で周りを見渡さなければいけないのだと強く感じました。

 

パートナーを募集

 

110429-06.jpg小幡さんの頭の中にはまだまだいろいろなアイデアがたくさん詰っています。小幡製作所で製作が可能なものは次々と製品化していますが、中には小幡製作所1社では技術的に資金的に難しいものもあります。そこで小幡さんは協力してくれるパートナーを募集しています。もし「興味がある」「一緒に開発したい」という方がいましたらぜひご連絡していただければと思います。よろしくお願い致します。

 

小幡さん、このたびはわざわざ横浜まで足を運んで頂き、ありがとうございました。これらかも世の中が便利になるような素晴らしい自動機を開発し続けてください。小幡製作所の益々の発展を願っております。

 

今回ご紹介した小幡製作所の技術に興味のある方は、直接、お問い合わせ頂くか、当ブログのお問い合わせページからご連絡ください。
http://www.sugoizo-blog.com/toiawase.html

 

株式会社小幡製作所
千葉県船橋市松が丘3-34-12
http://tecjp.net/obata-s/

 

先日、朝日新聞に掲載された当ブログの記事を見てメイルをくださった方とお会いしてきました。

 

豊富な経験値で小型自動機を設計製作

 

小幡正嗣さん。千葉県船橋市にある町工場、小幡製作所の社長です。1990年に創業。現在は3名の社員と12名のパートさんで運営されています。主な業務は、小型自動機の設計及び製造。業種・業界は問わず、幅ひろい分野での受注活動をされています。現在は医療関係の引き合いが多いそうです。

 

自動機は、「作業効率を上げる」「一定な加工精度を得る」「人件費削減」などの目的で製作されます。人の手で作業していたものを機械化→自動化させます。なるべく簡潔な機構で要求された作業を早く且つ精度良く処理するためのからくりを設計することが重要です。そのための発想力は豊富な経験値が必要で、簡単には真似できない高度な仕事と言えます。

 

株式会社小幡製作所HP → http://tecjp.net/obata-s/

 

小幡製作所の製品

 

小幡製作所の製品は、度々、新聞に掲載されています。その製品、豊富なアイデア技術をいくつか紹介します。

 

プレス型紙袋筋付け機
110425-01.jpg 紙袋の底をきれいな長方形に折るために必要な"山折り/谷折り"の2つの折筋を同時につけることができる機械。少量生産の封筒は、印刷業者が手作業で生産しているためにばらつきがある。折り筋が付いていれば誰でもきれいな封筒を折ることができる。
 
カセット自動送入機
110425-02.jpg DVDなどの媒体に用いるガラスディスクを自動的にカセットマガジンに挿入する装置。手作業でのガラス挿入は、破損が多く、2枚重ねなどのミスも起こっている。さらに時間も掛かる。この装置ではそれらの問題を全て解消できる。
 
バリ取り機
110425-03.jpg 後藤ライト工業所と共同開発したもの。信号機用大型リレーのプラスチック部のバリ取り機。いままでは手作業で1個6分掛かっていたものが、30秒でできる。
 
らくらく開閉くん
110425-04.jpg 寝たきりや身体の不自由な人がベッドにいながら窓の開閉ができる。工事不要、両面シートで接着するだけ。父親が入院したときに「窓を開けるたびにナースコールを押さなきゃならない」とつぶやいたのを聞いて閃いた製品。
 
かまぼこ自動トレー詰め機
110425-05.jpg 1台で4人分の仕事をする機械。いままではかまぼこがやわらかいので自動詰めが困難だったが詰めるまえに成形することで自動詰めを可能にした。
 
カテーテル先端面取り機
110425-06.jpg カテーテルの先端に面取りやR取りをする機械。(次回、もう少し詳しく紹介します)

 

小幡製作所では自動機の製作だけでなく、製作した自動機での加工業務までも請け負っています。自動機の開発から加工製品の納入まで一貫した生産体制が小幡製作所の強みとなっています。

 

昨日は立冬、暦のうえでは冬になりました。 ここからは時間がどんどん加速するのが毎年の恒です。

この週末、街にはクリスマスの飾り付けを見かけるようになり、当方は年の瀬のご挨拶と年賀状の準備を始めました。 本日も【彦】が書かせていただきます。

 

今回は前回に続き、株式会社タカオ設計事務所と、同社の主力商品の『ルズコン-30』についてご紹介します。

 

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(株)タカオ設計事務所
千葉県流山市南流山6−24−13
http://www.losecon.co.jp/

1984年(昭和59年)にモールド金型の設計事務所として創業。 現在、金型に関連する国内特許を4件、実用新案1件、共同出願特許4件、意匠登録5件、海外特許出願2件、海外意匠登録1件、共同意匠登録4件の知財・工業所有権を所有。

 

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『ルズコン30』のラインナップ
SS、S、M、L、LL、XLの6つのサイズを用意。差替え式カセット金型のような質量10kg程度のミニサイズから、大型乗用車のバンパーやインパネなど30トン前後の大サイズ金型まで幅広く対応。


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ルズコン-30による小型化
従来機構ではルーズコア全体が大きくなっていた。ルズコン-30を使用するとロッドが細くなることで総合的な省スペース設計が可能になり、金型全体の加工体積などは従来機構の6分の1程度にまで削減できる。加工時間の短縮、加工ひずみの抑制にも効果がある。

 

 

金型のアンダーカット対応を革新

 タカオ設計事務所の主力商品である『ルズコン-30』は、同社が独自アイデアにもとづいて「安全」・「簡単」・「コストダウン」をコンセプトとして設計・開発した、マルチアンダーカット対応の金型機構部品です。

 商品名は、「ルズコン」の部分が"ルーズコア・コンポーネンツセット"に、「30」の部分が"金型設計時の標準シフト角が30°であること"に因んでいます。 つまり、《30°のシフト角を通常の作動角として使用できる(!)》わけです。

 エジェクタプレートの上昇と共にスライドベースがガイドロッドに沿って動くという基本動作を行うため、

 1)コアロッドには原理的に曲げモーメントが発生せず、

 2)コアロッドが細くできるため、アンダーカット機構全体をコンパクト化でき、

 3)成型品の内側・外側のアンダーカットに極めて安全に対処でき、

 4)省スペース設計によって製品設計の自由度も拡大、

 5)上記の相乗効果で材料費、加工費、運搬費など、金型の諸コストを総合的な削減できる、

 といった特長を有しています。

 

■ ルズコン-30を用いたアンダーカット処理イメージと実物の組込み例

 概要 → http://www.losecon.co.jp/losecon/ 

 組込み例 → http://www.losecon.co.jp/losecon/applicationex/

 

 これらの特長によって、インパネやドアトリム、ピラーカバーなどの自動車の内装、グリル、バンパー、ホイルキャップなどの外装、家電分野ではエアコン室内機のフロントパネル、複写機の筐体やトナータンク、プリンタの下ケースやインクホルダなどに幅広く用いられ、ハイレベルな意匠や仕上がり精度が求められるアンダーカット対策に多くの実績を有しています。

 構造的に複数部品が複数プレートにまたがることによる角度や位置精度の誤差累積には連結部各所に設けた自動調心機能で対処もできるそうです。



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ガイドロッドの効果
 ルズコン-30使用時のイメージが左側、一般的なアンダーカット処理機構のイメージが右側。
ガイドロッド(矢印のロッド)のないコアロッドのみの機構では、エジェクタプレートの上下動がスライドの左右動に変わる際にコアロッドに曲げモーメントが生じる。(右写真の丸印の部分、曲げモーメントによってコアロッドがたわむため、金型プレートとの干渉が発生。)

 

 

 さらに、ルズコン-30を構成するコアロッドの端部に使用してコアロッド熱膨張伸長を吸収させたり、成型品の外観異常(艶ムラ)現象が生じた場合の調整にも有効な『ルズロック』や、アンダーカット処理の機構をさらに省スペース化してルーズコア機構の経済性をさらに高める『ガイドホルダ』も用意してプラスチック部品の成形とそのための金型設計の革新に取り組んでいます。

 たとえば、内側六角ネジを用いているルズロックは、

 ・最小直径の丸穴で金型プレートに取り付け可能で、

 ・組み付けのために必要悪となっているレンチ穴のスペースが不要、

 ・スライドの滑りが無いため調整も簡単、

といった利点があります。

 また、ガイドホルダは、

 ・ボルトレスのため加工や組立作業も容易、摺動部もナシ、

 ・締結部品や温調穴等の構造部との干渉が回避でき、

 ・角穴加工も単純な丸穴でOK、

などの特長によって、さらなる省スペース化が可能になるそうです。

 

■ 『ルズロック』、『ガイドホルダ』の概要と特長

 → http://www.losecon.co.jp/losecon/llgh/

 

 

使いこなしの指南も手がけるサポート体制

 30°のシフト角を通常の作動角として使用できる『ルズコン-30』ですが、突出しストロークなどに制約がある場合などにはさらに大きなシフト角での利用も可能であり、この点について、タカオ設計事務所では、

 ・従来のような勘や経験による判断ではなく、

 ・「この設計では荷重負荷はどれくらい」、「角度が○゜なら、荷重負荷は○kgfまで大丈夫。」というように、設計値にもとづいて荷重負荷を理論的に計算して安全性を算出・保証

しています。

 また、タカオ設計事務所では、ルズコン-30にまつわる技術計算や温度補償のための寸法調整の計算などを無償で実施。過剰な強度の最適化提案、構造検討や強度計算などのCAEを含む各種テクニカルサービスも行っています。

 たとえば、温度補償については、温調回路をもたない一般的なルーズコアにおいては、射出成形時には周囲のコア部に比べて50℃程度高い温度になることがわかっています。

 この温度差に伴う寸法膨張がシメシロとなって突き出し抵抗を生じ、金型のスムーズな作動が阻害されることもあるのですが、熱膨張を予測して寸法を調整したり、平行摺動部を勾配勘合にしたりするなど、より安全な動作ができるような技術サポートを提供したり、 ルズコン-30など同社製品について、仕様、技術情報、設計手順の詳細と問い合わせ票をセットにした解説書「取扱説明書・バージョン5.1」も用意するなど、全方位的にユーザへの便宜を図っています。

 

■ (株)タカオ設計事務所のエンジニアリングサービス

 → http://www.losecon.co.jp/egservice/ 

 

 なお、注文品の出荷については、国内向けは、午後3時ごろまでに届いた注文書に対しては即日発送、それ以降は翌営業日に発送。注文の翌日〜翌々日にはほとんどの地域で注文品が受け取れることになります。
 なお、海外での調達に関する相談については、タカオ設計事務所のほか、DME社の日本法人である日本ディー・エム・イー(株) (東京都江東区東陽4-10-4 、http://www.dme.co.jp/ )が窓口となっています。 海外でのデリバリーや技術サポートは、米国に本社を持つ国際的な金型部品会社であるDME Co.社も代理業務を行っているそうです。


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組立て風景
寸法精度、キズ、バリなどをチェックしながら社内にて組み立て・梱包・出荷。

 

 株式会社タカオ設計事務所のような、独自アイデアを技術革新に役立てたいと志す企業がますます活躍するとともに、そのために必要な知的財産などの権利が正しく守られる社会になることを期待せずにいられません。

 今年も残すところ7週間、はりきってまいりましょー!

 

  【彦】でございます。

 11月最初のチャレンジ企業紹介、今回は、独自開発のモールド金型部品"ルズコン30"シリーズを製造・販売する「株式会社タカオ設計事務所」をご紹介します。


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(株)タカオ設計事務所
千葉県流山市南流山6−24−13
http://www.losecon.co.jp/

 

 (株)タカオ設計事務所が製造・販売するモールド金型向けの機構部品「ルズコン-30」は

安定動作と省スペース性に優れたマルチアンダーカット対応の金型機構部品、

関連製品の「ルズロック」、「ガイドホルダー」とあわせて、金型動作の安定化、

成形の信頼性アップ、トータルでのコスト削減に大きな効果を発揮する同社の独自商品です。

 

 ご自身が金型設計者でもある創業者で代表取締役の鷹尾 汎さんが

日々の仕事の中でアンダーカット処理の課題を解決する機構を研究・考案、

1994年の発売開始以来、のべ1万セットを超える出荷数があります。

 自動車向けなどを手がけるプラスチック部品メーカの中には、

使用する金型にルズコンの活用をルールとして義務化している会社もあるそうです。

 

 それほどの問題解決の効果を発揮する動作原理については

すでに特許が成立しているものの、それでもその効果の高さゆえ、

"模造品が後を絶たない"という悔しい悩みもあるそうです。

 

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『ルズコン30』のラインナップ

 

タカオ設計事務所のお仕事とルズコン30の詳しい内容について、

次回、詳しくみていきたいと思います。

 

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