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切削/彫刻/研磨の最近のブログ記事

日本機械学会主催の 講習会などイベント紹介です。

 

  # 前回は11/30、「講習会:3Dプリンタによる金属部品製造の最前線」のお知らせ

  # ( http://www.sugoizo-blog.com/2013/11/post-255.html )を投稿しましたが、

  # 今回は切削関連のセミナーです。

 

きたる3/3(月)・4(火)の2日間、 名古屋大学 工学部 機械系会議室

( 名古屋市千種区不老町・工学部2号館北館424 ) を会場に

『 生産加工基礎講座 : 実習で学ぼう 「切削加工,びびり振動の基礎知識」 』 が行われます。

 詳しくは、( 残席が少ないようです) → http://www.jsme.or.jp/event/detail.php?id=2837

 

■ 一般社団法人・日本機械学会 イベント情報

 → http://www.jsme.or.jp/event/event.php 

 

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===============================

 

なお、3/4(火)は

 『 東日本旅客鉄道 大宮総合車両センター 見学会 -大量輸送を支える検査・修繕システム- 』

 → http://www.jsme.or.jp/event/detail.php?id=2828

    # こちらは定員に達したようです。

 

ほかにも、3/8(土) 、早稲田大学・西早稲田キャンパスにて 

 『 実践セミナー 「宇宙構造物工学の展望」 』

http://www.jsme.or.jp/event/detail.php?id=2884

 

3/10(月)-11(火)は 千葉県・幕張セミナーハウスにて
 『 講習会:英語力強化合宿 -Academic Boot Camp- 』

http://www.jsme.or.jp/event/detail.php?id=2713

 

3/17(月)は、東京都調布市・電気通信大学にて
 『 生産システム部門研究発表講演会2014 』

 http://www.jsme.or.jp/event/detail.php?id=2639

 

3/19(水)は、明治大学駿河台キャンパスにて
 『 イブニングセミナー(第170回): 義足でオリンピック記録が超えられるか?』

 http://www.jsme.or.jp/event/detail.php?id=2880

 

3/22(土) - 23(日)  は 東京都千代田区・科学技術館にて

 『 第17回 ロボットグランプリ 』

 http://www.jsme.or.jp/event/detail.php?id=2698

  #当ブログの関連投稿2013年11月3日 『上田地域産業展/平成ロボコン2013 』

  # → http://www.sugoizo-blog.com/2013/11/post-256.html

 

期末の成果発表~学校の春休みシーズンを迎え、興味深いイベントが続きます。

 

よい日曜日をお過ごしくださいませ。

 

埼玉県日高市原宿にある功亜工業に行って来ました。
応対してくださったのは、高山社長と高山専務。
お忙しい中、時間を作ってくださいました。

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表札は自社製だそうです。

功亜工業は、昭和64年創業。今年で24年目になります。
主業務は、各種部品加工。
材質は樹脂から難削材まで、多品種、単品、小ロットとお客さんの要望にあった形で対応しています。

設備です。
[複合旋盤]
・マザック INTEGREX 200-Ⅳ S
・マザック INTEGREX 200-Ⅲ
・マザック SUPER QUICK TURN 15M
[マシニング]
・マザック MOLD MAKER 2500 1050×510×510
・マザック NEXUS 510C 1050×510×510
・マザック MAZATECH V-414/32 813×410×410
・マザック FJV-200 560×410×410 2台
[NC旋盤]
・マザック QUICK TURN-6T(ガントリー付き
[CADCAM]
・OPEN MIND hyperMILL 5AXIS
[測定具]
・TESA micro-hite plusM350
・ミツトヨ 測定顕微鏡 画像ユニット付 MF-A1720H

加工機はすべてヤマザキマザックで統一されています。

加工サンプルを見ていただきましょう。

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外径SRΦ6mm穴径Φ0.5mmの小さな部品です。

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全長32mm 横にキー溝が彫られています。

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外径Φ100mm全長140mm。

このように小物から中物のサイズまで対応が可能です。

功亜工業は、高山社長宅の庭、15坪の小さな工場からスタートしました。
工場というよりも工房と表現した方が近いかもしれません。
機械は汎用フライス1台。
難易度の高い仕事もこれ1つでこなしていきました。
高山社長の技術は認められ、順調に業績を伸ばしていきました。
13年後、自宅の裏手にある100坪の敷地へ工場を移設。
マシニングを増設し、客先からの更なる高い要求に応えて行きます。

そして2年前の2011年。さらに工場を拡大します。
設備は全て新しい工場へ移設し、新たに複合加工機を導入しました。

24年間で2度の工場拡大、そして増設と、右肩上がりの成長をしている功亜工業。
技術力の高さと高山社長の経営手腕がうかがえます。

さて、功亜工業の一番の売りはと言いますと。
それは何と言ってもマザックの複合加工機でしょう。

複合加工機は、ワンチャックで多軸方向から複雑な加工ができます。
複雑な形状を3軸のみで切削しようとすると段取り用治具が必要であったり何回も段取り替えを行ったりと時間や手間が非常に掛かります。
場合によっては段取り替えによる加工誤差も発生してしまいます。
功亜工業では、このような通常の3軸加工機では対応が難しい形状のものを積極的に受注し、精度の高い製品を納めています。

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主力の複合加工機

もちろん、3軸加工機もフル稼働しています。
複雑な形状を受注するとそれに付随する部品までお願いされることが多いのだそうです。
「複合加工機を導入してから今までの仕事も増えた。思い切って決断して正解だった。」 と高山社長は振り返られていました。

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3軸加工機。3軸加工のあと複合機に載せることもある。

高山社長のモットーは、「挑戦する勇気」だそうです。
「やったことのないものを進んでチャレンジする気持ちは自分の技術を高めることになる。失敗を恐れずにどんどん挑戦していきたい。」
常に新しいものへ挑戦していくこと。技術者のあるべき姿だと思います。
これからも功亜工業の加工技術に注目していきたいです。

功亜工業の複合加工の動画がhpにアップされています。
専務の高山さんが多くのひとに自社の技術を知ってもらおうと始めました。
またFacebookやTwitterなどSNSによる情報発信にも力を入れています。



加工技術に限らず、このような取り組みも社長の言われる「挑戦する勇気」なのだと思います。

社員も一丸となってさらなる技術向上を目指す功亜工業はこれからも益々大きく成長していくことと思います。
応援しています。

今回ご紹介した功亜工業の技術に興味のある方は、直接お問い合わせ頂くか、
info@sugoizo-blog.comまでご連絡ください。

有限会社功亜工業
〒350-12 埼玉県日高市原宿178-11
TEL 0429-85-6415(代表)
FAX 0429-85-6416
HP http://koa-k.com/

埼玉県入間郡三芳町にある有限会社ユニバーサルに行ってきました。
お話をしてくださったのは専務の入江さん。
実はお伺いしたこの日、入江さんは加工業務に追われ自宅に帰っておらず、たいへんお疲れの中、取材に応じてくださいました。

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ユニバーサルの主業務は試作関連の部品加工です。
半導体部品がメインでしたが、最近では自動車部品も手掛けるようになりました。
工場には、マシニング5台、複合機3台、旋盤3台が所狭しと並んでいます。
[マシニング]
・オークマ MB56VA  1050×560×450   2台
・ファナック ROBODRILL T21iE 500×400×330  1台
・ファナック ROBODRILL α21iDL 700×400×330 1台
・浜井産業 5VA 1050×560×510 1台
[複合機]
・オークマ LB3000EX
・日立精機 CA20
・日立精機 NR20Ⅲ

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社員は5名。現場は入江さんを含めた4人で回しています。
切削可能な素材は、金属であれば何でもOK。
難作材であるチタンを始め、発火の危険性があるマグネシウムまで対応します。
基本的に仕事はどんなものでも断らないというスタンスで経営をされています。

ユニバーサルは、元々はレンズ磨きの会社でした。
現在の社長が1996年に創業。
順調に業績を伸ばしてきました。
しかし、ITバブルの崩壊。
徐々に仕事が減っていき、このままだと将来危ういという状況まで追い込まれていきました。

入江さんが入社したのはちょうどその頃。26歳でした。
それまでの入江さんは、近所の町工場でやはり部品加工の仕事をしていました。
加工技術のノウハウはこの頃に覚えたそうです。
ユニバーサルに入社した入江さんは、自分の技術でこの状況を変えてやる!と加工業務の立ち上げを決意。
工作機の導入と仕事を確保するために日々奔走しました。

一台目に導入したのはFUNUCのロボドリルでした。
ひとりで深夜まで睡眠時間を削り加工業務に専念しました。
入江さんの高い加工技術とものづくりにかける情熱はほんとう素晴らしい製品を生み出します。
魂のこもったその製品はお客さんに認められ、その後、たった3年の間に旋盤やマシニングなど3台増設するほど順調に業績を伸ばしていきました。

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↑マシニングを操作する入江さん

ユニバーサルがあらゆる加工分野の中で一番得意としている加工は、幾何公差です。
加工物は、NCデータで削ってもデータどおりに削り上がることはまずありません。
温度や工具状態、素材などの切削条件によって大なり小なりの誤差が生じます。
現場で発生するその加工誤差を作業者の経験値を基に機械のパラメータで微調整し、公差内に収めるのです。
これは工作機や金属の特性を熟知していないとできない作業です。

入江さんは加工した後の測定(検査)がこの仕事をする上で一番重要だと言います。
良い品物が出来ても目に見て分かる形で保証しなければ意味がないのだそうです。
入江さん「うちで加工する物はほとんどが幾何公差もの。穴ピッチや直角度、並行度、面粗度を百分台千分台で仕上げる。その加工精度を証明して初めて製品となる。」

入江さんはそれを分かっていながらも受注キャパの拡大を優先し投資してきたため、高精度な測定器を設備していませんでした。
しかし、やはりそれではこれからますます激しくなる受注競争に勝っていくことができない、と導入することを決意。リーマンショック直後という悪いタイミングにも拘らず、高価な三次元測定器を導入しました。
これが功を奏し、他者との差別化が計られ、"100年に1度の不況"の中、新規の口座が4件も取れたのだそうです。

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入江さんとのお話もだいぶ落ち着いてきたころ、「これから納品に行きますが一緒にどうですか?」とお誘いを頂きました。
もちろん断る理由はないので、遠慮なく付いていくことにしました。
さきほど出来上がったばかりの品物を乗せ、ユニバーサルのワンボックスで川崎へと向かいました。

道中は、書いたら伏せ字ばかりになってしまうような入江さんのプライベートな話をたくさん聞かせていただきました。
入り江さん、忙しくても息抜きの時間をつくることはほんとうに大切ですよね。

1時間ほどで納入先に到着。
道を挟んでふたつの建屋があり、片方は加工工場(マシニングは恒温室にあり、精度の高い仕事をされているようでした)、もう一方は仕上げ工場になっていました。
聞くとこちらの会社では、自動機や工作機械の部品を作られているとのことでした。

担当の栗さん(HN)という方に話をお聞きました。
栗さんは、個人で製造業ブログを書かれており、入江さんとはそのブログで繋がったのだそうです。
ユニバーサルは丁寧な仕事をする、安心して頼めると言われていました。
ほかにも何名かブログで繋がっており、さらに仕事のやり取りもされているそうです。
定期的に顔を会わせ情報交換なども行っているそうです。

こちらがお二人のブログです。もし気になる記事があったらコメントしてみてください。
入江さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/ryo1060
栗さんのブログ http://kurisan.blog.so-net.ne.jp/

千分台の公差を物ともせず、幾何公差に絶対の自信を誇るユニバーサル。
守りに入らず、常に前傾姿勢の経営。
ユニバーサルはこれからも益々発展していくことと思います。
応援しています。

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↑「開きヤトイ」薄肉形状の旋盤加工に用いる。これもユニバーサルの得意技術のひとつ。

今回ご紹介した㈲ユニバーサルの技術に興味のある方は、直接お問い合わせ頂くか、
seizo-ouen@gs-field.netへご連絡ください。

有限会社ユニバーサル
埼玉県入間郡三芳町北永井522-1
TEL:049-259-3230
FAX:049-259-3293
http://www.universal-tech.jp/

なんのためにこの仕事を選んだのか。

食べていくためだけの仕事では何も生まれてこない。

本当に好きなこと(仕事)に情熱を燃やし技術を磨き、そしてこの国に何を残すことができるのか。

目の前の利益も大事だが、この業界で働く者なら将来に目を向けて業界全体のことも考えて行動して行かなければならないのではないか。

 

今回は、各地の製造業、主に町工場を飛び回り、熱き魂の記事を書かれているミナログライター
始末屋メーテルさんからご寄稿いただきました。

 

マジでイケてる製造業を目指すで

株式会社東大阪技研。

継ぐわけでもなんでもなく、リーマンショック後にゼロから1人で製造業を起業。
2011年8月で3期目。
・東大阪技研 会社HP:http://higalabo.jp/
・的場社長ブログ:http://higalabo.dgblog.dreamgate.gr.jp/

 

●追記(2011年6月14日)

 

記事を公開して2日。いろいろなところからいろいろな感想をいただく記事となり、ほんとうに心から感謝しております。ありがとうございます。

 

記事は、的場さんの「攻め」で「前向き」なところを、斜め前からきりとっています。

 

ほんとうは、まだまだ控えめで、迷いもあって、あったかくて、ちょっとドキドキしながら心配しいな、的場さんの素顔。

 

そこにあえて触れていません。申し訳ない、的場さん。

 

若く初々しい「強さ」を、いまだからこそ、ガッツリ残しておきたい。

 

もしも、「生意気」というイメージだけが残ってしまう読者さんがいらっしゃったら・・・

 

・・・それは、「ここを書かないで、いま、どうする?!」という、ライターであるわたし自身が挑戦したいことなのです。何卒お許しください。

 

いままさに、日本の若者に時代が求めていること、これからも求めるであろうこと。

 

迷いながらもそれを持った若者が現実にいることを、つたえないでどうする?

 

誇りに思わずにどうする?

 

このままの掲載をOKしてくれて、的場さん、ほんとうにありがとう。 

 

でも、なにかあったら、いつでも、なんでも、言ってきてね。

 

999で、待っているから...。(始末屋メーテル記)

 

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社長 的場一馬さん25歳(右)・工場長 高居堅治さん27歳(左)

 

サラリーマン、6社くらい経験。
若いから
(いまも若いKARA)
仕事が長つづきせんかった。

 

すぐちょっとのことががまんできん、思たら、やめてまう。
でも、共通してたんは、「削る」仕事だったってこと。
鉄やら樹脂やらあらゆる材料を、
「削って」
航空部品やら生活家電の試作品やらあらゆる製品に。

 

それがよかったんかなあ。

 

リーマンショックの直後に起業。
2代目でもなく、なんにもない、製造業で、自分で、起業。

 

起業前に全国行脚していろいろなひとから話をきく。
ミナロのみどりかわさんからも一言。
「おまえ、バカだわ」
「今がどんな時期か、ユー、わかってんの?ボーイ?」的な(笑)。

 

(神戸から1時間半かけて通勤ちうの工場長とは、サラリーマン時代の見本市や展示会で顔をあわせるうち、意気投合。2期目スタートの頃から2人体制に。)

 

2人の分担?んー・・・やれることを2人でやってるだけ。
ルールもなにも決めんと(笑)。

 

いままでの日本の製造業で、足をひっぱってしまってるんは、
「人をおさえつけること」やないかと思う。

 

それは、こうやって金を稼げ、こうやって仕事せい、というやり方をそのまま
通して待ってれば富がもたらされてた時代の話。
それはもう、いま、ちがうやろ。

 

起業して、自分が甘かったこと。
「お金」のこと。

 

もう、ほんと、「お金」のことを、甘く考えてた。
努力していれば、勝手にもうかっていく、と思ってた。
ちょうど、時代が、それを許さなくなってたのに。

 

だから、失敗はすごい、してます。

 

でも、その失敗をパワーにしたらええ。
失ったものの3倍得るもんがあれば、大きい。

 

モノづくりって、時間もお金もすごくかかる。
たとえ失敗してもそこにかけた「考える時間」と「お金」は、失って
でも、得るもんがある。

 

工場長「考え方次第やと思う。失敗のなかに、なにかを見出そうという
意識があるか、ないかや、と」

 

(どうしてそんなふうにパワーでる?取材中、一瞬たりともわたしから目をそらさない的場さん。こんな取材相手は、正直、はじめてだ。フツウ、目をそらす。)

 

モノづくりが好きで、この仕事で生きていきたいから。
もう、モノをつくって、ごはんも食べられるっていう。

ごはんが食べたいからモノをつくってるんじゃないんで。

 

プラスチックのぺらっぺらの仮面を買ってきて、図面のないところからこんなんも
マシニングセンタで切削加工でできまっせ、ウチ・・・
って持ち歩く営業ツールにつくってみたり。
製品はお客様のものなんで、見せられないんでね。

 

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営業ツールぢゃい!

 

うーん。ただね、これ見て、「こういう仕事ばっかなの」と見えちゃってふつうの
かんたんな仕事がこなかったり(笑)。
ややこしいのばっかり、きてまう(笑)。
ほんまやったら、かんたんなのもしたいのに(笑)。

 

(ここ、書くのやめよっか。と言ったら)

 

書いてください、こここそ!(笑)

 

工場長「かんたんなモノを、やすく、はやくつくる、これも難しいんすよ」

 

(かんたんなモノをやすくはやく、これ中国など海外と同じ土俵になってしまうのでは・・?)

 

いや、時間やお金の、なにかを捨ててまで同じ土俵にのることはしてない。
やすくはやくつくって、そんなおおきくはないけど、利益もある状態。

 

なぜそのバランスがとれるか?

 

失うことを、人より怖く思てないから。
ちょっとの工夫で、考えて、失敗を恐れずやってみる。

そうすればできる。

 

逆に、リーマンショック前まで、どんだけみんなもうけてたん?
て思う。
いまが適正とちゃうか・・・て。

 

頭しぼって、考えたら、できる。
失敗したときは、もちろん人間やから、泣きそうになるくらい、つらい。
でもそれがすべて、ムダになってない。
瞬間苦しくても、あきらめずやっとったら、失敗したときに考えたこと、
買っちゃった工具や機械が、あとで、必ず、生きてくる。

 

(具体例をひとつ、頼む。ここ読んでただの精神論かい、と思う人いたらむかつくから、わたしが。)

 

今年の2月ころのこと。
安い仕事を、ムチャしてうけてた。3~4日、家にも帰らないで仕事。
頭じゃなく体をつかって、まさに中国など海外と同じ土俵のやり方をつづけてた。
ムチャですわ。
ウトウトして仕事つづけてて・・・

 

機械こわした。

 

その瞬間、その機械でやるはずやった納期の厳しいすべての仕事ができなくなった。夜中に、お客さんに電話して、事情話して謝った。断った。
「機械直るまで待つわ」と言ってくれたお客さんもいた。

 

詰めてた仕事、なくなった。
それで時間ができた。
考える時間が。

 

苦しかった。
1ヶ月葛藤した。

 

人が仕事をするのでなく、機械に仕事を任そう。
そして、体が楽になった分、俺ら、考えればいい。

 

あのときのお客さんにはほんとうに迷惑をかけてしまったけれど、
機械を壊してなかったら、
この考え方にはたどりつけなかったと思う。

 

そのときつくったのが、「タカイ1号」。それと、買った工具が、いまや、大活躍。

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タカイ1号と買った工具

 

ブログはね、気分。(決してご自身の中で、無理はせず、自然体で、という意味で)

 

ツイッターとか?やり方いまひとつわからないんで、まだ放置。
つながりが増えそうでいいなと思うけど、ツールのひとつだと思っていて。
つながりはあせることない、ゆったり増えていけば、と。
人に感化されすぎると、それもつらくなるかと。

生きるって、やぱ、つらいこと多い。
だったら、人に感化されすぎることなく、自分の信念で生きていきたい。

 

信念。
モノをつくりたい。

 

自分達だけが富・利益もつためじゃなくって、次の世代にわたせるモノづくりができなければやる意味がない。

 

工場長「そんなしんどそうなこと、はたからみてて、『俺もやりたい』て子供が思うかぁぁ?、て見えててはいかん。モノづくりの職人見て、『カッコええ』てあこがれられるようにならんと」

 

よく、若者の製造業ばなれ、とか言われるけど、
製造業だけじゃない。
働くこと自体から、仕事自体からはなれてるんとちがうか。

 

いま、変わらんと。

 

俺らみたいな、0から1人で起業した町工場、護るもんなんてひとつもない。
進んでいくしかない。
やってみないとわからんでしょ?

 

(バカだわ、と言われて起業して8月で3期目。誇りだ。)

いまあの頃の俺に会ったら、俺も、バカって言う。やめとけや。て(笑)
工場長「でも、聞かへんやろ(笑)」

 

そして、同じ東大阪の株式会社アオキをはじめて見学。
工場見学では、子供のようにはしゃぐ2人。
「アオキさんでも、ウチと同じここの機械つかっとるんや~」
(カワユス)
「この機械苦手やわ~」
(コドモかっ)

 

同社の取材されたTV番組のビデオ30分視聴後、念願の青木社長ご本人からお話を伺う。

 

ビデオとその日の生青木社長より・・・
「かわらんと」
「やってみないとわからん」
「失敗をおそれて自分の手でさわれない人が多い、さわってみ」
「やったことは、必ず、プラスになる」「誇りをもて」
「下の世代にわたさんと」
「しんどいときこそチャレンジ」
「成功例を若者に見せるで」
「日本の中小企業をバカにしたらあかんで」

 

(取材内容とあまりにかぶってて鳥肌がたったね、的場さん。つながりはゆったりって言ってたけど、彼の一声で東大阪だけでなく、四日市や八尾などから続々製造業メンバーがあつまったその夜の懇親会。幹事で汗かく彼から、最後にもらった、一言。)

 

「はい。もう。青木さんのお話、めっちゃかぶってて・・・
・・・・・・ちょっと、おセンチになっちゃいました、俺」

 

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おセンチにもなるで・・・

 

(文・撮影:始末屋メーテル)

どうも、ochiです。

いつもは書評を担当している私ですが、

今回はひょんなことから、企業紹介に初挑戦することになりました。

 

しかも、これまた応援ブログとしては初の試み、

産業ナビさんとのコラボ企画となっております。

。。。不安です。

 

ちなみに、産業ナビさんの記事はコチラです。

さすがの文章力です。

 

切削加工の研究開発型町工場、株式会社由紀精密【今日の個店!  産業Navi】

 

 さて、そんな初取材、初コラボを快く引き受けてくださったのは

神奈川県茅ヶ崎市にある株式会社由紀精密さんです。

 

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【株式会社 由紀精密】

253-0084   神奈川県茅ヶ崎市円蔵370茅ヶ崎機械金属工業団地内

hp  http://www.yukiseimitsu.co.jp

mail  info@yukiseimitsu.co.jp

 

 

取材に応じてくださったのは常務取締役の大坪さんと開発部主査の笠原さん

このお二人は、中学時代からの付き合いだそうで、取材中も絶妙の掛け合いでした。

 

 

由紀精密さんの前身は、1950年に設立された大坪螺子製作所というネジ屋さん。当時はロクロと呼ばれる機械で、ネジの制作をしていたそうです。

 

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そのロクロですが、なんと由紀精密さんに残っていました。今でもちゃんと動きます。しかも、ちょっとした仕上げで、実際に使用することもあるそうです。

こういう、昔からの機械を大切に保管し、使用しているというのは、なんとも言えずいいもんですね。人に、いや企業に歴史ありと言った感じでしょうか。

 

 

さて、そんな由紀精密さんの現在の得意分野は

その歴史ある切削技術を生かした、精密切削加工です。

 

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どのぐらい得意かと言いますと、森精機主催の『第6回切削加工ドリームコンテスト/試作・テスト加工部門』にて由紀精密さんの作品『インコネルメッシュ』が、なんと、金賞を受賞。

実際に現物を見せていただきましたが、ものすごい細かい造り込みがされていて、技術の高さがビシビシと伝わってきました。というか、どうやって作っているのやら???

(参考 / 森精機 第6回 切削加工ドリームコンテスト 受賞作品

 

ちなみに、この『インコネルメッシュ』に負けずとも劣らない素晴らしい精密加工サンプルを色々と見せていただいたのですが。。。すみません、写真撮れてませんでした。

『見たい!』という方がおりましたら、直接由紀精密さんを訪ねていただければと。。。

 

 

また、この切削技術のノウハウを生かして掲げているのが『研究開発型』町工場。大学や、研究機関などへの提案型の設計・制作を行っています。

『規模の小さい町工場だからこそ、低コストで短納期の対応が可能である』と大坪常務は言います。確かに大学や研究機関のような場所の仕事は、同じものを大量に作るのではなく、一つ一つ試行錯誤しながら創っていく仕事でしょうから、これは町工場の得意とする分野かもしれません。

 

 

工場内ですが、精密加工を得意とする会社だけあって、非常に整理が行き届いています。

刃物等の工具、受注状況、さらに完成した製品などは、それぞれ専用の管理棚に置かれ、社内のデータベースと連動して管理されています。

また、急な依頼に対応できるように色々な種類の棒材を在庫として持っているのですが、この管理はなんとバーコード。

失礼ながら、町工場でここまでの管理体制を築いている会社はなかなかないのではないでしょうか?

 

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さて、今回取材に応じてくださった大坪常務は、現社長の息子さんです。

その常務が入社した時は不景気真っ只中だったそうです。

 

『このままじゃ、まずい』そう思った常務は行動します。

それが顧客に対するアンケートの実施。

これによって、自社の強みと、弱みを客観的に知り、具体的な対策を練ったそうです。

 

例えば、アンケートの結果、強みとして『品質』があげられたそうで、

それをさらに強固なものにするためにISO9000を取得し、

『品質』のよさをアピールできるようにしたとのことです。

 

 

また、町工場の規模ですと、悩みの一つとして仕事の密度の偏りが上げられるかと思います。

その原因のひとつが、『同じ分野の仕事ばかりしている』ため。

 

そのリスクを分散するために、

これまで、電気・電子・通信分野でほぼ100%を占めていた受注内容を航空・宇宙分野、大学・研究分野等への参入を図ることで、受注のリスクを分散することに努めました。

その結果、今では電気・電子・通信分野、航空・宇宙分野、大学・研究分野のバランスがほぼ3割と丁度良い受注バランスを維持しているとのことです。

 

う〜ん、考えてらっしゃいます。

このアンケートの実施による自社分析や、リスクの分散は厳しい情勢の中小企業にとって実施しておきたい項目ですよね。

 

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最後に、将来の展望・夢を語っていただきました。

50年後に『すごい』と呼ばれるような技術をやりたい

10〜20名規模の中小企業のモデルケースになりたい。

(大坪常務)

・家に帰って、美味しいビールが呑めるような仕事をしたい。

(笠原主査)

色々考え、実行している由紀精密さんですから、きっとこれらの夢も叶うのではないでしょうか。

 

 

さて、どうにか初取材記事を書くことができました。今までyamag編集長の取材に同行してお話を聞く機会はあったのですが、単独の取材は今回が初めて。正直、取材をする前はどうなる事かと思いましたが、どうにか記事にはなったのかなと。。。

とはいえ、今回の由紀精密さん、自分の腕が未熟なため、記事にできたのは伺った内容のごく一部。本当に色々な事を段階的、理論的に考えてらっしゃいました。

こうやって色々な事を考え、色々な事を試行錯誤しながら実行している町工場は非常に多く存在しています。不景気、不景気といいますが、まだまだ町工場の明かりは消えませんよ!!

 

 

以上。

取材に応じてくださった株式会社由紀精密 大坪常務、笠原主査。

コラボ取材を提案してくださった、産業ナビさん。

また、取材に同行してくださった株式会社ミヨシ 杉山専務。

本当にありがとうございました!!

 

 

今回ご紹介した由紀精密さんの技術に興味のある方は、直接お問い合わせ頂くか、当ブログのお問い合わせページからご連絡ください。
http://www.sugoizo-blog.com/toiawase.html

 

【株式会社 由紀精密】

253-0084   神奈川県茅ヶ崎市円蔵370茅ヶ崎機械金属工業団地内

hp  http://www.yukiseimitsu.co.jp

mail  info@yukiseimitsu.co.jp

 

今週は、東京都稲城市にある丸和精光株式会社を紹介します。

 

創立昭和52年。

試作、量産の部品加工を主業務とされています。

工場は2棟。

試作部品加工工場と量産部品加工工場があります。

社員数は、20名です。

http://www.maruwaseiko.co.jp/

 

対応していただいたのは、取締役の光山さん。

今回、応援ブログにメイルをくださった方です。

本社工場の2階が事務所になっており、そこで1時間くらい会社の経歴など聞かせて頂きました。

 

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丸和精光の最大の特徴は、機械加工だけでなく、部品設計もできることにあります。

通常は、メーカーから図面が支給され、段取治具をつくり、与えられた公差内で製品を削り出し、納品、というプロセスですが、依頼があれば、メーカーの設計者と協議しながら、自社で設計し、加工、納品まで行います。

加工した物を組み立てて、ユニットとして納入することもあります。

大手メーカーが設計段階から発注することはめずらしく、高い信用力がないとこのようなことはまず有りえません。

丸和精光の技術レベルの高さが、このことからもよく理解できると思います。

 

1階の工場へ下りていくと、社員の皆さんが元気良く挨拶をしてくれました。

社員には若い方が多く、工場内は活気があって、みなさん楽しそうに仕事をしていました。

丸和精光の工場長は、楽しい職場作りに拘りを持っています。

この情熱的な色合いのマシニングもそのひとつ。

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 これは工場長の強い要望で、特注で塗装してもらったのだそうです。

 

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そしてこれは世界的に有名な工具メーカー「snap on」のツールステーション。

ここまで拘る人、またそれに応えてしまう会社。そう多くありません。

利益云々言う前に、まず働く人の環境を考える。

企業にとってそれが一番大事な部分なのかもしれません。

 

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昨年末に

「部品コストを3割引き下げへ、トヨタ、下請けに通知」

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_k/news/d/2009122201000252/

という記事が掲載されました。

これはトヨタに限らず製造業全般に言えることですが、現状、すでに3割ダウンまたはそれ以上のコストダウンを強いられている製造工場も少なくありません。

町工場は、利益の出せる体質に変えようにも資金の問題、人材の問題などでなかなか実現できず、泣く泣くメーカーの言値で請けてしまう。というのが現状かと思います。

製造現場からは、下請けいじめ、という声すら聞こえてきます。

 

しかし、光山さんは言います。

たしかに、下請け企業に一方的にコストダウンを強要する大手メーカーばかりが目立つが、中にはしっかりと協力会社の利益も考えて共に成長していこうと考えている大手メーカーもあります。

だから、そのような悪い体質になど負けていないで、良いメーカーと取引きできるように積極的にどんどん前に表に出てきてほしい。

私たちと競合になっても構わない。そうであれば、むしろ、受けて立ちます。と。

素晴らしい。まさにサムライスピリッツ。

 

丸和精光が取引きしている大手メーカーの『共存』の精神は、光山さん自身にも受け継がれています。

協力会社へ仕事を依頼するときは、先方にその利益がきちんと出ているかどうかいつも気に掛けているのだそうです。

あまりにも無理をした見積が来たりすると、逆に問い合わせすることもあるのだそうです。

 

利己主義経営では、協力メーカーは離れていき、孤立し、いずれ回らなくなり消えていきます。

企業同士、互いに切磋琢磨し、共に成長して行くのが、本来、企業間の良い取引関係なのではないのでしょうか。

 

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不況に、円高に、更なるコスト競争に、ますます厳しい状況に置かれる町工場。

これからどういう形で生き残っていけばよいのか。

難しい問題ですが、丸和精光のように常に全力で前向きに果敢にチャレンジいけば、何か道が開けてくるのかもしれません。

言われるがままの下請け体制から飛び出して、共に成長していける企業と手を組み、強い町工場を目指し、頑張っていきたいですね!

光山さん、今回は力強いお言葉をありがとうございました。

丸和精光の発展をこれからも応援しております。

 

今回ご紹介した丸和精光?の技術に興味のある方は、直接お問い合わせ頂くか、

当ブログのお問い合わせページからご連絡ください。
http://www.sugoizo-blog.com/toiawase.html

 

丸和精光株式会社

〒206-0801

東京都稲城市大丸1358-7

TEL 042-377-9980

FAX 042-377-9981

http://www.maruwaseiko.co.jp/

 

久しぶりに取材に行ってきました。

東京都西多摩郡瑞穂町。

今週は、有限会社アルカディアを紹介します。

 

アルカディアは、試作、部品の削り出しを主業務とされています。

得意分野は、アルミの削り出し。

しかも超短納期ものにとても強いです。

 

3軸加工機では難しいとされる形状も、複雑な加工用治具を設計し製作し、見事に削り上げてしまいます。

バイクやロボット系の部品が多く、アルカディアの部品は、日本中、いや世界中で広く使われています。

 

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アルカディア高野社長は、モータースポーツが好きで、バイクやスポーツカーにとても詳しいです。

子供のころからフェラーリに乗るのが夢だったそうで、その夢を実現させるためにひたすら頑張ってきたのだそうです。

ひとつの夢を追い続けるというのは、浪漫があって良いですね。

しかも、子供のころから憧れていたものだとなお更です。

 

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そして、現在。

追い続けていたあの夢のフェラーリは、、、所有していませんでした。

なぜ、あれほど憧れていたフェラーリを購入しなかったのか。

それには、経済的な理由ではない、きちんとした理由がありました。

その理由を一言でまとめると、、、

“憧れる思いが強いが故に飽きらめざるを得なかった”

ということです。

ちょっと解り難い表現でごめんなさい。

解る人には解るのですが、いろいろなことに配慮し、このような表現にさせて頂きました。

 

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そんなモータースポーツ好きな社長は、バイクパーツの図面を見ると、すぐにどこに使われる部品なのかが判ります。

どの部分の公差が最も重要なのか、公差の緩い部分はどこなのかを瞬時に見極めることができます。

実は、これは、加工用の治具を素早く設計するのにとても重要な能力なのです。

部品加工という仕事は、与えられる工期がとても短いので、一分一秒でも速く製作に取り掛からないと納期に間に合わなくなってしまいます。

段取り工程をいつまでも考えていたら、その短納期に応えられなくなってしまうのです。

アルカディアは、高野社長のこの見極める特殊能力によって、超短納期な部品加工に応えることができているのです。

 

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さて、フェラーリを手に入れなかった高野社長。

それでもスポーツカー好きは変わらず、スポーツカーに絡めたビジネスを始めるようになりました。

きっかけは、よく通っていたカーショップからの依頼。レストア部品の作製依頼でした。

現物から寸法を測り取りし、それを基にCADデータ化。そして、加工。

見事な仕上がりに、カーオーナーも大喜びしたそうです。

初のスポーツカーレストア部品ビジネスは大成功したのですが、その中で多くの課題が残ったのだそうです。

このビジネスはまだ始まったばかり。

今後は、その課題をひとつずつクリアしていき、スポーツカーを愛する人たちのためのモノづくりをしていきたいということです。

アルカディアのこれからを期待しています。

 

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世界のレースで活躍しているバイクや世界的に有名なロボット。

先日、感動を与えてくれた衛星はやぶさも然り。

メディアや大手メーカーは、なぜかあまり伝えないのですが、このようなハイテク製品で使われているほとんど部品は、小人数で営んでいるこのような日本の町工場で作られていることが多いです。

今日からテレビや新聞、ネットなどで、ハイテク製品を見たときには、アルカディアのような町工場を思い浮かべて、日本の町工場はすごい技術を持っているんだ、と感じもらえたらうれしいです。

 

今回ご紹介した?アルカディアの技術に興味のある方は、直接お問い合わせ頂くか、

seizo-ouen@gs-field.netへご連絡ください。

 

有限会社アルカディア

〒190-1221

東京都西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎872-8

TEL 042-568-0850

FAX 042-843-4510

http://arcadia-net.net/

http://arcadia-net.jugem.jp/

製造業応援ブログの記念すべき第一回目で紹介したウォーマー株式会社。

先日、近況を聞きに行ってきました。

 

前回のウォーマー株式会社の記事はこちら

ウォーマーは、1工場で製缶、2工場で射出成形型製作/検査治具/加工治具製作を製作されています。

 

2工場には、たくさんの金型が置かれていました。

新型もいくつかありましたが、ほとんどは設変や修繕依頼の金型で、中にはかなり年季の入ったものもありました。

ちょうど行ったときに作業していた金型は、以前に何回か修正が入った痕跡があるもので、素性が分からない、基準がどこにあるかも分からない、といった厄介なものでした。

このような金型の修正は、現物合わせでしか出来ないため、経験値が高い職人でなければ出来ない仕事です。

 

ウォーマーでは、現在、金型の他に力を入れているものがあります。

それは、ブロー成型後のトリム加工や穴加工、INJ部品の設変加工などに使わる自動加工機です。

 

warmer01.jpg←これは、ウォーマーで製作された自動加工機です。

樹脂製品をこの加工機にセットし、2つの緑色のボタンを同時に押すと、シーケンスで制御されたエアシリンダによりそれぞれの機構が動き出します。

樹脂のクランプで押さえ、カッターで切断、少しタイミングが遅れて、ドリルによる穴加工、続いてパンチダイによるピアス加工。

見ているとからくりマシンのようで、面白いです。

 

 

warmer02.jpgこの自動加工機を設計から製造、組み立て、シーケンス設計まで社内一貫生産しているので、質の高いものを短納期で作ることができます。

ウォーマーは、この自動加工機を作れるようになったことで、「ブロー型+検査治具+自動加工機」この3点をセット受注できるようになりました。

通常、この3点は各専門メーカーにそれぞれ発注されますが、設変などが入った場合、発注メーカーはその3社にそれぞれ連絡しなければならず、大幅な手間と時間が掛かってしまいます。「変更した形状が各社で違う」なんて可能性も否めません。

ウォーマーの提案するこの一括発注では、発注メーカーはウォーマー1社への連絡だけで済むので、手間を大幅に削減することができます。さらに、3部品とも同じCADデータを使うので、コストダウンにも繋がり、発注側、受注側、双方にメリットがあります。

 

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さて、ウォーマーには自社商品がいくつかあります。

第一回目に紹介したのは、湯たんぽでしたが、その後、また新しいものが誕生しました。

 

↓こちら、エコパイポ(仮)

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このエコパイポ(仮)は、横浜テクニカルショウの心技隊のブースに参考出展されていました。

もしかしたら見られた方もいるかもしれません。

まだ製品化はされていませんが、 実用新案は取得済みです。

これから、量産の段取り、パッケージ、販売ルートの確保をしていく予定だということです。

製品化され、店頭に並ぶことを楽しみにしています。

 

もう一つ、自社商品があります。

こちらは、 1工場の製缶部門で作製されているものです。


warmer07.jpg←こちら、野球用ネット。

実はこれ、1工場の社員たちが、

「自分たちも何か自社商品を作りたい。作って売りたい。」

と言って、自ら始めたものだそうです。

ネットショップで販売しているのですが、このネットショップも社長に言われた訳でもなく、1工場の社員たちが自ら立ち上げて運営しているのだそうです。

 

 

warmer08.jpg毎日、与えられた仕事をただこなすだけではなく、このように率先して、自分たちで出来ることを探し、行動し、そして会社の売上げに貢献していく。

このような社員がいる会社は、他のどんな大きな会社よりも強いと思います。

社長、社員が一体になって会社を動かしているウォーマーは、これからどんな荒波が来ようとも絶対に乗り越えていける会社だと思います。

 

ウォーマー株式会社。

これからも応援していきたい会社です。

今後もまた機会を作って近況報告をしていきたいと思います。

 

今回ご紹介したウォーマー?の技術に興味のある方は、直接お問い合わせ頂くか、

seizo-ouen@gs-field.netへご連絡ください。

 

ウォーマー株式会社

代表 : 佐野 芳史

静岡県沼津市小諏訪44-2

055-923-5111

HP:http://warmer.co.jp/

ネットショップ(湯たんぽ):http://warmer.cart.fc2.com/

ネットショップ(野球用ネット):http://next8523.web.fc2.com/

 

 今週は、神奈川県茅ヶ崎にある大昌製作所を紹介します。

 

1967年創業。
従業員5名。

 

設備は、
OKKマシニングセンター
汎用旋盤
大型旋盤
平面研削盤
ワイヤー放電機
など、です。

 

工場は、JR茅ヶ崎駅から北に向かって車で5分ほどのところにある
茅ヶ崎機械金属工業団地内にあります。
対応してくださったのは、専務の石塚様です。

 

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大昌製作所は、金型部品、治具部品、航空機や医療の精密部品などの
切削部品を主に製作されています。
主力は、OKKの高速マシニングです。
付加1軸のインデックスをつけて4軸対応としています。

 
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同時4軸加工が可能なので、ワンチャックで多くの複雑な形状を加工することができます。
加工サンプルが事務所に展示してありました。

 

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サンプルは、円筒系のものが多いですが、角物でもなんでも切削加工物であれば、
ほとんどの形状を精度よく削リ出すことができます。

 

旋盤は、町工場ではあまり見かけない大型のものがあります。
ちょうどお伺いしたときに、職人である社長様が大型旋盤で大物製品を切削していました。
この大型旋盤、最大チャック径はφ1000、芯間は2000mmもあります。
今までこれほど大きな旋盤を見たことがなかったので、そのφ1000もの大きなテーブルが
パワフルに回っているのを見て、ものすごく興奮してしまいました。
社長様は黙って真剣に仕事をされていましたが、旋盤を操作しているその後ろ姿からは、
 ― 幾たびの荒波を乗り越え、腕一本でここまで成長させてきた
というような自信を感じました。

 

大昌製作所は、地元の町工場7社が集まって発足した”ものづくり集団「CmonoC」”のメンバー
として活動されています。
詳しくはこちら
http://dyshow.at.infoseek.co.jp/cmomoc-page.html
これだけの設備や技術のある会社が集まれば、作れないものはないでしょう。
技術だけでなく、生み出されるアイデアもおもしろく、昨年開催された「2009湘南平塚テクノフェア」に
出展された物は、アルミとSUS、アクリルで作られた「アメ玉搬送機」。

 

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現物は見られませんでしたが、展示会での評判はは高く、特に子供たちには好評だったようです。
やはり、ものづくりに興味を持ってもらうには、このような遊び心が必要なのでしょうね。

 

遊び心といえば。
大昌製作所では、「メタルテトラ」という金属削り出しのテトラポットを製作、販売されています。

 

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展示会に出展したところ好評だったので、HPでの販売を始めたそうです。
サイトはこちら
http://dyshow.at.infoseek.co.jp/new-tetra.html
実際に手に持ってみたのですが、金属の質感とずっしりとしたその重みがとても心地よく、
金属削り出し感あふれる仕上がりになっています。
この重みは間違いなく、マニア心をくすぐると思います。

 

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石塚専務は言います。
「若い人たちが楽しくものづくりができるような会社、活気溢れる職場にしたい。
また、そういう社会にしたい。」
昨今、日本では若者のものづくり離れが進んでいると言われています。
日本がこれからも経済発展していくためには、日本のものづくり技術やその志を若者に
受け継いでいかなければなりません。

 

「ものづくりの魅力を伝える」
石塚専務のその高い志は、必ずや日本の製造業を発展させていく力になっていくことと思います。
そして、大昌製作所はその高い技術力と共に更に魅力ある企業に成長していくと思います。

 

応援ブログは、大昌製作所をこれからも応援していきます。

 

今回ご紹介した?大昌製作所の技術に興味のある方は、直接お問い合わせ頂くか、
seizo-ouen@gs-field.netへご連絡ください。

 

有限会社大昌製作所
〒253-0084
茅ヶ崎市円蔵370 茅ヶ崎機械金属工業団地内
TEL 0467-86-6768
FAX 0467-87-4335
http://www.dyshow.jp


チーム「職人魂」をご存知でしょうか?

今年の4月の大田区フェアに行かれた方はご存知かと思ますが、「職人魂」とは、大田区製造業の職人たちが、ものづくりの技と楽しさを伝えるために集まった職人集団です。

製造業漫画「ナッちゃん」の作者、あの、たなかじゅんさんも一緒に活動されています。

「職人魂」は、この大田区フェアにスターリングエンジンやアノマロカリスなど、おもしろい機械製品を展示されました。

その展示会の様子は、以前、彦さんがレポートしてくれたのでこちらをご覧ください。

http://www.sugoizo-blog.com/2009/04/13-1.html

 

?INGは、そのチーム「職人魂」のメンバーとして活動されています。

お伺いした時、出展されたスターリングエンジンがあったので見せて頂きました。

僕は、大田区フェアには行かなかったので、現物を見るのはこれが初めてです。

 

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スターリングエンジンは、空気の熱膨張を利用して動くとってもエコな機関なのですが、パワーが弱いことが欠点なのだそうです。

 

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機構模型も見せて頂きました。

右手のハンドルを回すと中央にある偏心リングが回って、ピストンが動くしくみになっています。

このリンク機構の滑らかで且つ精工な動き。

見ているだけでワクワクしてきます。

 

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通常、内燃機関ピストンエンジンのピストンには、ガスが漏れないようにシールするピストンリングという部品がありますが、このスターリングエンジンには、それがありません。

ピストンとシリンダにはわずかなクリアランスがあるだけ。ということなのですが、空気が漏れないクリアランスってどのくらいなのでしょう?!

僕には想像できません。

これが「職人魂」の職人技なのです。

 

チーム職人魂は、機構的にはあまり関係のないこんなところまで拘っていました。

 

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この脚。よく見ると蔦模様が彫られています。

 

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1本に付き3面、それを3本。すべて手彫りだそうです。

どの面の彫刻も乱れることなく、まるで機械で彫られたような精密な蔦模様。

これもまさに職人技です。

 

 

因幡さんは、チーム「職人魂」で、たなかじゅんさんと関わりがあることは先に書きましたが、実はあの製造業漫画「ナッちゃん」に登場するある人物のモデルにもなっているのです。

事務所から掲載されたその雑誌を持ってきてくれました。

 

そのシーンが、これです。

 

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読んだ方は分かると思いますが、大田区の腕のいい加工屋さん、平山君という人物のモデルとなっていました。

さすが、たなかじゅんさん。

因幡さんの雰囲気、よく出ています。

さて、この画にある平山君とナッちゃん。このふたりの慌て様が気になりますよね。

一体、このふたりはどのような関係なのでしょうか。

これは、現在、スーパージャンプで連載中の東京偏エピソード15「ナッちゃん、再会する」に出てくるシーンなのですが、まだ単行本にはなっていないので、今はこの雑誌でしか読めません。

このふたりの関係が気になる方は、この雑誌を手に入れるか、出版を待って読んでください。

 

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1ページ目を見ると、なんとなんとミナロさんの作った等身大ナッちゃんが載っていました。

漫画の世界2次元の世界から3次元の等身大ナッちゃんが作られ、それがまた2次元の世界に戻っていく。なんか不思議な感じがします。

等身大なナッちゃんの記事はこちら。

http://www.sugoizo-blog.com/2009/03/2009-3.html

 

 

 

さて、?INGの加工技術についてです。

主力のマシニングは、森精機のNV5000です。

 

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この高速加工機に付加2軸のインデックスをつけて5軸対応としています。

加工の内容としては、同時5軸加工というよりも、固定5軸の加工が中心となっています。

 

ちょうど作製されていた物を見せて頂きました。

5方向から加工しなければならない形状なのですが、このインデックスを使い、ワンチャック、つまり1段取りで加工をしていました。

インデックスが無ければ、5段取り分の工数と治具費用が発生してしまいます。

昨今の短納期と低価格の要求に対応できる確かな技術とノウハウが、?INGにはしっかりとあるのです。

 

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?INGは、今後もさらに厳しく要求される短納期、低価格に対応するべく、常に新しい工法を研究し、技術を磨いていくということです。

?INB社長のあの熱い思いを継ぎ、日本の笑顔のためにものづくりに情熱を燃やす?INGさんをこれからも応援しています!

 

今回、紹介した?ING、?INBの技術に興味にある方は、直接、お問い合わせ頂くか、

seizo-ouen@gs-field.netへご連絡ください。

 

株式会社アイエヌジー

〒146-0094 東京都大田区東矢口2-15-17

TEL 03-5741-1495

FAX 03-5741-1496

 

有限会社アイエヌビー

[本社工場]

〒146-0094 東京都大田区東矢口2-15-17

TEL 03-3756-2008

FAX 03-3756-2082

[羽田工場]

〒144-0044 東京都大田区本羽田2-12-1 テクノWING503

TEL 03-5735-1022

FAX 03-5735-1023


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